フィンランドでの日常生活を綴っています。

木曜日, 12月 29, 2016

お絵かき

event_note12月 29, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
毎日何かしらひとつ、新しいことをしてみるといいですよ~
という話に乗せられて、最近それを心がけているくうっけりです。

とはいっても、たいしたことはしていません。

インスタグラムなるものを始めたとか、市の図書館から電子書籍を借りてみたとか…そんなもんです。

今日は、タブレットで絵を描いてみました。
もうすぐ新年ですから、新年のご挨拶に使えるような酉の絵を描くつもりだったのですが…

じゃ~ん!!

悲しいぐらいに稚拙。これじゃあ新年のご挨拶に使うにはちょっとねえ…

くうっけりの絵心ってこんなものだということを、改めて自覚したのでした。

水曜日, 12月 28, 2016

トウヒとモミの木

event_note12月 28, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
クリスマスは過ぎてしまったので、話題が一足遅れた感もありますが…

クリスマスツリーというと、真っ先に思い浮かぶのがモミの木じゃないですか。
でも、フィンランドでクリスマスツリーといえば、トウヒ(オウシュウトウヒ)…フィンランド語名 kuusi …です。

モミもトウヒもよく似ているからか、クリスマスツリーはモミの木だという固定観念があるからなのか、フィンランド語の kuusi が「モミ」と訳されることが度々あります。

例えば、ジャン・シベリウスのピアノ曲「5つの小品『樹の組曲』」の中の5曲目は「樅の木」。でも、もとの曲名はスウェーデン語で Granen、フィンランド語では Kuusi。つまり、「トウヒ」なのですよ。

わかっていて、あえて「樅」と訳しているのかなあ。「唐檜の木」と書かれているよりも「樅の木」と書かれているほうがなんとなく素敵に見えますし。

さて、モミとトウヒをこうして比べてみればどうでしょう? どちらがモミでどちらがトウヒか分かりますか?


比べてみると、葉の形が少し違いますよね。右の写真ではとがっているけれど、左側の写真の葉はとがっていません。それから、葉の根元もちょっと違う。右の写真では葉の根元に茶色っぽい部分(葉枕)が見えるけれど、左の写真にそのようなものは見えません。

向かって左の写真は「モミ」、右が「トウヒ」です。

フィンランドでは「トウヒ」は身近な木だけれど、「モミ」ってあんまり身近じゃないんですよね。だからくうっけりも、大きく育ったトウヒはイメージできるけれど、大きく育ったモミの木はイメージできません。うちのはまだおチビだし。

「モミ」と訳されてしまうと、身近な木が身近でない木に変わっちゃう。それがどうしても気になってしまうこの頃なのです。

木曜日, 12月 15, 2016

ポインセチアといえばクリスマス

event_note12月 15, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
日本ではポインセチアという名で知られているこの植物、


フィンランドでは、joulutähti(クリスマススター)とよばれています。つまり、フィンランドでは、ポインセチアといえばクリスマス。

クリスマスが近くなると、夫は、職場からポインセチアをもらってきます。なぜか、ここ数年それが慣例になっているようなんですよね。

ポインセチアは多年草なので、ちゃんと世話をすれば何年も楽しめるはず。花を咲かせるには手間がかかるそうですが、素人でも常緑の観葉植物としてなら、簡単に育てられるらしいのですよ。

でも毎年、数週間後にはあまりにもひ弱な姿になってしまい、処分する羽目になるのです。水のやり方がいけないのか、光が少なすぎるのか…

もらってきたばかりは、こんなに元気なんですけどねえ。


そういえば、今までこのブログにはポインセチアをアップしていませんでした。

今回は、ここにこうしてアップ。そして、1か月後に再びアップする予定。今回こそは、長生きしてもらいます!!

水曜日, 12月 14, 2016

鳥インフルエンザ…フィンランドでは

event_note12月 14, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
高病原性鳥インフルエンザがフィンランドで見つかったというニュースがあったのは、11月末のことです。

H5N8型だそうで、人への感染は心配ないとのこと。それでも、死んだ野鳥を見つけたら触れずに、速やかに自治体の獣医に連絡をするように、と報道されています。

広範囲で見つかっているわけではないようで、今までのニュースで取り上げられていたのは、オーランド島とフィンランド南西部にある島のみ。


鳥インフルエンザでまず影響をうけるのは、家禽農家でしょう。でもそれだけではなく、もう一つ心配されているのが、個体数の少ない野鳥への影響です。

例えば、オジロワシ。

オーランド島で、鳥インフルエンザで死んでしまった3羽のオジロワシが見つかっているんですよ。オジロワシは、群れで生活する鳥ではないから、鳥インフルエンザが広がる危険性はないかもしれない。でも結局は、ふたを開けてみたいと分からない…というところのようです。

