フィンランドでの日常生活を綴っています。

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日曜日, 12月 24, 2017

フィンランド クリスマスイブのミルク粥

event_note12月 24, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドでは朝食などによく puuro(プーロ:おかゆ・ポリッジ) を食べます。穀物(大麦・小麦・燕麦・ライ麦・米)やその粉、あるいは穀物を火が通りやすいように加工したものを使って作ります。

そんな puuro の中でも、クリスマスといえば riisipuuro(リーシプーロ:お米のおかゆ)。クリスマスに食べる物は特に joulupuuro(ヨウルプーロ:クリスマス粥)といわれます。日本語ではミルク粥といったほうがいいのかな?水ではなく、牛乳を使ってお粥にするので。


うちではあまり puuro を食べることはありません。でも、年に1度のクリスマス。久しぶりに ミルク粥を作りました。

ミルク粥はお鍋で作ることのほうが多いかもしれません。でも、オーブンでもできます。作り方はとても簡単。

ミルク粥の作り方~オーブンを使って~

材料

米:2㎗
牛乳:1ℓ
塩:適量(小さじ半分ぐらい?)
バター:少量(容器に塗る分)

作り方

・容器の内側にバターを塗り、そこに米・牛乳・塩を入れて軽く混ぜる。
・175℃のオーブンの下段で約1時間半加熱する。

簡単そうでしょう?鍋で作るレシピよりもずっと楽だと思います。

我が家では、薪で温めるオーブン(うちの暖炉には小さいオーブンがついているのです)を利用。夜寝る前にオーブンに入れて、朝取り出すというパターンです。薪のオーブンって、放っておけば温度が下がる一方だから、低温でゆっくり加熱するにはちょうどいい。

…とはいうものの、今回はちょっと失敗。ミルク粥を入れたときのオーブンの温度がちょっと高すぎたみたいです。本来は白いはずのミルク粥(お米を使ったミルク粥は、白いからこそクリスマス粥としての地位を獲得したらしい)が、ベージュ色となってしまったのでした。幸い、味のほうには問題がなかったけれど。


上にかけているのは、luumukiiseli(ルームキーセリ:プルーンの kiiseli)というもの。すごく簡単に言えば、ドライプルーン入りの葛湯…とはいっても葛粉じゃなくてジャガイモのでんぷんを使ってますが。

この kiiseli、日本人にお馴染みの葛湯とはもう一つの大きな違いがあります。熱い状態ではなく、冷めた、あるいは冷えた状態で食べるということ。


フィンランド人たちはミルク粥に、シナモン・砂糖・牛乳をかけて食べることも多いようですが、くうっけりはその食べ方がどうも受け付けられませんで…

この luumukiiseli こそがミルク粥にはぴったりだと思っているのです。

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日曜日, 4月 16, 2017

復活祭といえばこの食品

event_note4月 16, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この週末は復活祭(イースター)で、巷では4連休。せっかくの休暇ですが、今年はとにかく寒い!! 4月も中旬だというのに今朝も -6℃以下まで冷え込み、日中の予想最高気温は本日+2℃だそうな。

さて、復活祭に食べることの多い伝統食品はいくつかありますが、うちはキリスト教徒でもないので、復活祭だからといって特別な料理を作ったりはしません。

ただ、復活祭が近づくとスーパーに並ぶこの食品だけは、毎年口にしています。夫はフィンランド人のくせにこの食品がきらい。そんなわけで、毎年ひと箱全部、くうっけりが一人でたいらげております。


フィンランド語で mämmi(マンミ)と呼ばれる食品(スウェーデン語は memma)。
外見は黒豆あんみたい?


