フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 5月 31, 2015

洋ナシの花が咲く

event_note5月 31, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
洋ナシの花が咲いています。


だいぶ前に植えた、Tohtorin päärynä…博士の洋ナシ…という品種の洋ナシです。

ところで、この木がこれだけ元気にたくさんの花を咲かせたのは、今年が初めてかも。



というのも、どうも害虫が住み着いているらしく…

今年は今のところあまりひどい被害ではないのですが、


今までの年は、葉っぱが例年こんな状態で


木も全体に元気がなくて、ほとんど花もつけなかったのです。

Eriophyes pyri (ダニの一種?)の仕業?インターネットを検索しただけでの憶測ですが…


庭には、もう一本の洋ナシの木があります。そちらの方は、今年も元気がないし、葉もひどい状態…上の写真はその木の葉っぱです。

その、数年前に植えたロシアの品種(品種名は忘れちゃいました)は、植えたときからほとんど成長していない気がする…


数年前に植えた木にはとても見えませんね。

薬品は使いたくないのでそのままになっているのですが、薬品を使ってダニを退治すれば、少しは元気になるものなのでしょうか?

土曜日, 5月 30, 2015

トマトの苗がまた増えたけど

event_note5月 30, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
くうっけりが育てているトマトの苗をまったく当てにしていない夫は、再びトマトの苗を連れて帰ってきました。同僚からもらったんだそうです。


で、でかい…1メートルぐらいの高さでしょうか。くうっけりの苗とは雲泥の差です。

牛乳パックを利用した苗ポットには、品種名がメモされていました。


Alaskan Fancy という品種、luumutomaatti…プラムトマト…のようです。

この苗が我が家にやってきたその日のうちに、早速植えつけた夫です。


…乱れた背景は無視してくださいませ。


そして数日後。

葉っぱが白色化しておりました。寒さにやられた? 



実は、くうっけりの苗にも似たような現象が…


こんなヘナヘナな緑色ですが、やはり一部が白色化しています。


さてこの先、ちゃんと育つのでしょうか?

木曜日, 5月 28, 2015

スモモの花

event_note5月 28, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
もう何年も前に、kriikuna (Prunus domestica subsp. insititia) の木を植えました。スモモの仲間です。

今、花が満開です。


とはいっても、この写真じゃ分かりませんね。それにしても、こうして見るとなんだか貧弱…植えた場所がよくないのかな。


さて、近くで見た花はこんなです。


サクランボの花にも似ています。


2本の木を隣合せて植えてありますが、一方の木にはたくさん花が咲いているのに、もう一方の木には、花は全部で1つしかありません。植えてある場所は、お互い数メートルしか離れていないし、環境も同じようなものだと思うのですが…

水曜日, 5月 27, 2015

去年植えたコケモモ

event_note5月 27, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
コケモモは、森に行けば摘めます。でも、くいしんぼうの夫は、大きい実のなるコケモモが欲しいと、去年、園芸種のコケモモを手に入れて庭に植えました。

園芸種とはいっても、品種改良をしたものというのではなく、とある地域で見つかった、大きな実のなる自然種らしいです。

誰が名づけたのかは知らないけれど、この品種名、とっても気に入っています。Otson karkki…クマのお菓子…といいます。


去年植えたのは6株。2株ずつ3か所に植えました。そして全株とも、元気に冬を越しました。


一番生育がいい株…といってもこんなものですが。



3か所のうち、人家ではなく畑や森に近い側に植えた2つの株は、それらの一部が誰かさんのおやつになったもようです。枝(茎?)の先が食べられてる…


株全体にわたって、枝の先がほぼ全部食べられてしまっていました。犯人は野ウサギ?

仕方ないですよね。動物だってお腹が空けばつらいわけだし。根こそぎ食べられていなかったことに感謝しなくては。

ありがたいことに、蕾になる部分も食べ残してくれていましたし。



去年はまったく収穫できませんでした。今年はせめて、味見ぐらいはできるといいのですが。

火曜日, 5月 26, 2015

水仙の花

event_note5月 26, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭の水仙は5月に咲きます。それだけ日本とは気候が違うということですね。

うちの水仙は、今月中旬ぐらいに前に咲き始めました。そして今も開花中。開花期間が長いというのはうれしいですね。

庭に咲いている水仙です。



去年、この水仙の一部を別な場所に移植したのですが、そちらも今年、ちゃんと咲いてくれました。


でも…

上の写真の右半分には花がありません。たしかそこには、こんな↓種類の


水仙を植えたはず…

もう一か所にもこの黄色い水仙を植えたのですが、そこも葉っぱはあっても花が一つもありません。なぜ?!

月曜日, 5月 25, 2015

新緑と花

いい季節です。

ここは、よく散歩に行く場所。木の根元一帯も新緑…野生のブルーベリーです。



そしてその花は、何度見てもかわいくて、また写真を撮りました。前回よりちょっとましに撮れたかな?