被害が広がらないことを祈るのみですね。


小鳥への冬の餌付けは今まで通りで大丈夫ですよ、という バードライフ・フィンランドの言葉を信じて、例年通り庭にある木の枝に、使い捨てバードフィーダーぶら下げているくうっけり家です。

バードフィーダーといえど、リスたちもやってくる…

少し前までは、バードフィーダーから直接餌を取ることができなかったリス(関連記事 
うちの庭のリスの話)も、どうやら、バードフィーダーから直接餌を取る技術を身につけたようです。



とはいっても、この技術を身につけたのは、うちに来る2匹のリスのうちの、1匹だけらしい。はたして、もう1匹も身につけることができるでしょうか?

日曜日, 12月 04, 2016

庭のモミの木

event_note12月 04, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
あっという間に12月ですね。
12月といえばクリスマス、クリスマスといえばクリスマスツリー…

ということで、久しぶりにうちの庭のモミの木の様子です。


今の場所に移植したのが去年の夏でした。

モミの木の移植

そして、これが今の姿。


まだおチビだけれど、こうして見ると、だいぶモミの木っぽくなっていますね。

ちまたのクリスマスツリーに引けを取らないぐらいに大きくなるのは、何年後かな?

火曜日, 11月 29, 2016

うちの庭のリスの話

event_note11月 29, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
昨冬は、鳥の餌台に2匹のリスが来ていたので(関連記事 小鳥の餌台の常連さん)、もしかすると、夏には子リスも見ることができるんじゃないかと楽しみにしていたのですが……

でもその後、リスたちがなぜか姿を消してしまったのです。もっといい場所を見つけて引っ越していったのか、何かに襲われてしまったのか、理由は分かりません。いずれにしてもこの夏は、子リスどころか大人のリスさえもうちの庭には現れませんでした。

秋になってからでしょうか、再び庭を走り回っているリスを見かけるようになりました。1匹の時もあれば2匹の時も。昨冬のリスが戻ってきたのかとも思ったけれど、どうや違う子たちのようです。

そう思われる理由はこれ。


いや、写真で個体を識別できるなんて技があるわけではないんですよ。これは、小鳥の餌台の近く。それなのにこの子は、地面に落ちた餌を拾って食べているんですよ。

昨冬のリスは、2匹とも直接餌台からヒマワリの種を取って食べていました。でもこの子は、餌台に行くという技を持ちあわせていない模様です。餌台に行けばもっとたくさんヒマワリの種があるのだということに、おそらくまだ気づいていないのでしょう。今年生まれた子なのかなあ…

まあしばらくすれば、餌台に行くことも覚えるでしょうね。この子がいつごろ技を身につけるのか、楽しみにしているところです。

日曜日, 11月 27, 2016

ハクジョウキリン 順調に成長中

event_note11月 27, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
鉢に植えたときには、葉が3枚しかなかったハクジョウキリンは(関連記事 ハクジョウキリンの世代交代に向けて)、順調に育っています。

今は葉っぱが4枚!!



真上からも見てみましょう。ほらね、かわいいでしょう?



さらに、もっと小さい赤ちゃんが、お母さんハクジョウキリンと同じ鉢で芽を出しました。


もう少し大きくなったら、これも別鉢に植え替えますわ。

火曜日, 11月 22, 2016

オモの目のその後

event_note11月 22, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
暖炉の前を陣取るオモ

目をしょぼしょぼさせているオモを病院に連れて行ったのは、今月初めのこと。(関連記事 オモの左目の濁りが悪化

その後の経過です。

目をしょぼしょぼするのは痛みがあるからだ、と言われ、病院に行った日から痛みどめを約1週間服用。目薬も処方されて、毎日数回ずつさしてきました。

先週の木曜に再診。角膜の表面の傷は治っているようだとのこと。ただし、角膜はまだ腫れているので、念のため目薬はまだ与え続けるように、と言われました。

ということで、今週末までは、オモの目に目薬をさすことになります。


くうっけりもオモも、今は目薬に慣れましたけど、最初はたいへんだったんですよ。初日はよかったのです。でも、目薬が目に入ると不快だ、と気づいたオモは、次の日は反抗しましてねえ。食べ物でつってもなかなかうまくさせなくて、こっちはいらいらするやら情けないやら…

