フィンランドでの日常生活を綴っています。

土曜日, 3月 30, 2019

久しぶりの小山への散歩

event_note3月 30, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
お気に入りの散歩コースなので、以前は度々足を運んでいた小山。でも最近は、ほとんどそこには行っていませんでした。

その最大の理由はオモ。その方面への散歩に、オモが行きたがらなくなったのです。

小山に行くには、畑(休耕地)を横切ったり、草や小さな木の生えた獣道を歩いたりしなきゃいけないので、確かに歩きにくい。きっと、視界が昔よりもずっと悪くなっている影響もあるのでしょう。オモは、森林よりも道路を歩きたがるのです。

そうは知りながらも、久しぶりに小山行ってみようということに(家族内の多数決でオモは敗北!?)。そんなわけで、今日の午後の散歩では、家族みんな(2人と1匹)で小山に登ってきたのでした。

最初は小山方面には歩きたがらなかったオモ。それでも何かのにおいを見つけて、それ以降はにおいを熱心にかぎながら、オモは元気はつらつ歩きました。そのあたり、野生動物(シカとかウサギとか)も結構いるし、犬の散歩をする人も多いですからね。

そして小山到着。小山の頂上に座るオモ。


オモの目の前に広がるのはこの風景。


ついでにもう1枚。


春らしくはなってきていますが、まだ一部に雪が残っています。針葉樹を除いては、緑色もまだほとんど見えません。3月ももうすぐ終わりだというのに。…やっぱり北欧なんですよね。

この時期は、雪解けで森林内の散策道はところどころ泥道。加えて森林内には、たくさんの小枝が落ちています。…ということで、帰宅後のオモは、いっぱいゴミをつけていた上に、かなりの汚れようでした。昨日シャンプーしたばっかりだったのに。😭

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火曜日, 3月 26, 2019

国際放送のトップニュース ~2019年第12週~

event_note3月 26, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドも徐々に春らしくなってきています。うちのほうではまだ雪はのこっているけれど、スイセンが顔を出しています。


さて、先週国営放送で報道されたトップニュースです。

【日】は、NHKの夜7時のラジオニュースのもの。【芬】のほうは、フィンランド国営放送 Yle の、夜8時半のテレビニュース番組のものです。

2019年3月18日(月)のトップニュース

【日】 レオパレス施工不備 創業者の指示が背景に 調査委が中間報告 | NHKニュース
【芬】ストラ・エンソ社のオウル市の製紙工場で400人もの従業員削減の可能性

雑誌やパンフレットなどに使われる上質紙の消費量の減少が、予想以上に早く進んでいるから、というのが会社側のいう主な理由。

最終的な削減数は、解雇・削減に関する協議が終わってから、また報道されることでしょう。

2019年3月19日(火)のトップニュース

【日】JOC竹田会長 6月の任期満了での退任を表明 | NHKニュース
【芬】フィンランド史上最大規模の警察刑事裁判も終盤。この日は警察官の論告が行われた

ヘルシンキ警察での薬物取締の調査で、情報提供者についての記録がなおざりにされていた。警察の上層部もそれを知っていたのに、なんら改善の措置を取らなかった。…ということで警察組織の上層部までを巻き込んでの裁判。

この日は検察官側の論告だけで、最終弁論はまだみたい。

2019年3月20日(水)のトップニュース

【芬】サイクロン後のモザンビークで何十万もの人々が緊急の援助を必要としている

サイクロンによるモザンビークの被害はかなり大きいようです。フィンランドでは、この日の後も、何度もニュースで取り上げられています。

2019年3月21日(木)のトップニュース

【日】 統一地方選 11道府県の知事選告示 30人立候補 | NHKニュース
【芬】EU首脳、英国のEU離脱の延期について協議中

このニュースが報道されたときには「協議中」だったわけですが、その後何らかの合意は得られたようですね。あとは、イギリスの議会次第…

2019年3月22日(金)のトップニュース

【芬】多くの国会議員候補者は、育児休暇を父母それぞれに平等に分けるべきだと考えている

国会議員選挙が迫っていることを背景としたニュース。国営放送Yleの質問に対する議員候補たちの回答をまとめたもの。

父親の育児参加は、平均すればおそらく日本よりはずっと多いであろうフィンランド。それでも、育児休暇をとる父親は少ないらしいです。

2019年3月23日(土)のトップニュース

【日】 被災地縦断の三陸鉄道リアス線開通 沿線は祝賀ムード | NHKニュース
【芬】ノルウェー沖で航行不能となった客船からの大規模な救出作業進行中

遭難というわけではなくエンジン故障。天候が荒れているため、船舶による乗船者の救出ができず、ヘリコプターによる救出作業中。

この時点ではそんな報道だったけれど、その後、客船は無事に港にたどり着いたようですね。

2019年3月24日(日)のトップニュース

【芬】教育関係予算の削減の時期は過ぎ去ったという各政党の見解

今の政府は、教育関係予算を切り詰めてきました。でも、今後はもう切り詰めの必要はない…と、今政府の財務大臣も言っておりました。

とはいっても、国会議員選挙まであと3週間。各党は選挙運動の真っ最中です。そんな時期なので、話半分で聞いていたほうがいいのかも。

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木曜日, 3月 21, 2019

久しぶりの日本 ~あれこれ~

event_note3月 21, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum5 comments
一ヵ月前は梅の花が咲いていたけれど、今頃は、ちらほらと桜が咲く時期かしら。


久しぶりの日本で感じたことはいろいろあります。でも今回でその話は終わりにしておきます。ということで、今回は雑多なあれこれ。

公衆電話が健在!!

