フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 2月 28, 2012

雪の中の散歩

event_note2月 28, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日は雪降り。吹雪とはいかないまでも、一時は見通しが悪いほどの雪の降りようで、路上を走る車もスピードを落として走っている…そんな天気でした。

オモは、雨降りはそれほど得意じゃあないですが、雪降りはぜんぜん平気。いつものように散歩に出ました。


オモは散歩の間に何度かブルブルして雪を払ったのでこの程度。でもKuukkeliはかなり雪まみれでした。メガネがすっかりぬれて前方も見にくい状態でしたが、前方がよく見えなかったのは、Kuukkeliだけではなかったらしい…


今日は湿った雪だったので、オモも家にたどり着くころには、足が雪だまで拡大しまして、帰宅後はシャワーへ直行したのでした。

月曜日, 2月 27, 2012

堅雪渡り

event_note2月 27, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
このところ零度前後の、冬としては暖かい日々でしたが、昨夜は気温が氷点下10度近くまで下がりました。日中、11時ごろになっても気温は-5度ほど。これなら堅雪渡りができるかな? と思い、道路ではなく、ご近所の畑方面へ散歩に出てみました。


数十センチは雪が積もっているのですが、その上を歩けちゃうんです。


まあ、オモはKuukkeliなどから比べると、ずっと軽いですから、「ずぼっ」と足が雪にはまることはまずありません。でも早朝ならともかく、太陽がしっかり照っている日中、それもこの時期は、太陽の光もそれなりに暖かいですから、気温が-5度といっても、Kuukkeliぐらいの重さだと油断はできません。

案の定…


とまあ、何度か足が雪にうもれましたが、散歩から無事戻ってくることができました。

水曜日, 2月 22, 2012

スズメ

event_note2月 22, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
スズメってなんとなく、とっても普通のどこにでもいそうな鳥っていう気がするのですが、我が家の庭で見かけることはあまり多くありません。それでも、時々は顔を見せてくれます。


スズメ属の鳥たちををフィンランド語で一般に varpunen といいますが、ただ単に varpunen というと、イエスズメのことを指します。pikkuvarpunen (pikku〈小さい〉 + varpunen)が日本でいう「スズメ」です。

フィンランドにも、スズメとイエスズメが生息しています。スズメと比べると、イエスズメの方が広範囲に分布しているし、生息数も多いのですが、我が家にやってきているのは、どうやら「スズメ」。そういえば、イエスズメのほうは今のところ見てない気がします。気づいてないだけかもしれませんが。

スズメもあまり器用じゃないのか、牛乳パックで作った餌台にはとまってくれず、地面に落ちた種を拾って食べています。


スズメが親しく感じられるのは、その昔、「舌切り雀」の本で見た挿絵のせいかな…

月曜日, 2月 20, 2012

新雪の中

event_note2月 20, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
新雪の中の散歩です。

基本的に車道も歩道も除雪はしっかりされていますが、畑の間のあぜ道の除雪は後回し。いつも散歩コースにしているあぜ道も、まだ除雪はされていませんでした。まあね、正式な「道路」じゃあないし、一日でここを通るのはたぶん数人の人と数匹のわんこだけでしょうから、道路の除雪で忙しい中、まだ除雪されていないというのはうなづける話です。

幸い今日は、私たちの前にこのあぜ道を誰かが通った様子。オモは、その足跡のところを歩いていきます。


上の写真じゃあ、あぜ道に見えませんね。…ということで、「あぜ道」が見えるように写真を撮ってみましたが…


写真の真ん中が「道」です。道の両脇に枯れ草が見えますので、道が正面に伸びているのがかろうじてわかるのではないかと思います。鉄塔が見えますが、ここは畑を横切って高圧線が延びているからです。

それにしても今日は、青空の広がるいい天気でした。この時期になると、太陽の光は暖かいものだということも実感できて、うれしくなります。

春と言うにはまだまだ早いフィンランドですが、今日は、春の一報もニュースで耳にしました。冬に南下していた渡り鳥のホンケワダカモ(フィンランド名: Haahka)の第一陣が、フィンランドに戻ってきたとか。

ああ、もうすぐ春! (って、あまりにも気が早いかな!?)



