2016年9月14日水曜日

フィンランドの乳癌検診

先日、市からマンモグラフィへの招待状!!が届きました。


市が主催する乳癌検診は2年に1回。うちの市では、50歳~69歳が対象(年齢がちょっとばれたか?)になっています。(自治体によって多少の違いはあるかもしれません。)

検診の場所は隣の市の私立病院。うちの市がその病院のサービスを買う、という形になっているのでしょう。検診の自己負担はありません。ただ、住んでいる場所によっては、その病院まで足を運ぶのがめんどうに感じるかもしれませんね。

ちなみに、我が家からその病院までは23㎞。近いって感じます?それとも遠い?
くうっけりは「近い」と思っています…感覚がフィンランド人化してるんでしょうか?


自分で予約する必要はなく、市のほうで日時を指定してきます。直接病院に電話をする、あるいは病院のホームページで、日時の変更は可能です。強制ではないので、断ることもできます。

招待状?には、検査についてやその結果の解釈について、とても丁寧に説明してあったので、感心しましたよ。これぐらい丁寧に書いておかないと、あとで困ることもあるのかな。腫瘍があったとしても、この検査で発見できないことがあるってことが、ちゃんと書いてあったし。


ところで、市で主催してくれる女性対象の検診はもう1種類あります。子宮頸癌の検診です。これも自治体によって多少違いがあります。うちの市の場合は、30歳~60歳が対象。こちらは5年ごとです。


乳癌検診にしても子宮頸癌検診にしても、間隔がこれで十分なのか…ということはさておき、これだけの検診を市のほうで全額負担してくれるということに感謝です。それに、これらの検診の対象者は「フィンランド人」ではなく「市民」…国籍は関係ないのですよ。

2016年9月11日日曜日

何の骨?

森林を散策中に見つけました。


 何の骨でしょう?

ここは、人里離れた場所ではありません。それでも今までずっと気づかれることもなく、こうして横たわっていたのでしょうか?

何の動物なのか気になります。骨だけじゃ、図鑑を見ても分かるはずもない。

大きさは中型犬ぐらいかなあ。骨だけだから、いまいち感覚がつかめなかったのだけれど。


撮った写真はこの1枚だけなのですよ。森林の中でこれを見つけたときには、ギョッとしてしまって、しげしげ見る気にはならなかったのです。

もっとちゃんと観察してくれば、何の動物か見当つけられそうなヒントが見つかったのかもなあ。

でも、これだけの写真で動物の識別ができちゃう人もいますよね、きっと。
何の動物なのか分かったら、ぜひ教えてください!

2016年9月8日木曜日

伐採された森林、そして古代遺跡

くうっけりの住んでいる地域は、ど田舎ではありません。住宅地よりは農耕地が確かに多いし、森林もそれなりにありますが。

でも本当の田舎とは違って(⁈)、うちの近くで森林になっているのは、ほとんどが農耕地としては適さないような場所のみ…岩山とその周辺です。


この辺りは昔は海だったそうです。現在ほぼ平地となっている場所は海の底でした。それで土も堆積したんでしょう、見るからに海の底であったような地形の場所は、今は主に畑になっています。

一方で、それなりに標高のある場所は島でした。その頂上付近は、いまだに岩がむき出しになっているところも多いです。それでも、岩の裂け目とか窪みにはマツやネズが生えていますし、岩山の頂上から少し下ったところは森林になっています。


くうっけりが自宅周辺で散策に行くのは、そんな森林です。そして、うちから徒歩で行ける森林は数か所あるんです。

でも結局、いつも同じ場所にしか足を運ばないんですよね。オモと一緒のときには一番歩きやすい場所、キノコ狩りやベリー摘みは一番近い場所へ、という具合に。


先日、青空に誘われて、このところずっと行っていなかった森林へ足をのばしました。

その森林の一部が伐採されていたのは、車道から遠目で見て気付いてはいました。でも、さほど広域ではないと思っていたのですよね。ところが…


前に来た時の風景と全然違う!!!


向こう側の斜面は伐採されていないんじゃないかと、歩きにくいのを我慢して斜面を登り岩山のてっぺんへ…でも期待は大外れ。


岩山のてっぺんにある、この石の山は古墳です。


右手奥(その奥は急斜面)に松の木が何本か残っています。でも、それ以外の木は大部分が切り倒されていました。


伐採されて木が一本も残っていない中を少し歩いていくと、そこにも古墳があります。こちらの古墳には、一応標識も立っています。


標識によれば、これは「法律で保護された古代遺跡」。

でもこの標識がある一帯は、すべての木が伐採されていたのですよ。つい苦笑いです。

保護されているのは、あくまで石を積み上げてあるこの古墳。そういうことなんでしょうけど、なんか虚しい…


そのあとしばらく歩いてたどり着いたこの古墳界隈は、うれしいことに、以前のままでした。標識もここのは立派なんですよね。他の古墳より大事にされてる?


