フィンランドでの日常生活を綴っています。

月曜日, 11月 26, 2018

バードフィーダー設置

event_note11月 26, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
11月も終盤。タピオの国界隈も、晩秋というよりはすっかり冬の装いとなっています。今日は今シーズン初めて雪も降りましたしね。

毎年冬場は小鳥たちに餌をあげています。例年、地面が雪に覆われた頃、あるいは気温が連日氷点下となった頃から餌を与え始めるようにしています。

で、今年は本日、今シーズン最初のバードフィーダーを設置。


バードフィーダーというと聞こえはいいけど、外見はごらんのとおり完全に牛乳パックです。うちではもう何年もこのパターン。使い捨てできるから清潔に保つのが楽だし、必要に応じていくつでも増設できるしで、とっても便利なんですよ。( 牛乳パックで鳥の餌台 - 手仕事@タピオの国 

今日はまだほとんど来客なし。シジュウカラだけです、来ていたのは。

冬の間来る鳥の種類はだいたい決まっているのだけれど、それでも小鳥たちを眺めるのは毎年の冬の楽しみ。今年もきっと、いろんなドラマがみれるはず。

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木曜日, 11月 15, 2018

フィンランドのホワイトフィッシュ

event_note11月 15, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
先日、夫が3匹のホワイトフィッシュを持ち帰ってきました。

これがその魚たち。フィンランド語では siika(シーカ)と呼ばれています。


サケ科の淡水魚なのですが、フィンランド周辺だと海にも生息しています。

そもそもバルト海って、大洋と比べると、塩分濃度がとっても低いらしいんですよ。大洋の塩分濃度は3%以上のこともあるけれど、バルト海の場合0.5%もないんだとか。だから、フィンランド近海に生息している魚と湖や川に生息している魚って、同じ種類のものが多いんです。要するに、フィンランド近海では淡水魚が生息できるということ。

フィンランドとその近海に生息するホワイトフィッシュに関していえば、一生海で暮らす個体群あり、大部分は海で暮らすけれど産卵の時だけ川にのぼる個体群あり、川で一生を過ごす個体群あり、湖で一生を過ごす個体群あり…ということで、なかなか多様なようです。

上の写真のホワイトフィッシュは、産卵の時に川にのぼる個体群のもの。この個体群は非常に個体数が減っているそう。それで、人工孵化させて稚魚をそだてて放流する、なんてことが手掛けられているんだとか。

先日、そういうことをしている人に誘われて魚卵を取り出す手伝いに行ってきた夫が連れて帰ってきたのが、写真の3匹のホワイトフィッシュなのでした。魚卵を採るために捕獲され、卵を絞り出された子たちです。あ、でも1匹だけはまだ卵が入っていました。卵を絞り出すことができなかったんだそうです。まだちょっと未熟な卵だったということらしい。

ところでこのお魚、ホワイトフィッシュといわれるだけあって、サケ科といえども魚肉にはあのサーモンピンクの色合いはありません。生の魚肉はややピンクがかってはいるけれど、焼くと白いです。でも、サケ科の魚ですからね、おいしいですよ。

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日曜日, 11月 11, 2018

柿の木のフィンランドでの冬越しは可能か?

event_note11月 11, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
今年の春に芽を出した柿。


夏の間は鉢植えのままにしてありましたが、秋に地面に植え付けました。フィンランドでは冬越しできないかもしれない、というのは承知の上のことです。


札幌でも冬越しすると聞いたので、もしかしたらここでも?とちょっとだけ期待して地植えした次第。

でも、このままだときっと冬越しできる可能性は低いから寒くなる前に保護しなきゃね、なんて話をしていたのが少し前。そして気が付くと、こんな塚?!ができておりました。


いつの間にか夫が、トウヒの枝を集めて作ったみたい。この中に柿の木が埋もれてます。

どうかな~? 冬越しできるかな~?