でも最終的には、インターネット上で見つけた情報が役に立ち、おどろくほど楽に目薬がさせるようになりました。方法ってだいじなんですね。オモには無駄にいやな思いをさせてしまったと、反省しましたよ。


オモの左目はまだだいぶ白っぽいです。徐々に白味は消えていくだろうと言われましたけど、核硬化症がある目なので、もともとあった濁りは残ります。


それにしても、いったいどこで目に傷がついたんだろう? 今までは、背丈のある草の生えている休耕地の真ん中も平気で歩かせていたのだけれど、なんかこわくて、そこはしばらく歩いていません。……いつどこで傷がついたのか分からないから、余計に心配してしまうのです。

金曜日, 11月 18, 2016

暗い季節の必需品

event_note11月 18, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
11月の前半は、雪が降り真冬日が続きました。

雪に覆われた冬景色がこのまま続くかと思いきや、再び気温はプラスに。最近は、雪ではなくて雨が降り、銀世界は、再び晩秋の典型的なくら~い景色に変わりはてました。


暗い季節の必需品、歩行者用の反射鏡です。


この時期、フィンランドでは、反射鏡/反射材を身に着けることを歩行者にも義務付けています。とはいっても、実際にそれを守っているのは、歩行者の約半分ということなんですが。

いろいろなタイプの反射鏡/反射材がある中で、上の写真にあるタイプのものはよく使われているものの一つでしょう。なにかのイベントで、無料配布されていたりもしますしね。


さて、このタイプの反射鏡の取り付け方です。

「反射鏡が膝のあたりにぶら下がるように、糸の端を上着の右ポケットの口付近に安全ピンで取りつける」 …その昔、フィンランド人の友人にそう教えられました。

「膝のあたり」というのは、反射鏡の位置が低いほうが車から見えやすいから。右側に取り付けるのは、歩行者の右側を車が走るから(フィンランドでは車は右側通行。ということは人は左側を歩くことになる)。ポケットの口の近くに取り付けるのは、反射鏡が必要ないときに安全ピンを外さなくともポケットにすぐしまえるように。


このタイプの反射鏡は手軽だし、この時期に使う全部の上着に最初からつけておけば忘れることもありません。そういうわけで、くうっけりが愛用しているのはこのタイプ。ただ、ちょっと困っていたのが、オモとの散歩のときです。

反射鏡をぶら下げている糸が結構長いので、オモとの散歩の時に糸とリードがからまるんですよ。それで、散歩のときだけは反射鏡を別な位置にぶら下げたりもしていたのです。


でもこの秋、いいものが手に入りました。オモの餌を買った時に、こんな景品をもらったのですよ。


反射材付きの帽子とベスト、そしてリード用の筒状の布です。なかなかのアイデア景品です。

こんなのを着るなんてちょっと恥ずかしいかな?とも思いましたけど、この時期、車から見えやすいというのは大事なこと。で、オモとの散歩のときにはこれらを使うことにしています。


反射材を身に着けているかいないかで、車からの見え方って全然違うんですよ。( 例えばどういう風に違うのかというのを、このページ → Liikenneturva | Heijastin で見ることができます。フィンランド語のページなのですが)

…ということで、夜道を歩くときには反射材を身につけましょう!! 日本の警視庁だってそういってますよ → 光が命を守る~暗くなったら必ず付けよう反射材~|警察庁

*****

ところで、この間のスーパームーン。昇ったばかりの月を見たかったのだけれど、雲に隠れていて見えませんでした。

このあたりは、一晩中雲が多かったようです。それでも時折、月が雲の間から顔を出してくれました。こんな写真も撮れましたよ。ラッキー!