器に盛って、一般には生クリーム、もしくは牛乳をかけて食べます。


このマンミ、今では復活祭の時期に食べるデザートという位置づけのようですが、もともとは、主に聖金曜日に食されたらしいです。聖金曜日には、火を使った料理はしなかったため、マンミを含めた冷たい食事のみをとったのだという話。

なるほどね、マンミの主な材料は、ライ麦粉とライ麦の麦芽なので、食事としても確かに十分いけそうです。現在市販されていマンミはあまりにも甘すぎる(100g中の糖分が10g!!)ので、そういう食べ方はできそうにないですが。


マンミを家で作ることもできます(マンミ 作り方 - Google 検索)。くうっけりは作ったことないですけど。

市販のものにしても、家庭用のレシピにしても、ダークシロップが入っているから甘くなるのは当然なのですが、そういうものは入れなくてもある程度は甘くなるみたいです。昔のレシピには、シロップなんて入っていません。デンプンが分解すると甘くなりますよね。多分その性質を使うのでしょう。


今では「フィンランドの」伝統料理とされているマンミではありますが、調べてみると、ものもとはフィンランドの南部・南西部で知られていた料理。それがフィンランド全国に広がったのは、20世紀になってからのことです。

夫のように、マンミがきらいというフィンランド人は多いですが、日本人の口には合うんじゃないかなあ。機会があればぜひお試しくださいませ。

火曜日, 2月 14, 2017

「出前一丁」はフィンランドのスーパーにもあった!

event_note2月 14, 2017 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
久しぶりに大型スーパーマーケットに行って、こんなものを見つけました!!


インスタントラーメン自体はフィンランドでもめずらしいものでもなんでもないけれど、「出前一丁」には今まで出会いませんでしたわ。

ちなみにスーパーでのお値段は、一袋 0.75€(付加価値税14%を含む)でした。製造国はハンガリー。

個人的には味噌味ラーメンが好きなんですけどね、ヨーロッパの製品には味噌味なんてないんだろうなあ…


*****


フェーン現象で、昨日は6℃、今日は7℃と、この時期としては気温がかなり上がりました。天気も良くて気分は春♥ 

もっとも、この暖かさは今日までだそう。春が来るのはもっともっと先…

月曜日, 10月 10, 2016

フィンランドのレシピでリンゴケーキを作る

event_note10月 10, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum6 comments
知人からリンゴをたくさんいただきました。

リンゴケーキを作ろうと思い、インターネットでレシピ探し。で、見つけたのがこのブログページ → Liian hyvää: Muhkea omenapiirakka

このブログ(Liian hyvää)全体がとにかく素敵です。説明も分かりやすい。フィンランド語が理解できる方は、このくうっけりの記事を読むよりも、そちらのページを読んだほうがいいです。フィンランド語ができない方も、そのブログを覗いて損はないですよ。

リンゴケーキの材料と作り方



上の写真が、くうっけりが焼き上げたケーキ。参考にしたブログほど美しくないのが悲しい……

でも、なかなかしっとりとしたケーキになりました。以下、材料と作り方です。

材料(天板1枚分)

生地
卵 4個
砂糖 3dl (=300cc)
生クリーム 2dl (=200cc)
牛乳 2dl (=200cc)
バター or 製菓用マーガリン 200g
小麦粉 7dl (=700cc)
ベーキングパウダー 小さじ4

生地の表面へ
リンゴ 3~5個
砂糖(グラニュー糖) 適量
シナモン 適量

生地の砂糖の量は、もとのレシピ(3.5~4dl)よりも少し減らしました。フィンランドのレシピ通りに作ると、甘すぎることがよくあるものですから。実際、3dlで作っても、十分な甘さでした。その辺は、好みかとも思いますが。

作り方

  1. バター(マーガリン)200gを溶かして、さましておきます。

  2. 割りほぐした4個分の卵をボウルに入れ、3dlの砂糖を加えて、よく泡立てます。

  3. 2.に、牛乳2dl、生クリーム2dl、1.のバター(マーガリン)を入れて、軽く混ぜ合わせます。

  4. 小麦粉7dlとベーキングパウダー小さじ4をふるい合わせたものを、3.に加えて、ハンドミキサーで軽く混ぜます。(量が多すぎて、へらではうまく混ざらなかった……)

  5. 天板にベーキングペーパーをしいて、4.の生地を流し込みます。

     
  6. リンゴの皮をむいて芯を取り、薄切りにして生地の上に並べます。(大きい形のいいリンゴならそれほどではないでしょうが、小さくて形の悪いリンゴだと、かなり手間がかかるということを実感しました)

