フィンランドでの日常生活を綴っています。

ラベル 植物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 植物 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

木曜日, 5月 09, 2024

プシュキニア・スキロイデス(フィンランドの植物)

event_note5月 09, 2024 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランド語名は posliinihyasintti(磁器ヒヤシンス)。白地に青っていう花の色合いがなんとなく磁器を連想させるということなのでしょうか?
 

和名が見つからず、見つかったのは学名をカタカナ表記したものだけでした。日本ではおなじみじゃないのかな?  

もっともフィンランドの自然界でもそれほど見かけないかも。原産はトルコとかイランとかのあたり。もともとフィンランドには園芸用に入ってきているみたいです。でも、逸走植物として自然界で見られることもあるらしい。

私自身は、去年初めて庭の片隅で1株見つけました。どこからどうやってそこに根付いたのかは不明です。鳥が運んできたのかとも考えたけれど、この植物は基本 球根で増えるのだと知って謎は深まる…🤔

いずれにしても、去年現れた場所に今年も律儀に顔を出してくれました(最初の写真)。そういえば去年も写真撮ったはず…と見返してみたら、見つけたけれど撮った日付がぜんぜん違う!今年より半月以上早い時期でした。


確かに今年は寒い!先日も夜は氷点下になったし、日中も低めの気温の日が多いです。

早く暖かくならないかなあ…

にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村

月曜日, 4月 08, 2024

セイヨウネズ(フィンランドの樹木)

event_note4月 08, 2024 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
100種チャレンジ(関連:自然史博物館主催の100種チャレンジ)のリストの植物などについて、一部ここにも書いていこうと思います。今回は、セイヨウネズについて。フィンランド語では kataja(カタヤ)です。音だけ聞くと、なんか日本語っぽい?!

フィンランドでは在来種。ごく身近な木です。そのせいか kataja って言葉、名字とか地名の一部としてもよくお目にかかります。

セイヨウネズはフィンランドでも 10m〜15m ぐらいの高さまで育つこともあるそうですが、多分それは稀なパターン。基本低木で、一本の幹ですくっと背高に育つよりも、根本から何本かの幹になって生えていることのほうが多い気がします。少なくとも私がよく目にするのにはそういうのが多い。それに大きくもない。

フィンランドでも1000年ぐらいまでは生きられるそうです。どこかに現存するのかな、そんな長寿のネズ。もしあるなら見てみたい🤩

セイヨウネズはうちの庭にも自生しています。数えてみたら20本余りありました。そのうちのひとつ。


こちら↓は庭に生えているものの中で一番大きいやつ。


この一番大きい木に関しては、2017年にブログ記事を書いています。


その時の写真と比べて、大きさはほとんど変わっていないような…。邪魔な枝や幹を時折取り除いても来たものだから、もしかして今のほうが7年前より貧弱に見えるかも😓

雌雄異株なので、実を付けるのはもちろん雌株だけ。ついでに言うと、これは果実というより球果、つまり松ぼっくりみたいなものらしいです。


熟した実は香辛料として使われてきました。有名どころはジンですかね。ただこの実、収穫するのがちと難儀。葉っぱがとげとげしていて痛いのよ😣 

日当たりのいい場所にはえる木。薄暗い森の中のような所ではほとんど見かけない代わりに、日当たりが良ければ土壌が薄くて乾燥気味の場所でも生えていたりします。写真をあさっていたらこんなの↓も見つかりました。たくましい!


にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村