公衆電話がまだあったことに感激!!! 台数は昔より減っている気はしたけれど、空港にも駅にもまだ残ってるのですね。助かりました。 

もうフィンランドにはないんですよ、公衆電話。いつの間にか消え去っていました。

エレベーターの閉じボタン

日本のエレベーターには、ドアを閉じるためのボタンがあるのですよね。久しぶりに乗って思い出しました。ちなみに、フィンランドにはありません。

あれは日本独特なんでしょうか? それとも、日本以外でも閉じボタンがある国ってたくさんあるのかな。

国民性によるのか、エレベーターのメーカーによるのか… 閉じボタンがあるかないかって、何に所以しているのでしょう???

帰宅時間

北海道で大きな地震があったというニュースを見たのは、日本滞在中でした。帰宅者の足が云々…ってニュースで報道していたのですが、地震が起きた時刻は午後9時22分だそうで…

あの~帰宅時間がその時間帯って普通なんですか?? その時間帯にあんなに街に人がいて、びっくりしたんですよ、ほんとに。

テレビを見て

自分ではあんまりテレビは見なかったのだけれど、テレビが付いていればそれなりに横目で見ていました。

それにしても多いですね、食べ物に関する映像が。タレントさんかなんかがどっかに行って何かを食べて「ん~、おいしい!!」とかいってるやつ。たまたま、そんなのばかりが目についたのかもしれないけど。

ニュースを見ていてなんだかなあ…と思ったのは、被害者とか容疑者とかの名前が公表されるということ。著名な人ならともかく、一般市民については公表する必要がないと思うのだけれど。とくに「容疑者」はあくまでも「容疑者」であって、捕まった時点では「犯人」ではないはず。「容疑者」の時点で公表しちゃっていいものなのかなあ。

吐く息が室内でも白い…

日本は室内が寒くて…って話は前にも書いてますけどね。ほんとに寒かったのですよ。特に帰国してすぐのころ。朝起きて、吐く息が白いのに気付いた時には、苦笑いしちゃいました。そんな経験はほんとに久しぶりでした。

そこに住んでいた時は、それが普通だったはずだけど、暖かい室内になれきってしまっているからか、なかなかつらいものがありました。



何をどう感じるかって日常の生活環境に左右されるものですね。日本にいたときにはごく当たり前だったこともしばらくぶりだと新鮮に感じるし、場合によっては違和感を感じたりするのですから。

日本にまた行く機会があるかどうかは分かりません。もう帰る理由はなくなっちゃったし。でも、もしいつの日か行ったとしたら、今回以上に新鮮に感じるのかも。世の中もどんどん変わっていきますしね。

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火曜日, 3月 19, 2019

久しぶりの日本 ~ふるさと編~

event_note3月 19, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
生まれ故郷は、ちょとした田舎です。



とはいっても、そんなにド田舎というわけではないですよ。市街地はけっこう近いですから。でも、まわりの風景が自分が子供の頃とほとんど変わってない。世の中から取り残された感がある…そんな一帯です。

空き家・空き地

全国的にも問題になっているのだろうけれど、うちの部落(←差別的な意味合いは全くなくて「集落」と同様の意味。うちの地域では昔から日常使われてきた言葉なので、ここでもあえて使ってみました)にもありましたよ、空き家になってる家々。

それから、今は耕作されていない土地が結構ありました。畑だったところが雑木林化していたりもして…。昔は、家の建っていないところはほとんどどこも耕作地だったんですけどね。

お店がなくなった!

昔からお店なんてあまりなかった地域ではありますが、それでもノートやら駄菓子やらが置いてある小さな店や、やはり小さい店だけどお酒などを置いている店がありました。確か、数年前はまだあったような…

でも今回帰った時には、もうなくなっていました。なんでも、小学校学区内で(といっても何年か前にその小学校は廃校になったので「昔の」学区内になりますが)残っている店は1軒のみなのだとか。その店は確か、地域の家庭にプロパンガスの販売もしているんじゃなかったかな。それでどうにか生き残っているのかも。

農協って…

今はJAの名前のほうがよく知られているのかな。

今どきのJAって、介護事業や葬儀業も営んでいるのですね。一方で、地元の農協の建物のほうは、なんかとってもひっそりしてました。実家界隈の人口構成を考えると、まあそれもしかたないのかな。

「おめでた」と「おくやみ」

実家で見た市の広報誌。市内での「おめでた」と「おくやみ」が掲載されていいるページを見ると、今どきの人口構成がまりにもあらわ!「おくやみ」の数は「おめでた」の数倍!! 加えて、うちの昔の小学校区では、その月の「おめでた」は皆無。…小学校が廃校になるも無理ないわ。