  7. 砂糖、そしてシナモンを振りかけます。(スプーンを使って上から振りかけたら、ぜんぜん平均にかからなかった……という失敗例が下の写真)


  8. 200℃のオーブンの中段で、約30分焼きます。

  9. 竹串で刺して、生地がついてこなかったら出来上がり。

天板まるまる1枚分焼いて、家族2人(と1匹)で、3日で平らげました。…体重計がおそろしい。

土曜日, 5月 28, 2016

シャグマアミガサタケを食べる

event_note5月 28, 2016 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
5月に入ってから、シャグマアミガサタケを何度か収穫することができました。


一番収穫量の多かった時でこれぐらい。


袋いっぱいじゃなくて、袋の底がやっと見えなくなる程度です。


量はともかく、これなんかなかなか立派な脳みそキノコです。


去年の巨大キノコ(関連記事:五月の自然と巨大キノコ)には劣りますけどね。


ちなみに、シャグマアミガサタケを半分に切るとこんなです。中の詰まっていない脳みそ???



うちでは、このキノコの処理も料理も完全に夫に任せていますが、今回は処理してるのをちゃんと観察しておきました。

夫はどうやら、先にカットしてから処理をしているようです。

これは処理前のキノコ。10リットルのなべの底に、カットしたキノコが入っています。


毒を抜くために、これにたっぷりの水を入れてしっかり茹でます。

茹で水を捨てて、もう一度たっぷりの水でしっかり茹で、茹であがったキノコを流水でしっかりすすぐ…

あくまでも夫方式なので、この方法が一般的なのか、もっと適切な方法があるのかよくわかりません。プロの料理人さんは、どうやっているんでしょうねえ?


ついでに言えば、夫は、蒸気を吸うと危ないから(処理の時に出る蒸気は有毒)と、野外でしかこの処理をしません。我が家の古いキッチンには、ちゃんとした換気扇がありませんし。


それにしても、茹でると体積減りますねえ。



そしてこれをどうやって食べるかといえば…


夫の場合はワンパターン。シャグマアミガサタケで作るものはいつも同じ…玉ねぎとシャグマアミガサタケを入れたホワイトソースです。

スパゲティ用のソースにすることもありますが、この日は焼いた豚肉の上にのせて食べました。



今まで、料理されたこの状態でしか食べたことがありませんでした。で、これは確かにおいしい。


でもいったい、キノコそのままではどんな味?と、料理前につまみ食いをしてみたのですが…


最初にちょっと独特な風味を感じるけれど、あんまり強くはなくて、どちらかというと癖のない味。歯ごたえはとってもいい感じです。しこしこしています。

もっとも、くうっけりの味覚は鈍いと思われるので、話半分で受け取ってください。


このキノコがたまらなくおいしいと思うかそうでないか…最終的にはひとそれぞれってことになるのかな、と思います。


この時期には他の食用キノコがほとんどないし、このキノコは、すご~くいい場所を知っていない限り、なかなかたくさんは収穫できない…少なくともくうっけりは、例えばアンズタケほどの量を収穫できたことがありません。

このきのこが珍重されるのは、味だけの話じゃなくて、やや希少であることや食べるためには手間がかかることが関係しているのかもしれません。それに、立て続けに食べちゃよくないみたいですしね。あくまで毒キノコですから。

*****

アザラシ君、ふたたびカメラの前にに登場しています。右手奥の小さな岩の上です。

画像元:http://wwf.fi/en/norppalive/

水曜日, 11月 04, 2015

パイクパーチと魚卵

event_note11月 04, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
夫が、パイクパーチを持ち帰ってきました。知り合いの漁師さんから、獲りたてのものを手に入れたのだそう。