2016年11月14日の月

金曜日, 11月 04, 2016

オモの左目の濁りが悪化

event_note11月 04, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments


オモの左目が濁っているのに気付いて、病院に連れて行ったのは夏のこと。その時は、核硬化症と診断されて胸をなでおろしたのでした。(関連記事 オモを病院へ

1週間半ほど前、その左目がしょぼしょぼしているのに気付きました。最初は一時的にも見受けられたのですが、日がたつうちにしょぼしょぼすることが多くなり、白い濁りもひどくなってきたんです。

それで今日、病院に連れて行きました。

検診の結果、角膜に傷がついているとのこと。濁りがひどくなっているのは、角膜が腫れているから、という話でした。

飲み薬と目薬を処方されて帰ってきました。そして1週間後に再検診です。


飼い主としては恥ずかしい話なのですが、オモは病院では全くいい子じゃありません。よその犬を見れば吠えてしまうし、診察台でもおとなしくできません。体を触られるのはまあまあ大丈夫だけれど、顔周りを触られるのをとてもいやがります。それで、診察のときにはマスクを使わざるをえません。

お利口さんにしているワンちゃんたちが多いだけに、肩身が狭い……きちんとしつけができなかったのは、100%飼い主の責任ですものね。


オモは今日、病院で力を使い切ったんでしょうか? 帰宅後はぐったり。目薬をさすときにも、あまり反抗しませんでしたわ。

土曜日, 10月 29, 2016

食用キノコと庭の変なキノコ

event_note10月 29, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
今日の午後は、近くの小山に散歩してきました。

いつもの頂上からのいつもの眺め。

小山の頂上から見た秋の風景

広葉樹の葉はもうだいぶ落ちています。白樺は、てっぺんあたりに黄色い葉を残しているのみ。


今日の散歩では、あわよくばキノコ狩りができるかもしれないという、下心もありました。

この時期に探しているのは、フィンランド語で suppilovahvero とよばれるキノコ。グーグル先生によれば、和名はミキイロウスタケだそう。

このキノコ、9月上旬にはまあまあよく見つかったのですよ。

9月上旬に見つけたミキイロウスタケ


でも、晩秋まで採れるキノコだからと、そのときは大きめに育っているもの以外は、ほとんど収穫しなかったのです。

アンズタケとミキイロウスタケの外見を比較


ところがその後、雨の降らない期間があまりにも長かった……

年によっては、12月になっても収穫することができるキノコですが、今年はなかなか見つかりません。今日も収穫なしでした。

来週は雪が降るかもしれないとの予報ですし、今年はもうキノコはあきらめたほうがいいのかも。


欲しいキノコは見つからないけど、庭にはなぜか変なキノコが生えています。それも、砂利のところに。

庭で見つけた知らないキノコ

アップで見ると……

庭で見つけたキノコのカサの表面

なかなかかわいいではないですか。

なんていうキノコなのかわかりませんが、かわいいのでそのままはやしておきますわ。

日曜日, 10月 23, 2016

ハクジョウキリンの世代交代に向けて

event_note10月 23, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
ハクジョウキリンです。


本などの写真を見ると、もっと葉っぱが生い茂っていて、いかにも「観葉植物」。それに比べると、我が家のハクジョウキリンはみすぼらしいですわ。

でも、その昔、葉っぱがこれしかなかったこともあるので


それに比べればましでしょうかね。


うちのハクジョウキリンは、夫がまだ独身時代に育てていたものの子孫です。もう何代目なのかは不明。結婚して今の家に越してきてからも、何回か世代交代していますし。


今部屋にあるものも、もう丈が80㎝ぐらい。そろそろ世代交代をさせたいものだと思っていました。でもなかなか苗が生えてくれなかったのです。


この花が


実となりそれが熟すと、種が飛びはじけます。

その時に、種が近くにある他の植物の鉢に落ちて、運よく発芽することがあります。今までは、それを利用して世代交代をさせていました。

でも、待っているときに限って、なかなか発芽しないんですよね。自分で種を採って蒔かないとダメかな、と思っていたところ……


近くに置いてあった、コウフクノキの鉢にハクジョウキリンの芽を発見!!


さっそく別の鉢に移しました。

それから2週間余り。
大きさはまだほとんど変わっていないけれど、茎の中央から新芽が出てきていますね。どうやら元気に育ってくれているようです。



ハクジョウキリンは、とても育てやすい観葉植物です。植物の手入れをさほどしていない我が家でも、数世代が絶えることなく育っているのがその証!