市の広報誌が、今でも回覧板経由でやってきたのには、ちょっとびっくり。隣組みたいなやつ、まだ残ってるんですよね。うちの方では「常会」っていうけど。そういえば、新年会なんかは、まだその「常会」で毎年やってるみたい。

葬儀

実は今回帰国したのは、母の葬儀のため。

7~8年前までは、実家界隈でも、葬儀は自宅で、隣近所の協力のもとに行われていました。子どもの頃、両親ともに葬儀の手伝いに行っているときには、くうっけりたち子どもも、そこにおよばれに行ったものです。

当時の葬儀については、他にも断片的な記憶が残っています。出棺前に小銭が撒かれたことだとか、墓地に向かう行列だとか。

今の葬儀は、昔とはだいぶ変わりました。葬儀屋さんにお任せなので、あの葬儀前~葬儀後独特の喧騒さがない。葬儀を出す家もご近所も、昔から比べると楽にはなりましたよね。田舎でも多くの人が勤めに出ている今の世の中、昔のようなやりかたは、現実問題としてもう不可能なんだろうなあ。

地方議員って…

故人と全く面識がないはずの県会議員の代理人だという方が葬儀に来ていたり、近所でもないし全然かかわりもない市議会議員からの弔電が届いたり…

さすがに今の時代、香典をだす議員さんはいませんが(公職選挙法違反になるかららしい)、葬儀に来たり弔電出したりする必要はあるのでしょうか? 結局は宣伝したいだけ?

都会でもある現象なのか、それともこの現象は田舎に限られるのか? フィンランドだったら絶対にありえない現象。いずれにしても、とても時代遅れの慣習だと思うのですよ。もう一切やめればいいのに。



なんかネガティブな話ばかりになってしまったのは、ふるさとを見た時期のせいかもしれません。2月だし乾燥していたしで、自然そのものの活気があまりありませんでした。人の数が少ないので、自然の活気がないと地域全部が活気なく見えてしまう。

近所に子どもがいなかったというのも大きいかも。田舎といえど、昔は朝夕、通学中の子どもたちを目にしたけれど、そういえば今回、地元で子どもを一度も見かけませんでした。

高齢化も少子化も、確実に進んでいることを実感しましたわ。

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月曜日, 3月 18, 2019

国営放送のトップニュース ~2019年第11週~

event_note3月 18, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
ここ数日で、雪がぐんと減りました。昨夜も雪は降ったけれど、降り積もることなくすぐに融けてしまったようです。


今朝は、ハクチョウの群れが北へ向かって飛んでいくのが見えました。ハクチョウの群れを見るのは、ここ数日間で2度め。あ~もうすぐ春♥

さて、国営放送の先週のトップニュースです。

【日】は、NHKの夜7時のラジオニュースのもの。【芬】のほうは、フィンランド国営放送 Yle の、夜8時半のテレビニュース番組のものです。

2019年3月11日(月)のトップニュース

【日】震災から8年 震災8年のニュース一覧 | NHKニュース
【芬】より多くの自治体は、社会・医療サービスの提供するために、近隣自治体との協力体制を模索している

適切な社会・医療サービスって、十分なリソースがないと提供できませんよね。それを今後も安定して確保するために、社会・医療制度改革について国会での審議が進められていたわけです。でも前の週に、内閣総辞職。社会・医療制度の改革は、次の政府・内閣にゆだねられることになりました。

この日のニュースは、それを受けてのことなのでしょう。

国としての制度改革は進まなかったものの、多くの自治体では、独自にそれぞれ、近隣自治体との協力体制を促進させている、ということのようです。

確かに、うちの自治体も何年も前からそうですね。救急医療なんかは、もう完全に隣の自治体にゆだねてますし。そうしないとやっていけないのでしょうね、きっと。

2019年3月12日(火)のトップニュース

【日】 日産・三菱自・ルノー 3社トップで新会議を設立 | NHKニュース
【芬】先日の墜落事故を受け、ヨーロッパでは同型機の運行を禁止に

数か月前にインドネシア沖に墜落したのも同型機でしたから。

2019年3月13日(水)のトップニュース

【日】 小6女児2人自殺か いじめうかがわせる“遺書” 愛知 豊田 | NHKニュース 
【芬】イギリスのEU離脱 合意なき離脱になるか否か

フィンランドでこのニュースが報道されたのは、英国議会での採決の前でした。だから、その時点ではまだどんな結果になるかはわからなかったわけです。

結局は、合意なき離脱は回避されたみたいですね。

イギリスの政治のことなんて全然わからないけど…なんでもいいから早くはっきりしてほしい。

2019年3月14日(木)のトップニュース

【日】 旧優生保護法による不妊手術の救済法案固まる 一時金320万円 | NHKニュース
【芬】連立内閣を組織するとき、どの政党がどの政党と連携したいと考えているかが明らかに