袋に入った状態でうちにやってきたので、体が弓上になってしまっていますが、なかなか立派なパイクパーチです。重さ約3.5㎏。



このお魚の産卵の時期は6月ごろだそう。でもおなかの中には、すでに立派な卵巣がありました。



フィンランド人の夫は、この魚の卵には見向きもしません。というか、食用だと思ってないらしい。サーモン系の魚の卵は喜んで食べるんですけどね。

でも、くうっけりにはこれがおいしそうに見えました。そして、急に煮つけが食べたくなったのでした。

夫とくうっけりとでは、それだけ育ってきた食文化の違いが大きいってことですね。


ということで、あきれている夫を無視して、魚卵の煮付けを作ってみました。みりんもお酒もないので、砂糖と醤油だけで味をつけた素朴なものです。

で、それができたら、今度はなんだか日本酒で晩酌がしたくなりましてねえ…


でも、日本酒はないので、ウォッカでちびちびやりましたよ。

煮付けなんて食べたのは、すご~~~く久しぶりです。幸せ~!!!

夫はあきれてましたけどね。

*****

魚卵と言えば、今年はヨーロピアンパーチの魚卵も手に入れたのでした(関連記事:ヨーロピアンパーチ)。

その後、それを食べた時のことについては書いていなかったので、魚卵ついでにそっちのほうも書いておきます。


いくつかの方法で食べてみました。生でも食べてみたし、火を通して…たとえばスパゲティにまぶして食べる、なんてこともしてみました。

意外だったのは、生であろうが火を通した場合であろうが、魚卵のプチプチ感がなかったこと。もともとそんな魚卵なのか、処理法のせいなのか???


あれこれ作った中で一番気に入ったのは、魚卵入りのおにぎりです。

ごま油でぱらぱらになるまで炒めた魚卵をご飯に混ぜて、それでおにぎりをつくるというもの。魚卵の味が海苔の味にマッチしてなかなかおいしかったのですよ。で、この夏は、この魚卵おにぎりをたびたび作ってました。

*****

どの魚の卵が食用とされていて、どの魚の卵が食用とされていないか…そのへんのことはよくわかりませんが、日本人だったら食べちゃいそうなものも、フィンランドでは捨てられてしまうことが多い気がします。

そういえば、バルト海ニシンの魚卵も、たいがいは魚をさばいた時に出る廃棄物でしかなく、ミンクのえさかなんかになるらしい。ニシンの魚卵といえば数の子じゃないですか!! もったいない…

月曜日, 10月 26, 2015

パンプキンピクルスを作ってみた

event_note10月 26, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
夫がこんなものを持ち帰ってきました。同僚からもらったのだそうな。



大きさの比較のために、食事用のフォークを置いてみました。なかなか大きいパンプキンです。

この一片だけで、重さは2.8㎏ぐらい。このパンプキンのまるごとの重さは、30kgぐらいあったそうな。


さて、もらってきたこのパンプキンで、ピクルスを作って欲しいという夫の要望がありました。で、本を片手に初めて作ってみました。その記録です。

✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎

まずパンプキンをカット。3ℓ弱ほどの量になりました。



…角切りにしたつもりだけど、大きさも形もばらばらですな。


1.5ℓの水、3㎗の酢(←酸度10%のものを使用)、砂糖を4.5㎗、クローブ10個余りを鍋に入れて煮立て、そこにカットしたパンプキンを入れて、弱火でさらに煮続けました。

本によれば、パンプキンが透き通った感じになるまで煮るとか。でも、目で見て…というのには自信がなかったので、味見して、ちゃんと火が通って柔らかくなったと思ったところで、コンロから降ろしました。


そして瓶詰。パンプキンと煮汁(調味液?)を瓶に入れて蓋をし、



冷めた後冷暗所で保存。

1~2週間ぐらいしてから味見の予定。
それなりの味に仕上がっているといいのですが。

日曜日, 10月 11, 2015

Vispipuuro(泡立てポリッジ)を作る

event_note10月 11, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この秋は、何度となく vispipuuro(泡立てポリッジ…というような意味)を作っています。秋の初めに久しぶりに作ったら、ついハマってしまって…