このあたりは暖冬の年も多いけれど、冷え込むときにはやっぱり冷え込むのです。なんてったって北欧ですから。

この冬はどんな冬になるのやら。ちなみに、今のところは平年よりもずっと暖かい!! 今年は、このあたりでは初雪もまだなんですよ。

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木曜日, 11月 01, 2018

2018年10月を振り返る

event_note11月 01, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今年もあと残すところ2か月ですね。早いな~月日がたつの。…この頃特にそう感じるのは歳のせいなのか?!

少し前に夏時間から冬時間に移行して、起床が少し楽になりました。でも、朝起きたとき暗いのは相変わらず。朝日を浴びて目を覚ましましょう!!なんていうのは、北国では無理ですわ。ちなみに今日の日の出は8時少し前。そしてこれからますます日の出が遅くなる…

10月の気候

全体としては、例年よりもちょっと暖かい10月だったようです。最寄りの観測所の10月の平均気温は6.7℃

うちの屋外温度計を見ても、日中の最高気温が2桁の日は余裕で月の半分以上。これは去年の10月よりも多いです。あ、でも、最低気温がマイナスだったっていう日も去年より多かったかな。結局、プラスマイナスすると、プラスが勝ったってところです。

最高気温は15.8℃、最低気温は-6.0℃というのが、うちの温度計による記録。でも、フィンランド全国でみると気温の幅は大きい!! 今年の10月のフィンランド国内最高気温は20.9℃。これは、10月の観測史上最高気温でもあるそうです。一方、国内最低気温は-18.7℃。…だいぶ低いと思うんですけどね、これぐらいじゃあ記録を更新するほどの冷え込みではないらしい。


10月のオモ

マダニに喰い付かれていた痕を、なめてなめて舐めすぎたオモ。その部分の皮が薄くなって赤くなり、舐めるのをやめさせようとしてもなかなか止めないのでした。

結局、最終的にはこの手段をとらざるを得ず…


ふてくされているように見えなくもないですが、舐めすぎた部分が完治するまで、素直にエリザベスカラーをつけていてくれました。手術の後、そして目の治療の時に、かなり長い間カラーをつけていたので、慣れていたこともあるのでしょうね。飼い主としては助かりました。

屋外ではカラーなしで普通に散歩。ん~でも歩く距離は短いことが多かったかな。

10月には、以前に何度か行ったことのある国立公園も歩いたのですが…


よく見えていないからなんでしょうか。こんな木道を何度か踏み外し、木が生い茂ってやや薄暗くなっている歩道はなかなか先に進みたがらず…。湖を一周する遊歩道の半分以上は、オモを抱えての散歩となりました。去年はまだこんなじゃなかったのに…😢

とはいうものの、オモは普通に元気だし、食欲もあります。歩かないとはいっても、1日に2㎞ぐらいは歩いているので、心配するほどのことではないのかな。

10月のキノコ狩り

今年の10月は、ポルチーニがまだ収穫できました。こんな年はめったにないです。


今年のポルチーニの収穫量も、今までで一二を争うぐらい。今年は時期が遅かったので、虫がほとんどついていないきれいなポルチーニが多かったのも大きいです。

アンズタケも10月にまだいくつかは採ることができました。でも今年は、収穫量は全体に少なめ。夏、雨が少なかったのが響いたのかな。

10月には、染色に使えそうなキノコも多少収穫しました。例えばこんなの。


結構大きく育つキノコなので、いくつか見つかるとすぐにかごがいっぱいになります。収穫してきたものは、乾燥して保存。そのうちウールを染めてみる予定。

10月に読まれた記事

今回もまた、別ブログ( 手仕事@タピオの国 )のものばかり。


*****

今日は、10度近くまで気温が上がりました。11月としては暖かい気温です。今週から来週にかけては、このまま暖かめの気温が続くという予報。

でももう11月。今月はきっと、初雪も降ることでしょう。

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