フィンランドでの日常生活を綴っています。

月曜日, 5月 28, 2018

ポインセチアの剪定

event_note5月 28, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
うちにあるポインセチアは、去年、挿し木から育てたもの。

大きく育ったわけでもないので、今年は剪定せずにおくつもりでした。でも、下の方の葉がいっぱい落ちてしまっていて、情けない姿なもので…


やっぱり剪定しちゃおうということに。

…ということで、下から数センチのところでバサッといきました。


残っている葉っぱは、小さく枝分かれしたところについていた小さいのだけ。

実は、去年はこの状態で枯らしています。幸いなことに剪定したときに切り落とした枝を一つ残していたので、それを挿し木にして育てました。それがこのポインセチアです。

だから今年も、剪定のときに切り落とした枝は、挿し木用にとっておくつもり。


それ枯らしたり葉っぱが落ちたり…と、くうっけりにはなかなかうまく育てられないポインセチア。…今年はどうなることか。

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木曜日, 5月 17, 2018

フィンランドに棲む2種類の野ウサギ

event_note5月 17, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドには、2種類の野ウサギが生息しています。ユキウサギ(フィンランド語名 "metsäjänis")とヤブノウサギ(フィンランド語名 "rusakko")です。

先日の子ウサギ( フィンランドの野生の子ウサギ)は、はたしてどっち?

…ということで、ユキウサギとヤブウサギの特徴を調べてみました。

ユキウサギ

フィンランドの在来種。フィンランド全土に生息しています。

冬毛と夏毛では色が違います。夏毛はグレーがかった茶、冬毛は白。そして、雪の上でも難なく動き回ることのできる野ウサギ。雪の上では、後ろ足の指を広げて移動するそうなんです。だから雪に埋まらない。かんじきが備え付けられているようなものですかね。

その他の特徴は

  • 体長:50~60㎝
  • 尻尾の長さ:5~9㎝
  • 体重:2~6㎏
  • 耳は短め(前に倒したとすると鼻ぐらいまで達する長さ)
  • 尻尾は夏でも白い

生息地は一応フィンランド全国とはいうものの、特に南部地方では近年減少しているんじゃないかという話。

理由の一つとして挙げられているのが、気候の変化。フィンランドの南部では、根雪になる時期が遅く積雪も少ない年が多いこの頃。でも、冬には雪色になり雪の中を動くのが得意なユキウサギにとっては、雪が多いほうがいいのです。

実際、今までに撮ったウサギの写真をまじまじと眺めてみましたが、手元のある写真の中には、ユキウサギらしきウサギは見つかりませんでした。

もっとも、森林地帯じゃなくて、畑が多い地域で撮ったものがほとんどだからかもしれません。フィンランド南部地方の畑作地帯とか住宅地近郊などを動き回っているのは、たいがいヤブウサギだそうなので。

ヤブノウサギ

20世紀の初めに、東方からカレリア地峡経由でフィンランドに入ってきた野ウサギ。現在の生息地はフィンランド南部から中部地域。ユキウサギよりも後ろ足が細く、雪の中を動き回るのは苦手です(足が埋まっちゃうんですね、きっと)。

特徴をいくつか。

  • 体長:55~70㎝
  • 尻尾の長さ:8~12㎝
  • 体重:4~8㎏
  • 耳は長め(前に倒したとすると鼻の先よりも長い)
  • 冬もグレーがかった茶色

これは、一か月余り前にうちの隣の空き地にいた野ウサギさん。耳は長いし、尻尾の上は黒っぽいので(この写真では分かりにくいですが、別の角度から撮った写真を見ると尻尾の色が明らか)、ヤブノウサギですね。



さて、先日の子ウサギ( フィンランドの野生の子ウサギ)はどちらでしょう?

…耳の長さを見るとユキウサギとも思えますが、いかんせん子ウサギ。大人のウサギとは体の比率が違うかもしれない。そして、残念ながら尻尾は見えなかった…

ということで、ユキウサギなのかヤブノウサギなのか、くうっけりには結局識別できなかったのでした😢 誰か教えて~

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火曜日, 5月 15, 2018

フィンランドの野生の子ウサギ

event_note5月 15, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
トウヒの幹の根元で、じっとして動かない子ウサギを見つけました。


でも、カメラが手元になかったのですよ。それで一度カメラをとりにもどり、そのあと再びこの場所へ。この子ウサギ、その間ずっと同じ場所にじっとしていました。

具合が悪いんじゃないか、親ウサギとはぐれてしまったんじゃないか…そう考えて、保護するつもりで子ウサギを連れ帰ってしまう人がいるって聞いたことがあります。これだけじっとしてるんだもの、確かにそれもわからなくないです。

でも、子ウサギが一羽だけでぽつんと固まっているのは、ごく普通のこと。兄弟たちも近くにいるけれど、それぞれちょっと離れた別な場所でじっとしているのだとか。親ウサギが近くにいる場合もあるらしいけれど、子ウサギたちとは距離をおいているそうな。

もちろん授乳するときには子ウサギたちを呼びますが、それは1日に1回だけ。

とにかく、親ウサギは子ウサギたちと一緒にいることをさけているみたいです。子ウサギたちが他の動物たちに見つからないように、ということのようです。そして子ウサギたちは一か所にじっとしていることで自分の身を守る…

そんなわけで、ひとりぼっちで固まって動かない子ウサギを見ても心配する必要はないし、連れ帰ったりしたら逆に死んじゃうよ!! っていう話。じっとしているからといって、なでたりするのもNG。

くうっけりも、写真こそは撮らせてもらったけれど、あとはおとなしくこの場を去ったのでした。

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火曜日, 5月 08, 2018

サイマーワモンアザラシのライブストリーム配信が始まりました!!

event_note5月 08, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
なが~いなが~い寒い季節の後、フィンランドもやっと春…というより気分は一気に初夏!!

ヤブイチゲも咲き始めました。


フィンランドで母の日の花といえばこのヤブイチゲ。もうすぐ母の日ですから、今年もぐっとタイミングの開花です。


さて、今年もまた、サイマーワモンアザラシのライブストリーム配信が始まりました ⇒ WWF Wildlive - Frontpage

2018年のライブストリームは、6月4日をもって終了しました。

ただ、うちのPC環境だと、なぜか動画がなかなか出てこないことが多い…😢 でも気長に試せば見えます。

もしうちと同じようになかなか動画がでてこないというときには、リロードして見える場合があるので、どうぞあきらめずに、気長に何度かリロードしてみてください。

今年のアザラシくんたちは、初日からサービス旺盛♥ 

ついさっきのぞいたら、ほら、手前の岩の上だけじゃなくて、向こうの小さい岩の上にもアザラシくんがいる!! カメラがもう少し上に向いていたらもっとよく見えそうなんだけど…残念…


今年はアザラシくんたちの他に、metsäpeura(forest reindeer トナカイの仲間)と、liito-orava(flying squirrel エゾモモンガ)のライブストリーミングもあります。アザラシくんの動画の上の選択肢をクリックすると、それぞれの動画を見ることができますよ。

また、Audio では、フィンランドの自然の音声を聞くことができます。マイクロフォンは首都ヘルシンキにある Vallisaari という場所に設置されているそうです。

フィンランドの自然をどうぞお楽しみくださいませ😊

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水曜日, 5月 02, 2018

2018年4月を振り返る

event_note5月 02, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
やっと春らしくはなってきたけれど、日本の春にはまだまだ遠いフィンランドです。