Vispipuuroはこのままではなく、牛乳をかけて食べるのが一般的かな。

…とこれだけでは、フィンランド国外の方々にとっては得体の知れない食べ物でしかないと思われるので、作り方を書いておきます。

Vispipuuro (泡立てポリッジ?)の作り方

① 鍋に、水 7㎗、砂糖 3/4 ㎗、ベリー 3㎗ を入れて加熱します。

(以前は、ベリーをつぶしてから入れていました。でもその後、つぶさずにそのまま入れても、煮たり泡立てたりしているうちに、ほとんどのベリーが勝手につぶれてくれることに気づき、最近は、ベリーをまるごと入れることが多いです。)

何のベリーを使うかは、冷凍・冷蔵庫内の状況と気分次第
今回使ったのはツルコケモモ

② ①が煮だったら、セモリナ粉(*) 1.5 ㎗ を、泡だて器などでよくかき混ぜながら、少しずつ入れます。

(ドバっと入ってしまったり、よくかき混ぜなかったりすると、だまになります←経験済み)

(*)「セリモナ粉」と訳しましたが、いつも使っているのは、フィンランド語で「mannasuurimo」といわれるものです。普通の小麦から作られています。

mannasuurimo

③ よくかき混ぜながら弱火で約15分煮ます。



④ 泡立てるためにボウルに移します。



⑤ ひたすら泡立てて…
出来上がり。

(泡立てているとき、泡立て直後はどろっとしておりますが…)

(少し時間がたつと、ムースのようになります)

一般には、コケモモを使って作ります。うちでも普通はそれが多いかな。でも、別にコケモモでなければならないわけではありません。

この記事の最初の写真は、レッドカレントを使ったもの、ごく最近作ったのが、記事にもあるツルコケモモ(←夫が先週末に摘んだもの。関連記事:秋の自然を楽しむ)を使ったもの。

その他にも、野生のブルーベリー(ビルベリー)で作ったり、グズベリーとブラックカレントを一緒に使ったり、すりつぶしたイチゴを使ってみたり…と、いろいろ楽しんでいるこの頃です。

火曜日, 9月 15, 2015

保存用アンズタケ

event_note9月 15, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
今年は、キノコ狩りシーズンの始まりは好調でした(関連記事:ベリーもキノコも豊作・今日収穫したアンズタケ)。

でも8月のその後は、雨の降らない日が続きました。9月に入ってからも、雨はそれほど多くはなく、いま顔を出しているキノコの種類も、例年よりも少ない気がします。

それでもこの時期は露が降りるので、晴れた日が続いても、夏のようにからからに乾燥することは無いようです。

おかげで、アンズタケは元気。収穫期はまだ続いています。

先週末は、なかなかいいサイズのアンズタケを収穫することができました。

収穫したアンズタケ

 一部はすぐに食卓にのぼりましたが、食べきれない分はいつものように保存にまわしました。


我が家のいつもの保存法は次の通り。

アンズタケのごみを取って、さらに少し裂いて小さくして、水ですすいで鍋に入れます。
もっとも、くうっけりは鍋ではなくフライパンを使うことが多いです。フライパンは面積が広い→水分が蒸発しやすいのではないか、という理由。

このフライパンの底には油も何も入れていません。入っているのはアンズタケのみ。

フライパンに山盛りのアンズタケ


加熱すると、アンズタケからかなりの量の水分が出てきます。

アンズタケを煮込む

水分が程よく蒸発するまで、そのまま加熱し続けます。

こんな↓状態になったところで加熱をやめ、このまま冷めるのを待ちます。

水分を蒸発させたアンズタケ

冷めたら、冷凍用の袋に適量ずつ詰め、

アンズタケを冷凍用に袋詰め

完全に冷めたら、まず冷蔵庫でしばらく冷やします。これは、冷凍庫の気温が下がりすぎるのを防ぐためです。この後、十分に冷えたところで冷凍庫に移動します。

これで、キノコシーズンが終わった後もアンズタケを楽しめる!!