ただフィンランドの場合は、室内の気温を冬でも20℃ほどに保っているので、育てやすいと感じるのかもしれません。一般の日本の家屋みたいに、冬の室内の気温がぐんと下がる場合にはどうなのかなあ。

水曜日, 10月 19, 2016

ヒューズが切れたと思ったらブレーカーが落ちていたという話

event_note10月 19, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
いつものようにアイロンがけを始めたら……

もう熱くなっているはずのアイロンが、いまいち熱くなかったのです。どうやら、そのアイロンは、一度温まり始めたものの、途中で電源が切れてしまった模様。

アイロンが壊れたのか?とあせりました。でも、そのコンセントに他の電気器具を差し込んで確かめてみると、それも全く作動しません。問題はアイロンのほうではなくコンセントのほうらしい。

さらに確認していくと、そのコンセントと同じ回路の電気は、一切使えないということに気づきました。

そこで、その回路のヒューズが切れたのに違いないと思いまして、分電盤を確認したのです。


うちの分電盤には、こんなぼこぼこしたものが並んでいます。



これはフィンランドでも古いタイプのもの。我が家は、優に築50年以上になる家なので。

いずれにしても、うちにある分電盤のそれぞれのぼこぼこの中には、こんなヒューズが取り付けられています。


ヒューズが切れると、普通は金属個所の中央にある銅色の部分が飛び出します。だから、どのヒューズが切れているのかというのはすぐにわかるはずなのですが……

今回はわからなかったんですよ。

それでも、一部のヒューズを新しいものに取り換えればどうにかなるんじゃないかと、いろいろ試してはみました。でも、相変わらず電気は流れない。

しょうがない。自分でどうにかするのはあきらめて、電気工に修理をお願いすべきかと思っていたところ……


エアコンにも電気が入ってないって夫が言うのですよ。

エアコンは家の外につなげた回路から電源を取っているので、屋内の回路とは別物のはず。なのに、エアコンも切れているということは……


そこで思い出したのが、漏電ブレーカーの存在です。

フィンランドでも、今どきの家だったら、家じゅうのほぼすべての回路が漏電ブレーカーにつなげられていると思います。でも、うちの場合、そもそもここに引っ越してきた時には漏電ブレーカーはなかったのですよ。

でもその後、少し改築をして電気配線を増やしたときに、電気工さんが、屋外の回路と浴室の回路に、漏電ブレーカを取り付けてくれたのでした。

ちなみに、電流が切れていたコンセントは、浴室の電燈と同じ回路。


野外の回路も浴室の回路も使えない……そこでやっと、漏電ブレーカーが落ちたのということに気づいたのです。で、ブレーカーを上げたら問題はすぐ解決しましたよ。


うちの漏電ブレーカーはこれなんですけどね、


これが落ちれば、この写真でONになっている部分がOFFになるわけです。だから、すぐ気づくはず。

でも、最初に「ヒューズが切れた」と思いこんでしまっていたものだから、ここに目がいかなかったのですね。


ドジな話です。せめてもの救いは、電気工に電話する前に気付いたということでしょうか。

火曜日, 10月 18, 2016

キクイモの収穫

event_note10月 18, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
今年は、シカが菜園に迷い込まなかったこともあって、キクイモは、とても背高のっぽに育ちました。



イモのほうは、本来ならまだ収穫しなくてもいいのです。でも、コテージの菜園なので、来年種イモにするつもりのもの以外は、全部収穫してきました。もう、コテージシーズンは終わりですから。


キクイモってこんなイモです。


自分で育てるまでは、キクイモなんて全然知りませんでした。でも、調べてみると、日本でもそれなりに知られている植物なのですね。


我が家のキクイモは、大きさも量もたいしたことはありません。


でも、どうやって食べるかに毎年悩んでしまうのです。キクイモ料理ってピンと来なくて。


去年は、サラダにして食べることが多かったかな。ただ、晩秋~初冬に食べただけになってしまいました。ネズミさんのせいで。

去年はキクイモを土に入れて地下室で保存していましたが、いつの間にかどこからかネズミが入ってきたようで、食い荒らされてしまったんです。

今年はそうならないように気を付けなければ……

月曜日, 10月 10, 2016

フィンランドのレシピでリンゴケーキを作る

event_note10月 10, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum6 comments
知人からリンゴをたくさんいただきました。

リンゴケーキを作ろうと思い、インターネットでレシピ探し。で、見つけたのがこのブログページ → Liian hyvää: Muhkea omenapiirakka

このブログ(Liian hyvää)全体がとにかく素敵です。説明も分かりやすい。フィンランド語が理解できる方は、このくうっけりの記事を読むよりも、そちらのページを読んだほうがいいです。フィンランド語ができない方も、そのブログを覗いて損はないですよ。

