フィンランド語でバレンタインデーは Ystävänpäivä…友達の日です。この名前から想像できるかと思いますが、日本のような感覚はまったくないです。
無料の食事を提供したり、困っている人を助けたりと、ちょっとしたイベントはところどころであるようですが、一般的に個人の間で行われているのは、友達にカードを送るっていうことぐらいでしょうか? 日本ではチョコレート会社がバレンタインデーに便乗したけど、フィンランドでは郵便局(とはいっても、フィンランドの郵便局は今は民間で、イテッラという会社)が便乗したって感じ?
チョコレートといえば、フィンランドではバレンタインデーじゃなくてクリスマスを連想させます。
そういえば、フィンランドでも女性から男性に愛の告白…っていうか、求婚できる日っていうのがあります。でも4年に1回。そう、うるう日がそれなんです。もし、男性が求婚を受け入れられないときには、スカート用の布を女性にプレゼントしなければいけないとか。服は買うものではなく家で縫っていった…そんな時代の話なんでしょう。
今の時代、うるう日じゃなくても、女性が求婚したって別にどうってことない気もしますが、現代でもうるう日を有効活用する女性もいるみたいですょ。
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大学の中庭に、こんな芸術作品(!?)がありました。手がいっぱいあって、なんだかこわい…