朝6時前、夫が「背中痛て~」とわめき始めまして…。ちょっと様子を見ておりましたが、どうもおさまりそうにないし、夫本人が「我慢できん!! 緊急対応センターに電話しろ!!」なんていうものですから、しましたよ。緊急電話初体験…
結局、救急車なんぞを派遣していただいて、夫は病院に行ったのでした。あっ、でも夫はもうすっかり元気になって家に帰ってきておりますので、ご心配は全く無用です。急性の痛みの原因もわかり、それも完全に排除されたようで、今は、はっきりいって今までよりも元気はつらつの夫です。
実は書きたかったのはそのことではなく、大きな市の近郊にある小さな市に住むことの不公平さです。
近年、地方財政もいろいろ厳しいですから、いろんなところでサービスが縮小されているわけです。で、うちの市では、救急センターが数年前から24時間体制ではなくなっています。急病になったらどうするかというと、となりの大きな市の救急センターに行くんですね。ところが、我が市の市民は当然のことながら、その大きな市の市民ではありません。ですから、我が市の救急センターが午前8時にオープンすると、大きな市の救急センターから、すぐ住民票のある市の救急センターに送り返されるのだそうです。
今日、救急車が来てくれたのが7時過ぎごろだったんですね。わが市の救急センターには8時にならないと入れません。何でも今日来ていた救急団員の話によれば、以前8時前に患者を担ぎ込んだら、すごく非難されたんだそうです。だから、8時前にそこには連れて行けない。一応となりの大きな市の救急センターにも問い合わせてくれたのですが、わが市の救急センターが開く時刻にすぐ送り返しになるからということで… まあ結局、命にかかわるほどの緊急な事態ではなかったこともあって、わが市の救急センターの8時のオープンに合うように夫をそこに連れて行ってくれました。
サービスが大きな市に集中すると、近隣の市の市民は、その大きな市のサービスを使わざるを得ないのに、そこの市民ではないために、大きな市の市民と100%同じサービスは受けられないのですね。…そんなことに本日気づいた次第です。
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今日の国営放送Yleの8時半のTVニュースの最初に報道されたのは…
フィンランドはギリシャ金融支援の見返りとして、ギリシャと担保取り決めをしています。そして、この取り決めの内容は、秘密書類扱いとなっているようです。「公開すべきだ」という声の上がる中、部分的に公開しましたが、今回公開された部分はあまりにも不十分で、一切本質が見えない…とそんな話題でした。