リンゴケーキの材料と作り方



上の写真が、くうっけりが焼き上げたケーキ。参考にしたブログほど美しくないのが悲しい……

でも、なかなかしっとりとしたケーキになりました。以下、材料と作り方です。

材料(天板1枚分)

生地
卵 4個
砂糖 3dl (=300cc)
生クリーム 2dl (=200cc)
牛乳 2dl (=200cc)
バター or 製菓用マーガリン 200g
小麦粉 7dl (=700cc)
ベーキングパウダー 小さじ4

生地の表面へ
リンゴ 3~5個
砂糖(グラニュー糖) 適量
シナモン 適量

生地の砂糖の量は、もとのレシピ(3.5~4dl)よりも少し減らしました。フィンランドのレシピ通りに作ると、甘すぎることがよくあるものですから。実際、3dlで作っても、十分な甘さでした。その辺は、好みかとも思いますが。

作り方

  1. バター(マーガリン)200gを溶かして、さましておきます。

  2. 割りほぐした4個分の卵をボウルに入れ、3dlの砂糖を加えて、よく泡立てます。

  3. 2.に、牛乳2dl、生クリーム2dl、1.のバター(マーガリン)を入れて、軽く混ぜ合わせます。

  4. 小麦粉7dlとベーキングパウダー小さじ4をふるい合わせたものを、3.に加えて、ハンドミキサーで軽く混ぜます。(量が多すぎて、へらではうまく混ざらなかった……)

  5. 天板にベーキングペーパーをしいて、4.の生地を流し込みます。

     
  6. リンゴの皮をむいて芯を取り、薄切りにして生地の上に並べます。(大きい形のいいリンゴならそれほどではないでしょうが、小さくて形の悪いリンゴだと、かなり手間がかかるということを実感しました)

  7. 砂糖、そしてシナモンを振りかけます。(スプーンを使って上から振りかけたら、ぜんぜん平均にかからなかった……という失敗例が下の写真)


  8. 200℃のオーブンの中段で、約30分焼きます。

  9. 竹串で刺して、生地がついてこなかったら出来上がり。

天板まるまる1枚分焼いて、家族2人(と1匹)で、3日で平らげました。…体重計がおそろしい。

日曜日, 10月 09, 2016

リーキの収穫

event_note10月 09, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
リーキは霜が降りても平気なので、収穫はもう少し先でもいいだろうと思いつつ、結局この週末に収穫しました。

日中の気温が10℃にも満たないこの頃…菜園に残しておいたところで、もう成長はしないでしょうから。


収穫したリーキです。


今年も成長がいまいち。手入れ不足+肥料不足ですかね。

それなりの大きさに育っているのもあるけれど、ニラぐらいの太さにしかなっていないのもあるんですよ。種をまいたのが3月。それからもう、7か月近くが過ぎているというのに。


これら収穫したものは、輪切りにして乾燥させ、保存します。乾燥野菜って便利なんですよね。

10年ぶりのオモの失敗

event_note10月 09, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
ショックです。オモが失敗をしでかしました。10年ぶりのことです。


オモが、室内でおしっこをしてしまったのです。

今年に入ってから、尿漏れは確かにありました。でも、それらはあくまで「漏れ」。でも今回は、完全なる排尿です。

前回オモが室内でおしっこをしたのは、生後4か月の時。その時はすでに、トイレトレーニングはちゃんとできていたはずだったのですが、洩らしちゃったんですよね。でも、それが最後でした。

それ以降は、長時間お留守番しようがなんだろうが、室内で用を足すなんてことは一度もなかったのです。

ところが、昨日…

家族で夕食後、居間でくつろいでいたときです。
オモが、自分のクッションのところに行って、寝床を作っていたのですよ。(←犬を飼っている方にはおなじみな仕草かと思います。前足で掘るようなしぐさをするってやつです)

いつものことなので、たいして気にも留めずにいましたが、そのあとがいつもと違う。動きが止まって、四つ足でじっと立っていたのです。もしや?と思ったころにはもう遅く、クッションは尿で濡れてしまっていました。

ショックでした。こんなこと、10年間(オモは今、10歳4か月)一度もありませんでしたから。

状況もなんだか不自然。寝床を作っていたはずなのに、おもむろに尿をしてしまうなんて。それに、犬は通常、自分の寝床を尿で汚すなんてことをしないはず。


……これって老化現象なのかなあ。

火曜日, 10月 04, 2016

今年最後のトマトの収穫

event_note10月 04, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
このところ、晴れの日が続いています。すがすがしい天気はうれしのですが、

