ベリーのタルト
(元レシピ:P. Immonen, A. Liimatainen, P. Palojoki著
『Hyvää pataa』よりMarjapiiras)
① タルト皿にバターまたはマーガリンを塗っておく。
(溶かすの面倒だったから、戸棚にあった菜種油を使った。邪道??)
オーブンを200℃にセットして温めておく。
② 室温でやわらかくなったマーガリン100gに砂糖0.5㎗を加えて泡だて器で混ぜる。
混ぜ合わせながら玉子1個を加えて、さらによく混ぜる。
③ 小麦粉2㎗とベーキングパウダー小さじ1をよく混ぜ合わせ、
②に加えてへらで切るようにして混ぜる。
④ ③の生地をタルト皿の底・縁にのばし、
その上にベリー3㎗(今回はワイルドストロベリー)を均等に広げる。
⑤ Kermaviili2㎗(一種のサワークリーム。代用品としては、サワークリームとクレームフレーシュを半々で混ぜる、あるいはプレーンヨーグルトを使う…いずれも国外に住むフィンランド人の知恵)に、
玉子1個、砂糖大さじ1~2、Vanilliinisokeri小さじ1(バニラの風味の付いた砂糖)を加えてよく混ぜる。
⑥ ベリーの上に⑤を均等にかける。
⑦ 200℃のオーブンで約30分焼く。
(うちのオーブンでは今回25分で写真の状態に焼きあがった)
見かけはいまいち…いつものことです。
きれいに上手に形をつくるとか、とっても苦手なんです。
味の方は…
このレシピには、ワイルドストロベリーよりもブルーベリーの方が合う気がしました。
でも、そのへんは好みの問題かな?
夫は、おいしいと言って、喜んで食べていましたよ。
もっとも、うちの夫はワイルドストロベリーが大好きなうえに、甘いものなら何でもおいしいという人なので、この人の味覚もあてにはなりません。
このレシピ、辞書を片手に直訳すると「ベリーパイ」のレシピなんですが、日本語でいう「パイ」ではないですよね。こういうお菓子って「タルト」?それとも「ケーキ」?それとも、別の名前があるのかな?
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で、本にはよく書いてあったんですよね、バターの風味がとばないように湯せんでとかしなさいとか、粉は2~3回ふるって、とか、分量はきっちり量りましょう、とか…
だから、お菓子作りって、すご~く手間のかかることのように思えて、なんとなく敷居が高かったんです。
フィンランドで生活するようになってから、だいぶ意識が変わりました。こっちの人たちのお菓子作りって、なんともおおらかというかなんというか…
それにならって、くうっけりのお菓子作りもおおらかというか大雑把というか…いつまでたっても上達いたしませぬ。