標識には、「青銅器時代(1500~500BC)の墓 法律で保護された古代遺跡」とあります。


このあたりでは、ほぼ全部の岩山のてっぺんに同じような古墳があるんですよね。だから珍しくはない。それに、小さいし立派でもないから、知らなかったらお墓だなんて思いません。

そんなものなのに、こんなに長い間残っているのはすごいです。周りの木々を伐採することは今までにもあったのだろうけれど、古墳はちゃんと残してきたってことですよね。そういえば今回も、古墳には触れていないようでした。

約3000年間ですよ!すごいなあ…

2016年9月6日火曜日

庭のアンズタケ

アンズタケが庭に生えていることを発見したのは2年前(関連記事 庭で採れたアンズタケ)。

去年は条件がよくなかったのか、顔を出してくれませんでした。でも今年は、再び顔を出してくれましたよ。

庭のアンズタケ


そして、とある夕方、夕食用に収穫。

収穫したアンズタケ

嬉しいですね、庭で収穫してすぐ料理に使えるっていうのは。

でも、生えているのはごくごく限られた一角。そして、そこに生えているそれなりの大きさのものは、全部収穫してしまいました。霜が降りる前にもう一度収穫できるとありがたいけど、無理かなあ。

ちなみに今朝の気温は4℃でした。初霜が降りるのも、そう遠くない話かもしれません。

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ブログ名を少し変えました。単に、言葉の順番を変えたかったから。(関連記事  経糸の密度を計算で求めてみる

ブログ名は変わっても、内容は今まで通りです。これからもどうぞよろしくお願いします。

2016年8月28日日曜日

フィンランド国営放送Yleのサービスと映画『火垂るの墓』

今どきの日本では「NHKオンデマンド」というサービスがあるようですね。


フィンランドの国営放送Yleにも似たようなサービスがあります。その名も Yle Areena(ホームページ:Etusivu | TV | Areena | yle.fi)。Areena にある多くの番組は、テレビで既に放映されたものです。でも、テレビでは放映せずにネット上だけの番組、というものもあります。

使用は無料。会員登録はしてもいいけど、しなくても使えます。

もっともフィンランドでは、テレビの有無にかかわらず、みんなが「Yle税」を払っています。そういう意味では「無料」というと語弊があるかな。「別料金が課税されない」といったほうがいいのかもしれません。


いずれにしてもその Yla Areenaには、インターネット上で一定期間視聴できる映画が、毎週土曜日にアップされるんです(Areenaleffa | TV | Areena | yle.fi)。

そして、昨日アップされたのが『火垂るの墓』。30日間…今日から数えると29日間…視聴可能です。フィンランド国内限定ですが。


この映画、あまりに悲しいので、くうっけりは見ません。

1988年上映…もう28年も前の映画なのに、かなり印象に残っているんですよね。それだけインパクトが強かったんだと思います。

内容もさることながら、「見る順番を間違えた!!」って後悔したこともよく思い出すんですよ。


『火垂るの墓』と『となりのトトロ』って同時上映でした。

くうっけりが映画館へ行ったとき、ちょうど『となりのトトロ』が始まるところでした。何も考えずにそのまま映画館へ入り、『となりのトトロ』を見ました。そして、当然のごとく、続けて同時上映の『火垂るの墓』を見てしまったのでした。

映画館を後にした時の気分がどんなだったかは、ご想像にお任せします。


くうっけりは、もうこの映画を見る勇気はありません。でも、フィンランド人たちがこの映画をどう受け取るのかっていうのは、ちょっと興味がありますね。
Helsingin Sanomatのこんなウェブページを見つけました。→Haluatko itkeä? Katso tämä maailman surullisin elokuva, joka on nyt Yle Areenassa - Elokuvat - Nyt


ところでこの映画、フィンランド語名は『Tulikärpästen hauta』となっています。日本語名からほぼ直訳です。


そういえばその昔、ホタルのことをフィンランド語で「tulikärpänen」というのだ、と知った時には、ショックでした。この単語、複合語(tuli + kärpänen)なんですよね。「tuli 」は「火」のこと。これはまあいいんです。でもね、「kärpänen」…それってハエのことなんですよ。

ホタルってハエのような大きさだし、ハエのように飛び回るし…わからなくはないんです。でも、イメージのギャップが大きすぎる…



…と、とりとめのない本日2つ目の記事を書いたのは、夫が今『火垂るの墓』を見ているから。くうっけりは見たくないので、PC前に逃げてきたのでした。

ハトの幼鳥?