晴れ→雲がない→放射冷却

ということで、ここ数日は明け方冷えこんで、連日霜が降りています。

明朝は特に冷えるだろうとのこと。もしかすると氷点下になるかもしれないという話です。


うちのトマトは、霜が降りにくい場所に植えてあります。だからまだ元気にしています。でも、気温が氷点下になれば話は別。明日にはもう、くってりしてしまっているかもしれません。

そこで、そうなる前にと、今日はトマトを房ごと全部収穫しました。熟していないのばっかりですが。



これらの中から、少しでも色が付き始めているものは、熟すことを期待して、房のまま暖かいところに置きました。



まだ全然色づき始めてもいないトマトは、房からもぎ取りました。これらは、酢漬けになる予定。



今年は、熟し始めるのが遅かったけれど(関連記事 トマトの初収穫)、それでも一か月余り、もぎりたてのトマトを楽しむことができました。

日曜日, 10月 02, 2016

小山からの秋の風景

event_note10月 02, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
青空にさそわれて、今日の散歩は久しぶりに近くの小山へ。

日曜日だから他にも人がいるんじゃないかと思ったけれど、くうっけりとオモで、頂上を完全独占!! 岩の上にしばし腰を下ろして、風景を楽しんできましたよ。


今の時期、すでに黄葉も紅葉もしていますが、針葉樹が多いからか、写真からだとよく分かりませんね。そもそもこっちは、紅葉する木自体が少ないので、日本のような華やかな紅葉を見ることは、残念ながらほとんどありません。

それでもこの小山からの風景が好きです。もしかして、オモもそう思ってる?



散歩中に、キノコ狩りもできるんじゃないかと期待していたのですが、今日はダメでした。この時期に顔を出しているはずのキノコを探したけれど見つからず……

今年は雨が少なかったから、しかたないのかな。

土曜日, 10月 01, 2016

イチジク

event_note10月 01, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
10年余り前の話…

夫と帰国したとき、実家の庭に生えていたイチジクの実が、ちょうど熟していたのでした。その時、夫は生のイチジクを初めて食べたのですよ。もともと果物大好きな夫のこと、イチジクをたいそう気に入り、フィンランドではイチジクが育たないのをすごく残念がっていました。

3年ほど前、フィンランドの園芸店でイチジクの木を見つけたと、夫が喜んで購入してきました。鉢植えのものです。イチジクは、フィンランドの露地では冬越しできません。厳しい冬の間、屋内等に避難させることができるように、鉢植えで売られてたようです。

我が家にやってきたイチジクは、最初の年は実をつけました。というか、買ってきた時には、すでに小さな実がついてたのです。その年はそれらがちゃんと熟して、収穫できました。でもその後は、実を一度もつけていません。

冬越しのさせ方がよくないのかなあ。冬の間、地下室に避難させておくのですが、年ごとに元気がなくなっていく気がするのですよ。今年は葉っぱも矮小化してしてたし。

秋になり葉も色づいてきたころの、今年のイチジクの姿です。


そして今の姿。葉はもうすっかり散りました。


まんなかにまっすぐ立っているのは、幹を支えている棒。購入したときのままにしています。でも、幹は購入時よりもずっと短い。去年の春、てっぺんのほうが枯れてしまっていたので、その部分を切り取ったからです。

枝の先を見ると、来年の準備もすでにできているようですが、


ちゃんと冬越しさせられるかどうか、心配です。

金曜日, 9月 30, 2016

標識いろいろ

event_note9月 30, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
9月の初め、ヘルシンキのカイサニエミ公園に「ポケモンgo プレーヤーに注意せよ!」(?!)の標識が登場したそうですよ。

誰かが勝手に取り付けたものらしい。だから最初は、「無許可の物なので撤去」って話でした。

でも、実際にこういうものを管理するお役所さんのほうでは、とりあえず残しておきましょう、と決めたみたいです。
まあ、道路ではないし邪魔にも迷惑にもならないから、とりあえず、雪が降るまではこのまま…ということになったらしい。めでたしめでたし。


今月、ニュースで取り上げられた標識がもう一つあります。これもヘルシンキの話。でも、こっちは全然楽しい話じゃないです。

20代の男性が、極右翼(ネオナチス?)に暴行を受けて亡くなるという事件がありました。そのあと、個人によって取り付けられた標識です。(標識の写真は、こちらのニュース記事→Helsingin Asema-aukiolle asetettiin hakaristin kieltävä merkki - Kotimaa - Turun Sanomat に載っています)

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…というのが、最近の都会での話です。

実は、都会ではない我が家界隈にも変わった標識があるのですよ。


老人注意の標識???

