Vispipuuroはこのままではなく、牛乳をかけて食べるのが一般的かな。
…とこれだけでは、フィンランド国外の方々にとっては得体の知れない食べ物でしかないと思われるので、作り方を書いておきます。
Vispipuuro (泡立てポリッジ?)の作り方
① 鍋に、水 7㎗、砂糖 3/4 ㎗、ベリー 3㎗ を入れて加熱します。
(以前は、ベリーをつぶしてから入れていました。でもその後、つぶさずにそのまま入れても、煮たり泡立てたりしているうちに、ほとんどのベリーが勝手につぶれてくれることに気づき、最近は、ベリーをまるごと入れることが多いです。)
何のベリーを使うかは、冷凍・冷蔵庫内の状況と気分次第 今回使ったのはツルコケモモ |
② ①が煮だったら、セモリナ粉(*) 1.5 ㎗ を、泡だて器などでよくかき混ぜながら、少しずつ入れます。
(ドバっと入ってしまったり、よくかき混ぜなかったりすると、だまになります←経験済み)
(*)「セリモナ粉」と訳しましたが、いつも使っているのは、フィンランド語で「mannasuurimo」といわれるものです。普通の小麦から作られています。
mannasuurimo |
③ よくかき混ぜながら弱火で約15分煮ます。
④ 泡立てるためにボウルに移します。
⑤ ひたすら泡立てて…
出来上がり。
(泡立てているとき、泡立て直後はどろっとしておりますが…)
(少し時間がたつと、ムースのようになります)
一般には、コケモモを使って作ります。うちでも普通はそれが多いかな。でも、別にコケモモでなければならないわけではありません。
この記事の最初の写真は、レッドカレントを使ったもの、ごく最近作ったのが、記事にもあるツルコケモモ(←夫が先週末に摘んだもの。関連記事:秋の自然を楽しむ)を使ったもの。
その他にも、野生のブルーベリー(ビルベリー)で作ったり、グズベリーとブラックカレントを一緒に使ったり、すりつぶしたイチゴを使ってみたり…と、いろいろ楽しんでいるこの頃です。