そして、タンポポも花盛りです。こんないい季節ですが、オモはやっぱり暑いそうです。


*****

植物の記録をしようと、しばらく前に始めた別ブログがあります。でも、長い間アップせずにほったらかしになっていました。そして、そのまま閉鎖しようとも考えてもいたんです。

でもこのたび、気分を改めて…以前とは別のページではありますが…ブログを再開することにしました。というのも…


この春、コテージの庭のクロフサスグリが一株増えていることに気が付きました。夫と2人、「そういえばここに植えたっけね…」ということまでは思い出したのですが、その苗がどこから来たのか、買ってきたのか増えた株を移植したのか…2人そろって全然覚えていないんです。どこかに書き留めてあるんじゃないかと、ノートでも探したけれど見つからないし。

クロフサスグリの種類がわからなくても別に問題はないけれど、思い出せないということ自体がショック…


そんなボケボケ?!のくうっけり夫婦です。この先、今以上におボケになることはあっても、記憶力がよくなることはまずないでしょうから、もっとちゃんと記録しておこうと思ったんです。で、ブログの方がノートより見返しやすいので、いい記録場所ではなかろうかと…


ページ左上の「マイブログ」が一つ増えているのは、そんな理由からなのでした。

トマトの苗を買ってきた

event_note5月 25, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
トマトの苗はうちにもあるのに(関連記事:トマトの苗の日向ぼっこ)、夫が苗を買ってきました。要するに、くうっけりの育ている苗は、夫にはまったく当てにされていないということです。


先週末に農業・園芸の専門学校から、一鉢(ハンギングポット)5€だったので4鉢買ってきたとのこと。花が付いているにもかかわらず、今の背丈は10㎝ぐらいしかない、という不思議な品種です。鉢も小さいし、いったいどんなふうに育つのでしょう?

木曜日, 5月 21, 2015

サクランボの花満開

event_note5月 21, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
サクランボの花がほぼ満開です。

木全体の姿はさほど華やかではありませんが



近くで見ると


やっぱりサクラです。観賞用のサクラほどの華やかさはないし色も清楚だけれど…

ちなみに、フィンランド語ではサクランボの木もサクラの木も、呼び方に全く違いはありません。

水曜日, 5月 20, 2015

トマトの苗の日向ぼっこ

event_note5月 20, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
3月にトマトの種を蒔きました。

その苗は室内で育てています。一日中太陽の光が十分に差し込むような窓辺はうちにはなくて、苗は毎年ナヨナヨにしか育ちません。

販売されている立派な苗を買えばいいのに、とは思うのですが、3月になると種をまきたくなってしまうのです。


このナヨナヨな子たちを、屋外でちょっと日向ぼっこさせました。


最終的に屋外に植えつけられるのは、6月中旬ぐらいになってからかな…

火曜日, 5月 19, 2015

緑と花が増殖中

event_note5月 19, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
日曜日に、いつもの小山に行ってきました。

そのてっぺんからの風景…新緑が見えます!!


しばらく岩の上に座っていました。オモも居心地がよかったようで、なかなかその場を離れないのでした。


気持ちのいい季節なのですが、このところ雨が降ることが多く、農家の方々は、種まきができずに困っているそうです。大きいトラクターを使うので、雨でやわらかくなりすぎた畑には入れないらしい。農業は天候に左右されるから、大変ですよね。

一方でこの子は、雨がたくさん降って喜んでいるかもしれません。

♪で~んで~ん む~しむ~し……♪


日本で見慣れたカタツムリとは、ちょっと色合いが違う?種類も多分違うんじゃないかな…

いずれにせよこの子たちは、とにかくたくさん出没しています。

昨日もだいぶにわか雨が降りましたが、今日はすっかり晴れて、すがすがしい一日でした。

散歩途中の緑と花です。

ヤブイチゲ。咲き始めたのはだいぶ前ですが、花はまだ健在です。


野生のブルーベリー。


日当たりのいいところでは、たくさんの花をつけています。全部の花が実になってくれると、ブルーベリー摘みも楽しいんだけどなあ…


コケモモ。まだつぼみです。


そしてスズラン。こんなにいっぱい生えてる!!


開花までにはまだちょっと間がありそうですね。

そして最後に、散歩中に出会った花ではないけれど…

庭のサクランボの花。満開までもう少し…

Valkotäpläimikkä 開花中

event_note5月 19, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
Valkotäpläimikkä (Pulmonaria saccharata) の花が咲いています。

日本語名を検索してみましたが、見つけることができませんでした。日本ではほとんど目にすることのない植物なのかもしれません。



まだ蕾もたくさんあるので、当分は花を楽しめそうです。


でもこの植物、園芸植物としては花よりもたぶん、この白い斑点のある葉っぱがメイン。


下草として利用できる植物だということだけれど、うちのはまだ、地面を覆うほどではありません。それでも、最初は小さな一株だったたことを思えば、かなり増殖したと満足すべきかも。大小含めて、今は6株ありますから。

これらはその一部。一応4株写っていますが、そのうち2株はまだまだ小さいので、この写真では雑草と区別しにくいかな…


一応これでも、草取りをした後の様子なんですが。

土曜日, 5月 16, 2015

五月の自然と巨大キノコ

5月は、1年の中一番といっていいくらいに、自然の様子が大きく変わる月です。

自然を観察するのがより楽しい季節。


そしてこの時期は、小鳥たちの子育ての季節…

庭で見つけました。ツグミの卵?