…ではなくて、おそらくは PENA さんへの50歳の誕生日プレゼントだったんでしょう。PENA 50 Vって書かれているので。

50歳でこの格好はひどいんでない? とも思うけど、まあ、親しい間柄でのジョークなんでしょうね。

ちなみに、この標識が立っている道路は私道。公道にこんな標識たてたら、すぐ撤去命令来ますよ、きっと。


それにしても、フィンランド人って標識好きな国民なんでしょうかねえ?

日曜日, 9月 18, 2016

ズッキーニシーズン終了

event_note9月 18, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今朝の気温は、微妙にプラスだったのですが、どうやら地表近くは、氷点下だったようです。

このところ乾燥しているからか、霜は降りていませんでした。でも、氷点下になったという、まぎれもない証拠がこれ。


ズッキーニです。葉っぱがこんなになってしまいました。

毎年そうなんです。いつも氷点下でやられてしまう。それでも今年は1ヶ月ぐらい収穫できたので、よしとしましょう。

水曜日, 9月 14, 2016

フィンランドの乳癌検診

event_note9月 14, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
先日、市からマンモグラフィへの招待状!!が届きました。


市が主催する乳癌検診は2年に1回。うちの市では、50歳~69歳が対象(年齢がちょっとばれたか?)になっています。(自治体によって多少の違いはあるかもしれません。)

検診の場所は隣の市の私立病院。うちの市がその病院のサービスを買う、という形になっているのでしょう。検診の自己負担はありません。ただ、住んでいる場所によっては、その病院まで足を運ぶのがめんどうに感じるかもしれませんね。

ちなみに、我が家からその病院までは23㎞。近いって感じます?それとも遠い?
くうっけりは「近い」と思っています…感覚がフィンランド人化してるんでしょうか?


自分で予約する必要はなく、市のほうで日時を指定してきます。直接病院に電話をする、あるいは病院のホームページで、日時の変更は可能です。強制ではないので、断ることもできます。

招待状?には、検査についてやその結果の解釈について、とても丁寧に説明してあったので、感心しましたよ。これぐらい丁寧に書いておかないと、あとで困ることもあるのかな。腫瘍があったとしても、この検査で発見できないことがあるってことが、ちゃんと書いてあったし。


ところで、市で主催してくれる女性対象の検診はもう1種類あります。子宮頸癌の検診です。これも自治体によって多少違いがあります。うちの市の場合は、30歳~60歳が対象。こちらは5年ごとです。


乳癌検診にしても子宮頸癌検診にしても、間隔がこれで十分なのか…ということはさておき、これだけの検診を市のほうで全額負担してくれるということに感謝です。それに、これらの検診の対象者は「フィンランド人」ではなく「市民」…国籍は関係ないのですよ。

月曜日, 9月 12, 2016

今年もトウヒを切り倒す

event_note9月 12, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
サウナ用の薪が絶えることが無いように、去年に引き続き( トウヒの伐採)今年もトウヒを伐採しました。

これが伐採前。



そしてこちらが伐採後。


なんかあまり変わりがないですね。20m 余りの高さのトウヒを1本倒したはずなんだけど。

今年倒したトウヒは、去年倒したものと高さはあまり変わりません。でもかなりほっそりサイズ。場所によって育ち方が全然違うものなのだと実感しました。

日曜日, 9月 11, 2016

何の骨?

event_note9月 11, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
森林を散策中に見つけました。


 何の骨でしょう?

ここは、人里離れた場所ではありません。それでも今までずっと気づかれることもなく、こうして横たわっていたのでしょうか?

何の動物なのか気になります。骨だけじゃ、図鑑を見ても分かるはずもない。

大きさは中型犬ぐらいかなあ。骨だけだから、いまいち感覚がつかめなかったのだけれど。


撮った写真はこの1枚だけなのですよ。森林の中でこれを見つけたときには、ギョッとしてしまって、しげしげ見る気にはならなかったのです。

もっとちゃんと観察してくれば、何の動物か見当つけられそうなヒントが見つかったのかもなあ。

でも、これだけの写真で動物の識別ができちゃう人もいますよね、きっと。
何の動物なのか分かったら、ぜひ教えてください!