フィンランドでは、最大政党でもせいぜい20%余りの支持率です。だから、単独内閣ではなく連立内閣を作らざるを得ない。

どうやら、国会議員に立候補している人たちに、連携するならどの政党とがいいかというのを質問したようです。そして、その結果をまとめたものがニュースになっていたのでした。

具体的な内容はここには書かないけれど、くうっけりのような素人でも「まあ、確かにそうだろね」と思うぐらいに違和感のない結果。

国会議員の選挙まであと1か月。それに関連させたニュースは、この先もたびたび報道されるんじゃないかな。

2019年3月15日(金)のトップニュース

【日】ニュージーランドで銃乱射事件 銃乱射のニュース一覧 | NHKニュース
【芬】ニュージーランドで国内史上最悪のテロ攻撃

日本とフィンランドで、同じニュースがトップに挙げられることはあまりないけれど、この日はどちらも同じ事件がトップニュース。国際的に大事件だとらえられているということなのでしょう。

2019年3月16日(土)のトップニュース

【芬】ニュージーランドの史上最悪のテロ事件により、銃規制強化に関する議論が浮上

この日も、両国営放送共に、ニュージーランドのテロ事件がトップニュース。ただ、何を前面にもってくるかというのが違う。それが興味深いです。

2019年3月17日(日)のトップニュース

【日】 NZ銃乱射事件 身元確認急ぐ 遺体の引き渡しも | NHKニュース
【芬】多くの政党が、義務教育期間を専門学校や高校まで延長することを支持

選挙が近いからこそのニュースでしょうね。社会で今注目されている事項について、各政党の意向(というよりおそらく各立候補者へのアンケート結果)について報道…というパターンには、たぶんこれからも何度かお目にかかることでしょう。

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木曜日, 3月 14, 2019

久しぶりの日本 ~ショッピング編~

event_note3月 14, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
タピオの国界隈でタンポポの花を目にするのは、例年5月ごろですが…


日本って南国だわ。

ちょと間が開いたけれど、再び日本滞在中に感じたこと等。今回はショッピング編。

物がいっぱい!

お店に並んでいる品々の種類や数が半端ない!! 今回だけでなく、久しぶりに日本に行くたびに毎度感じてきたことです。

フィンランドだっていわゆる先進国ですからね、お店に行けばもちろんいろんなものが所狭しと並んでいます。なのになぜか、帰国のたびに日本のお店のものの豊富さに驚いてしまう。フィンランドでは探してもなかなか見つからないのに、日本には普通にあるっていうものが目に入ってしまうからなのかなあ。

いずれにしても、お店に並んでいる品々を見る限り、日本ってほんとに豊かな国ですよ。毎日そこで生活していると気付かないかもしれないけれど。


百円ショップ

何でもあるって噂には聞いてたし、まあ、ずっと前にも行ったことはありました。でもやっぱりすごいですね、あの品揃え。くうっけりが行ったのは、それほど大きいところではなかったけれど。

100円っていうと1€にもならない。そのお値段であれらのものが購入できるって、フィンランドだったら絶対ありえない!!

くうっけりもいくつか物を買いこんでしまいました。

とはいうものの、あれだけの品々が100円って、なんかおそろしくないですか?
100円ショップが最初にできたころ(30年ぐらい前?)よりも、人件費とか原料代とかはきっと上がっているはず。それでもいまだに「100円」ショップ。…商品を作っている労働者や下請け業者にしわ寄せがいっていないことを祈ります。


音の洪水

ショッピングセンターのスピーカから流れてくるコマーシャル(というのかな、あれ)がうるさい!! と感じたけれど…

慣れましたね、何度か目には気にならなくはなりました。

とはいうものの、所用で市役所に行ったとき、そこのロビーでもコマーシャルが立て続けに流れていたのにはちょっとうんざり。このごろのお役所って、ああでもしないとお金が足りないのかしら…


レジ前の列

日本に着いてすぐ、ちょっとした小物を買いに立ち寄った成田空港のセブンイレブン。買うものを手にしてレジで支払っている人のうしろに立っていたくうっけり。…すぐに注意されました。

すっかり忘れていたのですよ、日本でのレジ前での並び方。きっとくうっけりは、列に割り込んだずうずうしい中年おばんに見えただろうなあ。

でもおかげでそのあとの日本での買い物では、レジ前に正しく並ぶことができました。


現金自動支払機

セルフサービスのレジはフィンランドでも目にしたことはあります。で、そういうレジではカード支払い。

日本で立ち寄ったとあるショップでは、商品を読み込むのはレジにいる従業員でしたが、支払いは現金自動支払機に。そんな自動支払機を使うのは、くうっけりにとっては初めての経験でした。あれなら、レジをしまうときにお金が合わない…なんてこともなくて、レジの方も気楽かも。

