今日は雪が降りました。
さて、年末が近くなると、いろんなところでいろんな一年のまとめ情報を目にするようになりますよね。新語や流行語、検索ワードランキング、重(十)大ニュースなどなど。
また、ログインして使うネットサービスでは、個人の今年の利用状況のまとめが提供されたりします。例えば、音楽ストリーミングサービス Spotify。
数日前にはフィンランド公共放送 Yle のオンデマンドサービス Yle Areena でも同様のものが提供されました。自分の視聴時間とか視聴ジャンルとか、ざっとあれこれ教えてくれます。
Yle Areena を日頃愛用しているのを自覚しているので、視聴時間の長さには驚きもしませんでしたが、今年一番観たという番組名を知って驚いた!それがねえ『H2O 』ってドラマ(参考:H2O:ジャスト・アド・ウォーター - Wikipedia)だったのですよ。
…原因は明らかに夫ですゎ🙄 今年テレビを購入して(関連:テレビ購入 - あれこれ暮らし@タピオの国)セッティングしたとき、Yle Areena には私のアカウントでログイン。だから、夫がたくさん観ていた番組がこの年末に露見したわけです😁 この番組、全3シーズン78話全部が公開されてましたから、きっとほぼ全話を観たのでしょう。まったくうちの爺さん(?!)ときたら…
私はあんまりテレビを観ないけれど、ラジオ番組(ポッドキャスト)のほうはかなり多く聴いています。特に音楽番組は手仕事中のBGMにうってつけ。私が今年聴いた番組のトップ5です。なんとなく自覚していた通り。
Lauantain toivotut levyt は1935年から放送されているというリクエスト番組。おしゃべりなし、クラシック音楽とポピュラー音楽の区別なし。そんなところも好きでよく聴いています。
Muistojen bulevardi は主に懐かしのヒット曲などが聴ける番組。フィンランドを含め欧米のポピュラー音楽が多いけれど、この番組で日本の曲を聴いたこともあります。たとえば Sukiyaki(日本語名はもちろん『上を向いて歩こう』)とか。
Knalli ja sateenvarjo はラジオドラマ。これはちょっと意外でした。でも言われてみれば確かに結構聴いていたな…
イギリスのとある官僚たちが仕事で毎度シッチャカメッチャカなことをしでかすんですよ。それが呆れるほどにアホなこと。かつてBBCで放送された The Men from the Ministry のフィンランド語版です。官僚主義に対する皮肉をこめたコメディアドラマ。
Faunin iltapäivä は小品中心のクラシック音楽番組。
Maisteri Lindgrenin musiikkiesitelmä ではクラシック音楽に関して、回ごとに何かしらのトピックを取り上げて解説。音楽よりも話中心。皮肉を込めたユーモア(?)が面白い。
…などと紹介してはみましたが、残念ながらオンデマンドでは日本から聴取できない番組ばかり😓
ところで、Yle のオンデマンドサービスで提供されている番組の幅は、TVでもポットキャストでも広く充実していると感じます。フィンランド公共放送Yleのオンデマンドは、NHKとは違って無料なのも嬉しい。もっとも、日本の受信料に相当するもの(フィンランドではテレビの有無に基づく受信料ではなく収入に応じて徴収されるYle税)は毎年支払うことになるで、正確にいえば「無料」ではないですけどね。
にほんブログ村