以前、アンズタケを乾燥して保存したこともありました。でも、このキノコについて言えば、冷凍保存のほうが合っているみたいです。

*****

パソコン、結局リカバリしました(関連記事:Windows10にアップグレードしてみたんだけど…)。

日曜日, 7月 26, 2015

自家製ビールを作る

event_note7月 26, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランドのスーパーの棚には、日本ではあまり目にしないようなものもいろいろ並んでいます。以前紹介した viili もそんな中の一つ(関連記事:Viili という乳加工品)。そして、これもきっとそうですね。


ライ麦の麦芽です。



このライ麦麦芽を使って、自家製ビールを作りました。

ビールといっても、アルコール分はほとんどありません。食事の時の飲み物として、レストランのランチや、さらには学食なんかでさえも提供されている、フィンランドではごく日常の飲み物です。

自家製ビール
(参考レシピ:Laihian Mallas社のHPより Kotikalja)

① ライ麦麦芽3㎗と砂糖2㎗を、大きめの容器に入れる
(ここでは10ℓの鍋使用)


② 水5ℓを沸騰させ①に入れる
(ぶっかけるだけ。混ぜる必要なし)

③ ②を自然に冷まし、37℃ぐらいになったところで、生イースト小さじ半~1を溶かし入れる
(最初、容器からすくった少量の液にイーストを溶かす…
そうすると全体に混ぜやすい)

④ ③を丸一日暖かい部屋に置いておく


⑤ ④を濾して、瓶詰する
(ラム酒の空き瓶を利用。できたビールは約4ℓ)


⑥ ⑤を冷暗所に保存
翌日から飲むことができる



夫の要望もあって、この夏は何度となく作っています。

毎回同じように作っているつもりなのに、微妙に味が違うんですよ。
さらに、作ったばかりか、作ってから日がたっているのか…それによっても味が違う気がします。


ここでは2㎗の砂糖を使いましたが、レシピによっては2.5㎗の砂糖を入れるというものも。

糖分が増える分、それはそれで美味しくなりそうな気がします…が、それでなくても糖分とりすぎになりがちな日常です。味の違いを試してみたいところではありますが、やめておきます。この、2㎗の砂糖でも、甘さは十分ですし。

*****

フィンランドに来たばかりのころは、この自家製ビールを美味しいとは思えませんでした。でも今は、美味しいと思って飲んでいます。

美味しいとか美味しくないとかっていうのには、慣れもあるのかな?

火曜日, 7月 21, 2015

ワイルドストロベリーを使ってお菓子を焼く

event_note7月 21, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭で採れたワイルドストロベリーを使って、お菓子を焼きました。

ベリーのタルト
(元レシピ:P. Immonen, A. Liimatainen, P. Palojoki著
『Hyvää pataa』よりMarjapiiras)

① タルト皿にバターまたはマーガリンを塗っておく。
(溶かすの面倒だったから、戸棚にあった菜種油を使った。邪道??)
オーブンを200℃にセットして温めておく。

② 室温でやわらかくなったマーガリン100gに砂糖0.5㎗を加えて泡だて器で混ぜる。
混ぜ合わせながら玉子1個を加えて、さらによく混ぜる。

③ 小麦粉2㎗とベーキングパウダー小さじ1をよく混ぜ合わせ、
②に加えてへらで切るようにして混ぜる。

④ ③の生地をタルト皿の底・縁にのばし、
その上にベリー3㎗(今回はワイルドストロベリー)を均等に広げる。


⑤ Kermaviili2㎗(一種のサワークリーム。代用品としては、サワークリームとクレームフレーシュを半々で混ぜる、あるいはプレーンヨーグルトを使う…いずれも国外に住むフィンランド人の知恵)に、
玉子1個、砂糖大さじ1~2、Vanilliinisokeri小さじ1(バニラの風味の付いた砂糖)を加えてよく混ぜる。

⑥ ベリーの上に⑤を均等にかける。



⑦ 200℃のオーブンで約30分焼く。
(うちのオーブンでは今回25分で写真の状態に焼きあがった)


見かけはいまいち…いつものことです。
きれいに上手に形をつくるとか、とっても苦手なんです。

味の方は…
このレシピには、ワイルドストロベリーよりもブルーベリーの方が合う気がしました。
でも、そのへんは好みの問題かな?

