フィンランドでの日常生活を綴っています。

金曜日, 3月 08, 2019

久しぶりの日本 ~飛行場・飛行機編~

event_note3月 08, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
先月の後半は、日本で過ごしていました。考えてみれば、前回日本に帰ったのは6年余り前。

久しぶりの日本はもちろん懐かしかったけれど、「え?」って感じることもいろいろありました。

以前と変わったなと思うことももちろんあります。でも、変わっていないことでも、日本をしばらく離れているととても新鮮に感じるもの。

思い出話も含めて、そういうあれこれを何回かに分けて書いていくことにします。今回は、飛行場・飛行機編。


2便の東京行があった

今までは、日本に飛ぶときはいつもフィンエアーの便を使っていました。でも今回はJALを利用。

フィンエアーとJALが提携しているのは知っていたので、JALの便といってもフィンエアーの代わりに飛ぶ便なのだろう…と思っていたおめでたいくうっけり。

6年前すでに、ヘルシンキ・ヴァンター空港ではカウンターでなく自動チェックイン機を使わなければいけなかったことを思い出し、チェックインはすでにインターネットで済ませてありました。もっともそのとき、あれ?とは思ったんですよ。フィンエアーのサイトからはチェックインできなかったから。

で、真相を知ったのは空港に行ってから。東京行きの飛行機は、フィンエアーとJALの2便あるって。

それら2便は、出発時刻にもあまり違いはないのですよ。東京へ飛ぶ人がそんなにもいるってことなんでしょうか? びっくり。

ついでにいうと、その日に日本に向かう便は、その他にも2便(大阪行きと名古屋行)あったようです。

フィンランドに初めて来た頃は、日本とフィンランドの直行便って週2回しかなかったような…。その頃が、すご~く昔の話に思えてきちゃう。

そういえば、シーズン限定みたいだけど、福岡ーヘルシンキ直行便もあるみたいです。それから今年の12月には、札幌ーヘルシンキ直行便が運行を始めるそう。

チェックインカウンター

ヘルシンキ・ヴァンター空港でのフィンエアーのカウンターは荷物預かりのみ。それも、セルフサービスだったんじゃないかな…。

でも、JALのカウンターでは、チェックインをしてくれていました。さすがは日本のサービス。自動チェックイン機になんて誘導しないで、ちゃんと人が対応するんだ、と感心しましたよ。

もっともあとになって、それが思い違いだったことが分かりましたけどね。ヘルシンキ・ヴァンター空港ではカウンターでチェックインをしてくれてましたけど、成田空港では自動チェックイン機に誘導してましたから。

そうそう、フィンランドのチェックインカウンターでは気に留めなかったのだけれど、成田のチェックインカウンターでは、カウンターの向こう側にいるのが、みんな若い女性だったというのがちょっと異様に見えちゃいました。日本だと意外に普通のことなのかもしれないけれど、世の中一般の年齢構成を考えるとなんか変。もうちょっと年配の方々が混じっている方が自然だと思うのだけれど…

黒髪の集団

多様な髪の色を見慣れていると、みんながみんな黒い髪をしている情景というのが、特殊に見えるもの。

ヘルシンキ・ヴァンター空港のJAL搭乗ゲートの前で周りをみまわすと、まさにそんな情景! 白いものが混じっていてもおかしくないであろう年頃の方々も多かったけれど、それでもやっぱり黒髪がほとんどでしたわ。「ごま塩頭」を固守しているくうっけりは異様に見えたかもなあ。同じような髪色の仲間は男性陣だけだったもの。

客室乗務員さんたちと飛行機内のサービス

フィンランド航空と日本航空の違いを最初に感じたのは、搭乗ゲートのところで客室乗務員さんたちを目にした時。物腰は柔らかだけどみなさんピシッとされていて、全体の統一感も半端ない。

髪型とかお化粧とかって、厳格な決まりとかあるんでしょうか? 髪をきれいにまとめている方ばかりだった気がします。そういえば、ショートカットの方は目にしなかったわ。

皆さん感じもよかったし、サービスについても文句の付けどころはありません。でも、あまりにも統一感がありすぎると、不自然にも思えてきてしまう。

それでも確かに、日本航空の客室乗務員さんたちは、くうっけりが昔から抱いていた、いわゆる「スチュワーデスさん」のイメージそのままかも。

そういえば…

その昔、フィンランド航空の便でのこと。たまたま乗っていた席が、客室乗務員さんたちの控室のすぐ近く。乗務員さん同士のおしゃべりが聞こえるぐらい近かったのです。

そんな中控室から聞こえてきたのは、日本語でいう「罵倒語」。「畜生!」とか「糞!」とか…そんな類の言葉。もっともフィンランド語はその類の言葉がとっても豊富で、使う人の割合もきっと多いし、たぶん日本よりもずっとあっさり使われます。

それでも、それまでもっていた「スチュワーデスさん」のイメージとはあまりにも程遠い言葉遣いだったから、すごく印象に残ったんですよね。同僚同士のおしゃべりとはいえあの言葉遣い…日本航空ではあり得ないだろうなあ。

ところで、日本航空の機内の飲み物サービスは、いい意味でフィンエアーとはちょっと違っていました。

フィンエアーのエコノミークラスでは、ソフトドリンクやビール、ワインは追加料金なしでいただけますが、それよりアルコール度の高いものだと、購入しないといけないのですよ。

一方、今回乗った日本航空では、エコノミークラスでもビールやワイン以外も追加料金なしでいただくことができたのでした。

成田空港での入国審査

少し前にフィンランドの国籍をとったので、日本の国籍はもうありません。そんなわけで、今回初めて外国人として日本に入りました。

もちろん入国審査は、日本のパスポートで日本に入るときはちょっと違う。でも、あきらかに元日本人だからか、特にあれこれ聞かれることなく入国。パスポートに貼られた短期滞在の入国許可を示すマークが新鮮でした。

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