現金自動支払機が導入されているということは、現金を使う人のほうがカードを使う人よりもまだまだ多いということなのでしょうね。

フィンランドではあまり現金を使わなくなってきているので、おそらくあのタイプの自動支払機を目にすることはこの先もないだろうなあ。


レジ袋

日本でちょっとした買い物をすると、レジ袋がやけに溜まりますね。必要がなければ、その都度断ればよかったんでしょうね、きっと。

フィンランドの場合は、スーパーだとレジ袋が有料。その他の小売店でも、店によっては有料なので、いつでもかならずレジ袋が付いてくるというわけではありません。

近年、プラスチックごみが問題になっていますよね。一部、その影響もあるのだと思います。

日本でも最近は同じような流れなのかな。もしまた日本に行くとしたら、その頃は「レジ袋がたまったころが懐かしい」ってことになるのかも。


ペットショップ

ペットショップにいる子犬も子猫もかわいいけれど、とても小さなスペースに入れられて商品として並べられていることに違和感を覚えました。フィンランドではあり得ないことです。

日本って色んな面で先進国だと思うけど、ペットショップを見ると、なんかがっかりです。近々変わってくれることを願うばかり。

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月曜日, 3月 11, 2019

国営放送のトップニュース ~2019年第10週~

event_note3月 11, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
日本では2月にすでに野草の花々を見ることができたけれど、こちらフィンランドはまだこんな風景。


今日も真冬日。雪もちらついていました。

さて、国営放送のトップニュースチェックをしばらく中断していたけれど、再開します。こんなことでもしないと、ニュースをちゃんと見聞きしなくなりそうだし。ほら、世の中いやなニュースが多いじゃないですか。だからつい、ニュース番組を避けたくなってしまう…

書き方についてちょっと説明すると

【日】のあとには、NHKの夜7時のラジオニュースでトップに挙げられていた事項に該当するNHKサイトのニュースの見出し。該当ニュースページにリンクもしてあります。

【芬】のほうは、フィンランド国営放送 Yle の、夜8時半のテレビニュースでトップに挙げられていたものです。うまく訳せなくて、変な日本語になってることも多いです(-_-;)

NHKのニュースに関しては説明の必要はないだろうけれど、フィンランドのニュースに関しては、ときにほんのちょっとだけ説明を加えておきます。

2019年3月4日(月)のトップニュース

【日】 “アポ電” 江東の女性死亡事件 渋谷の事件と多くの類似点 | NHKニュース
【芬】新しい国際的な情報漏洩が、フィンランドのノルデア銀行にも不審な資金がもたらされていることを明らかにした

多くの銀行が、資金洗浄に使われていたことが明らかになったという話です。フィンランドにもあるノルデア銀行にも、少なくとも7億ユーロに及ぶ不審な資金がもたらされていたそうな。

2019年3月5日(火)のトップニュース

【日】 ゴーン前会長の保釈認める決定 保釈金は10億円 東京地裁 | NHKニュース
【芬】ティモ・ソイニ外相は、次の国会議員選挙に出馬しないことを明らかにした

ティモ・ソイニ氏は、真のフィンランド党の元党首。今は「青の改革」という、真のフィンランド党から分離独立した政党に属しています。

彼が次の選挙で出馬するかどうかというのは、少し前から話題になっていましたが、この日やっと、本人が明言したようです。国会議員の任期が終わった後の意向についてはまだ明らかにしていないようですが。

2019年3月6日(水)のトップニュース

【日】 ゴーン前会長 保釈 | NHKニュース
【芬】ISIS(イスラム国)の地で暮らしてきたフィンランド人女性がフィンランドに帰りたいと語る
参考(芬)Isisin kalifaatista kotiin haikaileva "Sanna" videolla: "Pystyn elämään normaalia elämää Suomessa" | Yle Uutiset | yle.fi

自らの意志でイスラム国に加わったフィンランド人は80名ほどいるそうです。現在、自国に帰りたいと願っている方々も多いらしい。

そういう人たちにどう対処するか、というのが今、フィンランドだけでなくヨーロッパの各国で問題になっているみたい。

2019年3月7日(木)のトップニュース

【日】 国内景気 すでに後退局面の可能性 景気動向指数3か月連続悪化 | NHKニュース
*午後7時のニュースを聞きそびれたため、この日に限っては、夜10時のNHKジャーナルでトップに挙げられていたニュースです。
【芬】Yle(国営放送)による政党支持率調査結果。与党の支持率低下。最大支持率政党は社会民主党。真のフィンランド党の支持率の増加傾向つづく
参考(芬):Ylen kannatusmittaus: SDP repäisi hurjan eron kokoomukseen – perussuomalaisille Halla-ahon kauden ennätyslukemat | Yle Uutiset | yle.fi
参考(英)Yle poll: Undecided voters drift toward Finns Party, SDP | Yle Uutiset | yle.fi

総理大臣の政党でもあるフィンランド中央党が特に支持率を落としているのに加えて、もう一つの与党政党である国民連合党も支持率を落としています。

一方で、真のフィンランド党の支持率がぐんぐん上がってきております。

2019年3月8日(金)のトップニュース

【日】 大阪 松井知事と吉村市長が辞職願 ダブル選挙へ | NHKニュース
【芬】今任期中の社会・医療制度改革が不可能になったことを受けて、内閣が総辞職

この内閣は、社会・医療制度改革に、かなり力を入れていました。でも、結局任期中の改革はままならず、内閣総理大臣はその責任をとって、最終的に辞職の道を選んだということのようです。