夫は、おいしいと言って、喜んで食べていましたよ。
もっとも、うちの夫はワイルドストロベリーが大好きなうえに、甘いものなら何でもおいしいという人なので、この人の味覚もあてにはなりません。


このレシピ、辞書を片手に直訳すると「ベリーパイ」のレシピなんですが、日本語でいう「パイ」ではないですよね。こういうお菓子って「タルト」?それとも「ケーキ」?それとも、別の名前があるのかな?

*****

日本にいたときは、焼き菓子を作ることなどほとんどありませんでした。でも、お菓子作りの本とかは好きで、よくながめていたものです。

で、本にはよく書いてあったんですよね、バターの風味がとばないように湯せんでとかしなさいとか、粉は2~3回ふるって、とか、分量はきっちり量りましょう、とか…

だから、お菓子作りって、すご~く手間のかかることのように思えて、なんとなく敷居が高かったんです。


フィンランドで生活するようになってから、だいぶ意識が変わりました。こっちの人たちのお菓子作りって、なんともおおらかというかなんというか…

それにならって、くうっけりのお菓子作りもおおらかというか大雑把というか…いつまでたっても上達いたしませぬ。

木曜日, 7月 02, 2015

Viili という乳加工品

event_note7月 02, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
フィンランド語で viili(ヴィーリ)という名の、乳加工品があります。

フィンランドではごくごく普通の乳製品。メーカーや脂肪含有量などによって、容器のデザインや色に違いはありますが、一般には200g入りで、こんな容器で売られています。


牛乳を発酵させたものだそうなので、ヨーグルトのようなものともいえます。でも食感が独特で、ビヨ~ンと伸びる??? それにあきれた外国人が、「はさみが無いと食べれない…」と言ったとかなんだとか…

写真ではうまく表せませんが、


この不思議な感じを強いて何かに例えれば、むかし流行った「スライム」ですかね。


ところで、この食品のいいところは、家でも簡単に増産できるということです。

小さじ1杯ぐらいの viili を種として容器に入れて、そこに牛乳を加えてよくかき混ぜ、蓋をして1日ほど放っておく…それだけです。完成した後は冷蔵庫で保存します。

何よりも、ヨーグルトを作る時みたいな保温が必要ないというのが手軽だし、失敗することもまずありません。

いくら viili を種として入れていると言っても、室温に牛乳を置いとくだけって…腐った牛乳ができるんじゃないか?!なんてことが頭をよぎることもありますけど、今までのところはちゃんと毎回 viili になっています。


こちらはその自家製viili。器に入れて、ルバーブとイチゴで作ったジャムをのせてみました。

土曜日, 6月 13, 2015

トウヒの新芽シロップを作る

event_note6月 13, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
2年前にトウヒの新芽を集めて初めてシロップを作ったのは2年前。(関連記事:トウヒの新芽)

今年もトウヒの新芽が収穫できたので、再びシロップを作ってみました。

作り方はインタネットで検索…何を作るにしても、最近はいつもこのパターンです。便利な世の中になったものです。

集めたトウヒの新芽を洗って鍋に。そして、新芽がひたひたにつかるぐらいに水を入れました。


いくつかレシピを見比べると当然ながら違いはあるものです。この状態ですぐに煮出すというものもあれば、一晩水につけておき、翌日その水は捨て、新たに水を入れてから煮出すというものも。

一晩つけてそのあと水を入れ替えることにどんな理由があるのかは知りませんが、とりあえず今回はその方法を使ってみることに。

一晩つけて水を入れ替えて、そのあとことこと煮ること約2時間…

キッチンには、トウヒの新芽の独特な香り…甘酸っぱいような不思議な香りが充満。そして、あんなにきれいだった緑はこんな色に。


濾しとった液に砂糖を加えます。砂糖の割合はレシピによって様々です。1ℓの液体につき4㎗の砂糖というのを今回は採用しました。


ことこと2時間半ぐらい煮つめたところで…


液体はまだシロップ状ではなかったけれど、冷えたらシロップ状になるんじゃないかと、瓶詰してしまったのでした。

結果的には、冷えてもたいしてシロップ状にはならず…もっと煮詰めないといけなかったようです。

シロップとしては満足の出来ではありませんが、今回は色には満足です。