フィンランド語で vuorenkilpi(”山の盾”? 学名はBergenia)と呼ばれている植物があります。
常緑だし、何よりもたくましい(=手入れなしでも元気)からか、庭の植物としてよく目にします。
フィンランドで見られる vuorenkilpi は主に2種類で、一方が herttavuorenkilpi(”ハート形山の盾” 学名:Bergenia cordifolia 和名:シベリアユキノシタ)。そしてもう一方が soikkovuorenkilpi(”楕円型山の盾” 学名:Bergenia crassifolia 和名:ナガバユキノシタ)です。
…とはいうものの、くうっけりはこの2種を、自信を持って区別することができませぬ。
うちにあるのはこれなんですがね、
ナガバユキノシタじゃないかとは思うのだけれど、自信なしです。
たまにはちゃんと手入れぐらいしてあげましょうと、手入れ法を改めて調べてみたら、意外に見つからない。とにかく分かったことは、ほっといても大丈夫ってこと。ただ、花をつけさせるためには、5~6年ごとに移植したほうがいいらしい。
ってことは、十年以上この場所に陣を撮っている、この写真の株たちも移植したほうがいいってことになります。でもまあ今は開花中だし
枯れた葉を取り除くだけにしておきました。
で、こちらが作業後ですが…
作業前とほとんど変わりませんね。
これらとは別に、庭の一角に、勝手に生えている株があったので、それらは移植することに。
芽さえついてれば、ぶつ切りにした茎からもちゃんと根付くって話なので(←ネット情報だけど)、葉っぱのついている部分や芽がついている部分を切り取って植えてみました。
まわりには草や苔がいっぱいであんまり美しくないですけど、これが根付いて育ってくれれば、少しはましな環境になるのではないかと、淡い期待を抱いております。
それを待つより、ちゃんと草取りすべきなんでしょうが…
散歩にて
23 時間前