フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 7月 21, 2015

ワイルドストロベリーを使ってお菓子を焼く

event_note7月 21, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭で採れたワイルドストロベリーを使って、お菓子を焼きました。

ベリーのタルト
(元レシピ:P. Immonen, A. Liimatainen, P. Palojoki著
『Hyvää pataa』よりMarjapiiras

① タルト皿にバターまたはマーガリンを塗っておく。
(溶かすの面倒だったから、戸棚にあった菜種油を使った。邪道??)
オーブンを200℃にセットして温めておく。

② 室温でやわらかくなったマーガリン100g砂糖0.5㎗を加えて泡だて器で混ぜる。
混ぜ合わせながら玉子1個を加えて、さらによく混ぜる。

③ 小麦粉2㎗ベーキングパウダー小さじ1をよく混ぜ合わせ、
②に加えてへらで切るようにして混ぜる。

④ ③の生地をタルト皿の底・縁にのばし、
その上にベリー3㎗(今回はワイルドストロベリー)を均等に広げる。


⑤ Kermaviili2㎗(一種のサワークリーム。代用品としては、サワークリームとクレームフレーシュを半々で混ぜる、あるいはプレーンヨーグルトを使う…いずれも国外に住むフィンランド人の知恵)に、
玉子1個砂糖大さじ1~2Vanilliinisokeri小さじ1(バニラの風味の付いた砂糖)を加えてよく混ぜる。

⑥ ベリーの上に⑤を均等にかける。



⑦ 200℃のオーブンで約30分焼く。
(うちのオーブンでは今回25分で写真の状態に焼きあがった)


見かけはいまいち…いつものことです。
きれいに上手に形をつくるとか、とっても苦手なんです。

味の方は…
このレシピには、ワイルドストロベリーよりもブルーベリーの方が合う気がしました。
でも、そのへんは好みの問題かな?

夫は、おいしいと言って、喜んで食べていましたよ。
もっとも、うちの夫はワイルドストロベリーが大好きなうえに、甘いものなら何でもおいしいという人なので、この人の味覚もあてにはなりません。


このレシピ、辞書を片手に直訳すると「ベリーパイ」のレシピなんですが、日本語でいう「パイ」ではないですよね。こういうお菓子って「タルト」?それとも「ケーキ」?それとも、別の名前があるのかな?

*****

日本にいたときは、焼き菓子を作ることなどほとんどありませんでした。でも、お菓子作りの本とかは好きで、よくながめていたものです。

で、本にはよく書いてあったんですよね、バターの風味がとばないように湯せんでとかしなさいとか、粉は2~3回ふるって、とか、分量はきっちり量りましょう、とか…

だから、お菓子作りって、すご~く手間のかかることのように思えて、なんとなく敷居が高かったんです。


フィンランドで生活するようになってから、だいぶ意識が変わりました。こっちの人たちのお菓子作りって、なんともおおらかというかなんというか…

それにならって、くうっけりのお菓子作りもおおらかというか大雑把というか…いつまでたっても上達いたしませぬ。

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