2019年3月9日(土)のトップニュース

【日】 海洋生物に衝突か? 高速船の90人近くけが 新潟・佐渡沖 | NHKニュース
【芬】社会・医療制度改革の挫折はフィンランドにとって大きなダメージだ、とシピラ首相は語る

内閣総辞職の翌日。この日は、シピラ首相へのインタビューの内容がトップニュースになっていたのでした。

2019年3月10日(日)のトップニュース

【芬】欧州経済の不確実性が高まる中、フィンランドの輸出にも影響が表れている

フィンランドの代表的な輸出入港で、今年1月は輸出量が減退したとのこと。でも2月は持ち直し。
この先、とくに大きな減退はないだろうということですが、大きな増加も望めない。これからの成長は緩やかだろう…というようなそんな話。

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日曜日, 3月 10, 2019

久しぶりの日本 ~路上・交通編~

event_note3月 10, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum6 comments
2月なのに地面が凍結してなくて野草も花をつけている!! 日本に帰ったとき、うれしかったことの一つです。


久しぶりの日本で感じたあれこれ、今回は、路上・交通編です。

狭い道路がたくさん!

…改めてそう感じました。

今回最初にそれを感じたのが、空港からのバスの中。とある曲がり角では、一度ハンドルをきるだけではバスが曲がり切れなかった…。対向車線に車が止まっていたからでもありますが、それでもバスが通る曲がり角にしては、明らかに道幅狭すぎ!

実家界隈も道幅が狭い道がたくさん。でも田舎なのでしょうがない。そもそもほとんど車も通らないし、昔から見慣れた光景だからなのか、そこにいるときは道幅狭いのがそんなに気にはなりませんでした。

恐ろしかったのは東京。知人に会うために吉祥寺まで足をのばしたんですけどね、住宅やマンションのある周辺、すご〜く狭い道なのに、車と自転車と人が入り乱れて行き来してる!車は一方通行のようだったし比較的ゆっくり走っていたけれど、道を歩くのしんどかった〜。田舎者がうろうろするような場所じゃなかったです(-_-;)

東京駅近辺も、ちょっと脇にそれると狭い一方通行の道がたくさんあるのですね。東京なんて全然わけがわからないので、ホテルに行くのにタクシーを使いました。でも、その運転手さんも完全にナビゲーターに頼っていたことが判明。一方通行の道が多いんでねえ…と言い訳⁉してました。

車両は左側通行

当たり前ですけどね。でも、フィンランドでは車両は右側通行なものだから、特に日本についたばかりの頃は違和感ありました。曲がり角が怖いんですよ。なんか反対車線に行く感じがして。自分で運転したらうっかり間違っちゃいそうです。

車のライト

昼間は車のライトがついてないって、これも当たり前。でも、フィンランドでは通常、明るい時間帯でも車のライトをつけて運転するのです。対向車を眺めながら「ああ、ここは異国なんだ!」と感慨にふけっておりました。

路上に立つ人

日本滞在中にちょくちょく通っていた場所が、一部工事中でした。通行止めになっていたところもあったので、車両を他の道に誘導するために、人が立っていました。これも当たり前の光景なのだろうけれど、そこはあまりにも交通量の少ない場所。そんなところにも誘導のために人が立っていることに驚きました。

また、街なかでのこと。おそらく駐車場の出入り口だったのだろうと思います。2人の人が立っていました。この方々も、車の誘導をしていたのでしょうか。

そしてとある建物の入り口。人が立っていました。入館者を見張る人?

フィンランドでも時折、道路工事現場で、人が車両を誘導していることはあります。でも、仕事として路上やその周辺にずっと立ち、誘導したり見張りをしたりという姿は、あまり見ない気がします。地方住まいだからからなのかなあ。

切符の購入

とある朝、実家界隈の駅から吉祥寺駅への切符を買おうとしてあせりました。駅に行ったら、切符の販売窓口が開いてない!!

昔から使っていた駅だけど、もしかして、窓口が開いている時間帯が昔より短くなってる?

自動販売機で最寄りの駅までの切符を買うのはできるけど、切符売り場の上にある地図に表示されていない駅までの切符の買い方を知らない。特急券も買わなきゃいけない。だから切符は窓口から買うつもりでいたのに。

幸いなことに、奥に駅員さんが一人だけいました。そして、自動販売機での切符の購入を手伝ってくれたのでした。

駅員さんが次々にボタンを押してくれたからその時は買えたけど、きっと自力ではこの先も買えません。自動販売機なのに複雑すぎ! 外国住まいのおばさんには難しすぎるゎ!!

列車

乗車口のマークのところに列車がぴたって止まるのには、ほんと感心します。プラットホームの乗車口のマークも分かりやすいし。

ロングシートの車両やつり革も久しぶり。つり革なんて、フィンランドで見たことあったかな…。このあたりでは見かけた記憶はないけれど、都会にはあるんだろうか?