コケの上に落ちていたのですが、上を見ても巣のようなものは見当たらず…

いったいどこから来たのやら。


これは庭の雑草。ツクシもどき?!


フィンランドでも、日本のツクシ(スギナ)と同じ種類のものも生えます。でもこれは、ちょっと違った種類です。はかまのあたり、違うでしょう?


そしてこれも庭の雑草。フィンランド語では maahumala と言われる植物です。日本語ではカキドオシという名前らしい。



菜園の片隅にあるルバーブです。ここまで育っているので


もう少しで収穫できそうです。


木々の葉は、徐々に茂ってきていますが、まだ完全ではありません。

今日の散歩の途中で撮った写真ですが…


まだあんまり春らしくありませんね。


さて、こんな自然の中、今日もキノコ狩りをしてきました。うれしいことに、今日も先週末(関連記事:キノコ狩りに行く)に引き続き、数個のキノコを収穫することが出来ました。

その中でもうれしい発見がこれ。


ここに写っているのは、くうっけりの手よりもずっと大きい夫の手です。その手がほとんど隠れるぐらいの、こんなに大きいシャグマアミガサタケを見たのは初めてです。

とはいってもこのキノコ、中は空洞なので、切り刻むと、かさはだいぶ小さくなってしまうんですけど。

火曜日, 5月 12, 2015

キノコ狩りに行く

しばらく前から、キノコ狩りに行きたくてうずうずしていたのは夫です。

週末にやっと、お目当てのキノコが出ていそうな場所に行ってきました。


お目当てのキノコというのはこれです。


フィンランド語で korvasieni といわれるキノコ。「耳キノコ」という意味なのですが、この形、耳っていうよりも脳みそ?!

和名はシャグマアミガサタケ(←Wikipediaへリンクしておきました)です。

下手すると死ぬかも??っていうぐらいの毒キノコなので、しっかり処理してから料理に使います。

今回収穫できたのは、全部で7つ。そしてそれらは、翌日の夕食ですべてお腹に消えました。


キノコが目的で出かけたのですが、めずらしいものを見つけて、夫はさらに大喜び。シカ…おそらくヘラジカ?…の角です。


ヘラジカは毎年角を落とすので、森の中に角がわんさかあってもおかしくないと思うのに、見つけようと思っても、なかなか見つけられません。

今回見つけた角は小さいけれど、こんなものにさえもなかなか出会えない…

もう一方の角が近くに落ちているんじゃないかとちょっと期待して、近くを探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。


そしてオモはというと…

森の中にちゃんと歩道らしきところがあれば、歩くのを嫌がらないのですが、人があまり歩かないようなところや伐採したときの枝があちこちに落ちているところは歩きにくいんでしょうね。なかなか思うように歩いてくれません。

休憩時には…


わかりますか?4本の足ぜんぶ、石の上にのせているんです。石の上なら枝も草もなくて、少しは居心地がいいのでしょう。

月曜日, 5月 04, 2015

暖かくなってきてはいるけれど…

今朝は霜がおりました。

フキタンポポの花もこんなになっちゃって…


でもこの霜も、あっという間に解けました。それだけ暖かい季節になっているのですね。
寒い時期だと、一日中霜が付いたままってこともありますから。


霜がおりようが何だろうが、野生の花々はたくましいです。

今日は、コミヤマカタバミが咲いているのを見つけました。


フィンランド語では käenkaali とか ketunleipä とか言われています。
前者が「カッコウのキャベツ」という意味で、後者が「キツネのパン」という意味。

フィンランド語の植物名って、フィンランド語を知っていさえすれば、実は日本語の名前よりも覚えやすい。植物の名前の一部として、動物の名前などもよく使われていますし。

思いついたものをいくつか挙げてみると、「カッコウ」や「キツネ」の他には…

      イヌ、ツル、カササギ、ネコ、シカ、ブタ、クマ…

身近な言葉を使った名前が多いから覚えやすいんでしょうね、きっと。


さて、こちらは昨日の写真。たびたび登場する小山空の景色です。


新緑の風景まで、もうちょっと。

昨日は風が強かったので、オモの耳もあおられていますな。


昨日の日曜は、風はあったけれど、天気は上々。それで、小山近辺を散策している人たちもたくさんいたようです。そんな中で目についたのがこの眺め。


誰が何を考えたのか…

遊歩道わきの石の上に、キノコが並べられておりました。食用キノコもあります。
去年の秋に顔を出したキノコたちだと思うのですが、よくもまあ、今まできれいに残っていたものです。

*****

それにしても今年は、ダニが多い…。
今日もオモについているダニを、3匹退治したのでした。