日曜日, 2月 19, 2012

雪の日

event_note2月 19, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日は、ほぼ一日中雪が降っていました。雪降りの日はのんびりと暖かい部屋にこもっていたいもの。そして、オモの寝顔を見ながら、ついついオモで遊んじゃうのでした。

オモがぐっすり寝込んでいる隙に、トナカイのぬいぐるみを隣に寝せて毛布をかけて…


さらに、もうちょっとアップで写真を撮ってみたりして…


むふふふ…なんてかわいいのかしら、と満足しております。(完全なる親ばか)

昨日はとても落ち着きのなかったオモですが、今日はいつものオモでした。昨日はいったいなんだったんだろう!?

土曜日, 2月 18, 2012

アオカワラヒワ

event_note2月 18, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
去年の秋に野生の小鳥たちの間で伝染病がはやり、このあたりのアオカワラヒワは、だいぶ被害を受け、数が減ったとか。それでも、この冬も我が家の餌台の常連さんたちの中には、アオカワラヒワもこのところよく見かけます。


ところで、この子達が来ると餌の減りが早いんです。

シジュウカラやアオガラは、ヒマワリの種を一粒口にくわえては、近くの小枝に移り飛び、そこで種の中身を取り出して食べている様子。

アオカワラヒワはといえば、餌台にいすわってぼりぼり食べています。シジュウカラやアオガラと比べると、見るからにくちばしが強そうですから、その辺の違いによるのでしょうか。


小鳥たちがどうやって種の中身を取り出すのか、目を凝らして見定めようと努力しているのですが、今のところ失敗に終わっています。小鳥の動きってほんとに早い…

木曜日, 2月 16, 2012

あ~あ~高校三年生♪

event_note2月 16, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日は penkinpainajaiset (penkkarit) というものがあったようです。penkinpainajaiset で Google の翻訳にかけたら「ベンチの悪夢」と出てきて笑ってしまいましたが、直訳すると確かにそうなるかも。高校3年生が、教室の椅子にしばられるのがもう終わりだってことで、お祭り騒ぎするらしいです。具体的には、高校3年生が、さまざまなコスチュームを身に着けて、トラックの荷台に乗り街にくり出て、元気に騒ぎながらキャンディー等を人々にばら撒く行事っていう風に、Kuukkeli の目には映っています。


3年生、もう普通授業は終了。日本でいえばこれから自由登校に入るって感じでしょうか。 この後は授業がなく、春にある大学入学資格試験にむけて、各々が勉強に励む期間になるようです。

若いっていいなあ…なんて思いながら見入ってしまうのは、それだけおばさんになったってことでしょうか!?

火曜日, 2月 14, 2012

バレンタインデー

event_note2月 14, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
フィンランド語でバレンタインデーは Ystävänpäivä…友達の日です。この名前から想像できるかと思いますが、日本のような感覚はまったくないです。

無料の食事を提供したり、困っている人を助けたりと、ちょっとしたイベントはところどころであるようですが、一般的に個人の間で行われているのは、友達にカードを送るっていうことぐらいでしょうか? 日本ではチョコレート会社がバレンタインデーに便乗したけど、フィンランドでは郵便局(とはいっても、フィンランドの郵便局は今は民間で、イテッラという会社)が便乗したって感じ?

チョコレートといえば、フィンランドではバレンタインデーじゃなくてクリスマスを連想させます。

そういえば、フィンランドでも女性から男性に愛の告白…っていうか、求婚できる日っていうのがあります。でも4年に1回。そう、うるう日がそれなんです。もし、男性が求婚を受け入れられないときには、スカート用の布を女性にプレゼントしなければいけないとか。服は買うものではなく家で縫っていった…そんな時代の話なんでしょう。

今の時代、うるう日じゃなくても、女性が求婚したって別にどうってことない気もしますが、現代でもうるう日を有効活用する女性もいるみたいですょ。

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大学の中庭に、こんな芸術作品(!?)がありました。手がいっぱいあって、なんだかこわい…