エスカレーター

都会の駅のエスカレーターで人が左側にぴっと並んで立ってるのは、すばらしい眺め。以前から知っていたことではあるけれど、しばらくぶりに目にすると、ほんとに「すごい!!」って思います。

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金曜日, 3月 08, 2019

久しぶりの日本 ~飛行場・飛行機編~

event_note3月 08, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
先月の後半は、日本で過ごしていました。考えてみれば、前回日本に帰ったのは6年余り前。

久しぶりの日本はもちろん懐かしかったけれど、「え?」って感じることもいろいろありました。

以前と変わったなと思うことももちろんあります。でも、変わっていないことでも、日本をしばらく離れているととても新鮮に感じるもの。

思い出話も含めて、そういうあれこれを何回かに分けて書いていくことにします。今回は、飛行場・飛行機編。


2便の東京行があった

今までは、日本に飛ぶときはいつもフィンエアーの便を使っていました。でも今回はJALを利用。

フィンエアーとJALが提携しているのは知っていたので、JALの便といってもフィンエアーの代わりに飛ぶ便なのだろう…と思っていたおめでたいくうっけり。

6年前すでに、ヘルシンキ・ヴァンター空港ではカウンターでなく自動チェックイン機を使わなければいけなかったことを思い出し、チェックインはすでにインターネットで済ませてありました。もっともそのとき、あれ?とは思ったんですよ。フィンエアーのサイトからはチェックインできなかったから。

で、真相を知ったのは空港に行ってから。東京行きの飛行機は、フィンエアーとJALの2便あるって。

それら2便は、出発時刻にもあまり違いはないのですよ。東京へ飛ぶ人がそんなにもいるってことなんでしょうか? びっくり。

ついでにいうと、その日に日本に向かう便は、その他にも2便(大阪行きと名古屋行)あったようです。

フィンランドに初めて来た頃は、日本とフィンランドの直行便って週2回しかなかったような…。その頃が、すご~く昔の話に思えてきちゃう。

そういえば、シーズン限定みたいだけど、福岡ーヘルシンキ直行便もあるみたいです。それから今年の12月には、札幌ーヘルシンキ直行便が運行を始めるそう。

チェックインカウンター

ヘルシンキ・ヴァンター空港でのフィンエアーのカウンターは荷物預かりのみ。それも、セルフサービスだったんじゃないかな…。

でも、JALのカウンターでは、チェックインをしてくれていました。さすがは日本のサービス。自動チェックイン機になんて誘導しないで、ちゃんと人が対応するんだ、と感心しましたよ。

もっともあとになって、それが思い違いだったことが分かりましたけどね。ヘルシンキ・ヴァンター空港ではカウンターでチェックインをしてくれてましたけど、成田空港では自動チェックイン機に誘導してましたから。

そうそう、フィンランドのチェックインカウンターでは気に留めなかったのだけれど、成田のチェックインカウンターでは、カウンターの向こう側にいるのが、みんな若い女性だったというのがちょっと異様に見えちゃいました。日本だと意外に普通のことなのかもしれないけれど、世の中一般の年齢構成を考えるとなんか変。もうちょっと年配の方々が混じっている方が自然だと思うのだけれど…

黒髪の集団

多様な髪の色を見慣れていると、みんながみんな黒い髪をしている情景というのが、特殊に見えるもの。

ヘルシンキ・ヴァンター空港のJAL搭乗ゲートの前で周りをみまわすと、まさにそんな情景! 白いものが混じっていてもおかしくないであろう年頃の方々も多かったけれど、それでもやっぱり黒髪がほとんどでしたわ。「ごま塩頭」を固守しているくうっけりは異様に見えたかもなあ。同じような髪色の仲間は男性陣だけだったもの。

客室乗務員さんたちと飛行機内のサービス

フィンランド航空と日本航空の違いを最初に感じたのは、搭乗ゲートのところで客室乗務員さんたちを目にした時。物腰は柔らかだけどみなさんピシッとされていて、全体の統一感も半端ない。

髪型とかお化粧とかって、厳格な決まりとかあるんでしょうか? 髪をきれいにまとめている方ばかりだった気がします。そういえば、ショートカットの方は目にしなかったわ。

皆さん感じもよかったし、サービスについても文句の付けどころはありません。でも、あまりにも統一感がありすぎると、不自然にも思えてきてしまう。

それでも確かに、日本航空の客室乗務員さんたちは、くうっけりが昔から抱いていた、いわゆる「スチュワーデスさん」のイメージそのままかも。

そういえば…

その昔、フィンランド航空の便でのこと。たまたま乗っていた席が、客室乗務員さんたちの控室のすぐ近く。乗務員さん同士のおしゃべりが聞こえるぐらい近かったのです。

そんな中控室から聞こえてきたのは、日本語でいう「罵倒語」。「畜生!」とか「糞!」とか…そんな類の言葉。もっともフィンランド語はその類の言葉がとっても豊富で、使う人の割合もきっと多いし、たぶん日本よりもずっとあっさり使われます。

それでも、それまでもっていた「スチュワーデスさん」のイメージとはあまりにも程遠い言葉遣いだったから、すごく印象に残ったんですよね。同僚同士のおしゃべりとはいえあの言葉遣い…日本航空ではあり得ないだろうなあ。

