スズメってなんとなく、とっても普通のどこにでもいそうな鳥っていう気がするのですが、我が家の庭で見かけることはあまり多くありません。それでも、時々は顔を見せてくれます。
スズメ属の鳥たちををフィンランド語で一般に varpunen といいますが、ただ単に varpunen というと、イエスズメのことを指します。pikkuvarpunen (pikku〈小さい〉 + varpunen)が日本でいう「スズメ」です。
フィンランドにも、スズメとイエスズメが生息しています。スズメと比べると、イエスズメの方が広範囲に分布しているし、生息数も多いのですが、我が家にやってきているのは、どうやら「スズメ」。そういえば、イエスズメのほうは今のところ見てない気がします。気づいてないだけかもしれませんが。
スズメもあまり器用じゃないのか、牛乳パックで作った餌台にはとまってくれず、地面に落ちた種を拾って食べています。
スズメが親しく感じられるのは、その昔、「舌切り雀」の本で見た挿絵のせいかな…