窓から外を眺めていたオモが、庭をすたすた歩いている鳥に気づきました。気付いたら最後、部外者侵入!!ということで、番犬オモ?はすごい勢いで吠えかかりました。

鳥はびっくりしたんでしょうか、窓際のオモからは見えない場所に隠れて、そのまま固まってしまったのでした。


ハトの幼鳥でしょうか?

様子を見ようと近くに行っても、全く逃げようともしません。シャッター音が怖かったのか、スマホで写真を撮ったら威嚇されましたけど。



くうっけりがデジカメを取りに家の中に戻っている間も、ずっと固まっていた模様。


再び鳥の近くに行ってカメラを近づけても動きません。


まわりを歩いても動かない…



どんなに固まっていても下手に手を出してはいけないだろうと、写真を撮った後、くうっけりはおとなしく家の中にひっこみました。

10分ぐらいして様子を見に行ったら、もうそこに鳥はいませんでした。誰も見えなくなったので、やっと安心して動くことができたのでしょう。


オモの声と人間が、とっても怖かったんでしょうね。でもあんなに固まっちゃって、これから生きていけるのか、とちょっと心配になりました。すぐ餌食になっちゃうんじゃないかって。

今頃元気に飛び回っていてくれるといいんだけど。

2016年8月24日水曜日

フィンランドの森林散策で意外に便利な無料アプリ

世の中がスマホ時代に移行していくのを横目に、昔ながらのノキア携帯をずっと使い続けていました。

でもとうとうこの夏、スマホに移行。ずっと使っていた通信キャリアの料金プランが変わってしまったので、それにつられた形です。キャリアの意向にまんまとはまったともいえますな。

…そう考えるとちょっとくやしいけれど、スマホって確かに便利ですねえ。

スマホを使い始めてから、森林散策になかなか便利なアプリがある、ということにも気付きましたので、今回はその話です。もっともこれ、フィンランド国内限定の話になります。ごめんなさい。

普通の地図アプリだと周囲の様子がよく分からない

地図アプリってありますよね。街なかを散策するときとか、目的地にたどり着きたいときにはとっても便利。

ただ一般の地図(ここではGoogleマップを例として使ってみました)は、道路も建物もないような森林のど真ん中だと、自分のいる場所の周りの様子がよく分かりません。極端な例だと、こんな風にしか見えない。


地図を縮小すれば、近くの道路がどこにあり、自分が大体どの位置にいるのかわかりますし、どの方向に歩いているかも分かるので、これはこれで便利なんですけどね。

RainManというアプリ

フィンランドの気象庁 Ilmatieteen laitos (ホームページ:Etusivu - Ilmatieteen laitos)から、RainMan (アプリのウェブページ:RainMan - Ilmatieteen laitos)という無料アプリが提供されています。

おそらく本来は、降水量だとか風だとか雲の様子だとか…を見るためのアプリです。


このアプリが土台に使っているのは、Maanmittauslaitos(日本の国土地理院みたいなもの?)の5万分の1の地形図らしい。

実際、地図をどんどん拡大していくと、こののっぺりとした地図が、ある時点で地形図へと変わるんです。そしてそれが、このアプリを紹介したかった最大の理由です。

さらに、アプリ画面上の一番左のボタンをタッチすると、現在地も表示してくれます。


例えばこれは、先週末にくうっけりがうろうろしていたあたり。青い小さな丸い点が、その時くうっけりがいた場所です。


自分の位置を地形図と合わせて確認できると、より土地勘がつかみやすくて、助かります。キノコ狩りの時には、どの辺を歩いたほうがいいのかの目安にもなり、とても便利なんですよ。


あ、このアプリ、時折クラッシュします。でも、そんなものだと思っておけば、たいして気にはなりません。

それと、くうっけりが使っているのは iPhoneです。他の機種でこのアプリを使ったことはありません。

ダウンロードは

最後に、RainManのダウンロードができるページをリンクしておきますね。

RainMan – Windows-sovellukset Microsoft Storessa

地図アプリは他にもいろいろあります

RainManアプリの地図が使えると気付いてから、くうっけりはもっぱらこのアプリを使っています。もともと地図アプリではないので、単純で余分な機能がない、というのがこのアプリを愛用している理由です。

くうっけりには不親切なアプリのほうがいいのですよ。方向音痴を少しでも矯正したいと思っているので。コンパスやナビゲーションの機能がなければ、まわりの様子と地形図をてらしあわせて、どちらの方向に歩いてくべきか自分で判断することになりますからね。くうっけりにはいい訓練です。


でも、どういう機能が必要かというのは人それぞれ。

もっと大きい縮尺の地形図がいいとか、歩く速度を知りたいとか、ナビゲーション機能がほしいとか、自分が歩いたコースを知りたいだとか…

App Storeだったら、例えば maastokartta で検索すると、地形図を利用した地図アプリが見つかります。そんな中から、自分の必要に応じたアプリを選ぶのがいいのかな、と思います。