土曜日, 2月 11, 2012

カケス

event_note2月 11, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日は、寒さが緩んだせいか、鳥の餌台はなかなかにぎやかでした。

常連さんのシジュウカラ、アオガラに加えて、今日は久しぶりにアオカワラヒワの群れも目にしました。

もっと久しぶりに目にしたのはこちら。


カケスです。

今日は2羽のカケスを目にすることができたのでした。

水曜日, 2月 08, 2012

今日のニュース

event_note2月 08, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
ニュースにのぼる話題というのは、いいことよりもそうでないことのほうが多いわけですが、今日のフィンランド、3つのニュースが幅をきかせておりました。

まずは、政治構造改革の一環としてだいぶ前から話題に上がっていた地方自治体の構造改革。今日、その案が公表されました。現在の約300の地方自治体を、自主的、場合によっては強制的に合併させて、自治体の数を69程に減らしましょ、っていう提案です。

日本とフィンランドでは、行政の構造が違うと思われますが、この「地方自治体」は日本でいえば市町村にあたるかな? 今までも自治体の吸収・合併は行われていましたけれど、今回の提案はかなり強烈で、波紋をよんでます。

2つめは国防軍事力の縮小。6つの駐屯地を近年中に閉鎖するとのこと。職を失う人は約1200人(その他に約1000人が定年退職による削減)です。

3つめは、携帯電話で知られる(って日本ではあんまり知られてないでしょうけど)ノキアが、フィンランドのサロ市にある工場の人員を削減するってことです。約1600人の従業員のうちおおよそ1000人を今年中に解雇するとか。

ってことで、フィンランドでもいろいろあるわけです。

それにしても、世の中の情勢はめまぐるしく変わるものだとつくづく思います。3つめにあげたノキアの工場なんて、数年前は「人員不足」で、地方からとかエストニアからとか従業員を呼び寄せてたし、派遣会社の従業員もたくさん入ってたようですから。

国防軍事力の縮小は、そんなことができる平和な時代なんだ…とポジティブに受け取ることもできます。そういば、ロシアは近年、西側(すなわちフィンランドに近い側)の軍事基地を充実させてるって話ありますけどね。 

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オモはぐっすり睡眠中。でもこれだと毛の塊にしか見えません。


気づいてちょっと頭を上げたけど…


その後すぐに、再び毛の塊と化しました。ちなみに、オモの後ろにあるのは、オモの愛する毛布ちゃんです。

月曜日, 2月 06, 2012

日も延びて

event_note2月 06, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
夕方5時ごろの風景です。バスの走行中に窓から撮ったので、ちょっとぼけてますけど。


この時刻にまだ明るいっていうことに感動です!! 春が近づいてきている証拠ですね。ってまだ気が早い!?

日曜日, 2月 05, 2012

大統領選挙

event_note2月 05, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日は、大統領選挙決戦の投票日でした。

今後6年間のフィンランドの大統領は、ニーニスト氏です。結果は予想されていたとおりですので、まあこんなもんかな…って感じです。

ちょっとがっかりしたのは、もう一人の候補者のハービスト氏の私生活を受け入れられない人たちも多く、それを理由にハービストには投票しなかった人たちもいたらしいということです。彼の人生のパートナーは男性なんですよね。フィンランド人たち、まだまだ保守的!?

今回の投票率はさほど高くなかったようですが、それでも大統領選挙って、国会議員の選挙よりも投票率は高いようです。でも、実はフィンランドの大統領って、政治的権力はあまりないみたいです。昔はあったようですけど、12年前の任期が始まるときに、そしてその後も狭められたらしい…。

フィンランドのお隣の国でも近々大統領選があるようですが、そちらのほうはどのような結果になるでしょう!? そちらのお国では、大統領の権限大きそうですしね。

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なんとなく花の咲く日々が恋しくなり、こんな写真を引っ張り出しました。