ところで、日本航空の機内の飲み物サービスは、いい意味でフィンエアーとはちょっと違っていました。

フィンエアーのエコノミークラスでは、ソフトドリンクやビール、ワインは追加料金なしでいただけますが、それよりアルコール度の高いものだと、購入しないといけないのですよ。

一方、今回乗った日本航空では、エコノミークラスでもビールやワイン以外も追加料金なしでいただくことができたのでした。

成田空港での入国審査

少し前にフィンランドの国籍をとったので、日本の国籍はもうありません。そんなわけで、今回初めて外国人として日本に入りました。

もちろん入国審査は、日本のパスポートで日本に入るときはちょっと違う。でも、あきらかに元日本人だからか、特にあれこれ聞かれることなく入国。パスポートに貼られた短期滞在の入国許可を示すマークが新鮮でした。

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日曜日, 3月 03, 2019

2019年2月を振り返る

event_note3月 03, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
今年2月に撮った写真。


こんなビル街はフィンランドにはありえない。そう、これはフィンランドではなく東京です。

この2月は、2週間あまり帰国していたのです。せっかくだからちょっと東京に出てみたんですけどね、人と建物の多さにとっても疲れました。くうっけりには都会生活は無理だと再認識。だから、フィンランドが過ごしやすいって感じるのかも。街に出ても人少ないし、建物だって日本のものほど圧迫感はないもの。

2月はフィンランドを離れていた期間が長かったけれど、いつものように2月のフィンランドを振り返ってみます。

2月の気候

全体として例年よりも暖かかったようです。最寄りの観測所の2月の平均気温は、去年のそれよりも7度以上も高い!! 平均でそれだけ違うってすごくないですか?とはいうものの、それだけ違っても平均気温はプラスじゃなくてマイナス… ここはやっぱり北国。

うちの温度計での2月最高気温は 6.9℃、最低気温は −16.3℃ でした。去年の記事( 2018年2月を振り返る)を見返して、去年は確かに寒かったことを思い出しました。

フィンランド国内での2月の最高気温は 9.7℃。オーランドのマリエハムンでの記録。フィンランドの2月にこの気温は珍しいけれど、記録更新ではないとのこと。過去2回、フィンランド国内の2月の最高気温が10℃を超えたことがあるのだそうですよ。

一方、国内の2月の最低気温のほうは −39.1℃。ラップランド北部にあるウツヨキでの記録。これでもフィンランドの観測史上最低記録(−51.5℃)には程遠いというのが恐ろしい…。

いずれにしても今年の2月のフィンランドは、全体として例年よりも暖かでした。

暖かかったのはフィンランドだけではなかった模様。イギリスでは2月に気温が20℃を越した日があったのだそう。2月にその気温というのは、どうやら観測史上初めてのことだったらしいです。

2月のオモ


帰国している間、一番の気がかりはオモのことでした。散歩や餌については夫に任せても問題ない。でも夫は、その他のケア(目薬、ブラッシングや爪切りなど)は今まで一切してこなかったのです。せめて目薬は与えてほしいとお願いして日本に発ったのですが…

結局できなかったみたいなんですよ。慣れてないからオモも嫌がって抵抗するし、夫は抵抗されるとすぐ引き下がっちゃうし。

そんなこんなで、オモは2週間あまり目薬の投与なし。くうっけりがいない間に角膜がまた炎症してしまうのではないかととにかく心配でした。

夫の話によれば、オモは変わりなく、いつものように過ごしていたとのこと。くうっけりがいないことを寂しがってくれなかったということか?まあ元気がなくなるより、そのほうがいいですけどね。

フィンランドに戻ってきて久しぶりに見たオモは、予想通りなかなかすごいヘア。2週間もブラッシングしないとああなるんだなあ。でも、とっても元気なお出迎え。

2月の最後の日に帰宅して元気なオモを見て、とにかくホッとしました。目も特に異状なし。よかった〜

2月に読まれた記事

2月の特に後半はブログをアップしていませんでした。それなのに読みに来ていただいて恐縮です。

2月もまた別ブログ( 手仕事@タピオの国)の記事のみ。3つとも手織りに関するものです。






このあたりはフィンランドとしては暖かい地域だけれど、まだ根雪もあり、真冬日(一日の最高気温が0℃以下)も珍しくありません。でも、こちらから日本に行った時よりも、日本からこっちに来たときのほうが、気候には楽に順応できている気がします。外は寒くても室内が暖かいからかも。

逆に、時差への順応は日本に行ったっときのほうが楽でした。フィンランドに戻ってきたのは先おとといなのだけれど、まだ体がこちらの時間帯に馴染めてません。一般には、東に飛ぶ(一日が短くなる)より西に飛んだほう(一日が長くなる)が楽なはずなんですけど。

ちなみに今は、フィンランド時刻で午前4時を過ぎたところ。昨夜は眠くて眠くて早くに寝てしまって、夜中の12時前にぱっちりとめざめてしまったのでした。これって、完全に日本の時間帯での生活だよなあ…

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