5月下旬のりんごの木です。あ~こんな花々が見れるのはまだ3ヶ月あまり先なのね…

土曜日, 2月 04, 2012

冷え込んだ日ならでは

event_note2月 04, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
今日も冷え込んだ一日でした。我が家の屋外温度計によれば、本日の最低気温は-24.5度、最高気温は-16度でした。

この冷え込みを利用しないのはもったいない! ということで、今日は、こんな日でないとできない作業を2つほどしてみました。

作業その1
寝具の雑菌退治。

こちらでは、布団を干すっていう習慣はありません。その代わり、気温が-20度ぐらい、あるいはそれ以下までまで下がったときに、寝具を外気に数時間さらすってことをします。どれだけ一般的かは知りませんが、Kuukkeli はこの習慣を、その昔学生寮に住んでいたときに、フィンランド人のルームメートから伝授されました。夫も昔からそうしているということなので、ごく普通の習慣なのかな!? 

作業その2
冷凍庫の霜取り。

冷凍庫での食品の保存温度は-20度前後。冷凍された食品を霜取りをしている間保管する場所、普段ならあれこれ思案しなければいけないところですが、今日の屋外の気温は冷凍庫並み。食品を外に出しておけばOK。ということで、冷凍庫の霜取りに、こんなにうってつけの日はありません。

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冷え込みの厳しい日には、来客の少ない我が家の餌台です。でも今日は、シジュウカラ(厳密には、日本のシジュウカラとはちがうようです。フィンランド語名はtalitiainen)がやってきていました。




金曜日, 2月 03, 2012

冷え込みが続いています

event_note2月 03, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
相変わらず冷え込んでいます。

それでも、外気に合った服装に身を固めれば、まあどうってことのない気温ではあります。ちなみに我が家の庭の最高気温は昨日が-18℃、今日は寒さがちょっと緩んで-15℃でした。

ただ、顔は肌が直接外気に触れることになるので、冷たいというよりはっきり言って痛い! 冬物のコートのフードの周りによくついているあのモコモコ…日本にいるときは飾り物としか思っていなかったけれど、それって強力な防寒具…かなりそれが実感できます。

マスクをしたらあったかそうだけど、そんなのってこちらの習慣にはありません。マスクをして歩いたら、きっと不気味に思われるにちがいない…

どんなに寒くたって、オモは散歩したくて仕方がない…で、私も連日お付き合いです。でも、さすがのオモも、冷え込んでいる日には立ち止まってくんくんする時間が短かくなります。ありがたや~。さらに、数秒間立ち止まるときにはなぜか3本足…どうやら地面が冷たすぎる様子。

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話し変わって…

夫がオモに「お土産」を持ってきました。オモは大喜びで尻尾を振り、さっそく「お土産」にかじりついています。


単なる「ナナカマドの枝」なんですけど、なぜかオモは昔からナナカマドをがじがじするのが好きなんです。味の問題なのか歯ごたえの問題なのか…!?

水曜日, 2月 01, 2012

冷え込んでいます

event_note2月 01, 2012 editBy Kuukkeli forum2 comments
ロシア上空の冷たい高気圧がヨーロッパ上空にまで勢力を伸ばしているということで、このところ寒い日々です。それでもこのあたりでは、まだ-20度には達していないので、去年の寒さ、あるいは他の地域と比べると、さほどの寒さではないはずなんですが、やっぱり-15度ぐらいまで下がりますと、「厳しい寒さ」って感じてしまいます。-35度ぐらいまで気温の下がっている地域もありますので、それに比べれば、20度暖かいはずなんですけどね。


東・中央ヨーロッパのほうでは、例年以上の寒さで大変なようです。フィンランドでは、建物自体が寒さを考慮して作られていますし(例えば、窓はたいがい三重窓になっています)、暖房設備も整っています。ありがたいことです。

寒い朝の白樺の枝。


そういえば、むか~しむかし「一度は樹氷が見てみたいゎ」とか「一度はダイヤモンドダスト見てみたいなあ…」なんて思ったことがありました。どちらも、一度どころか今までに何度も目にしています。夢がかなったと喜ぶべきか!?