生ごみ用のコンポストを庭に設置しています。一応断熱材が施されている仕様で、上手に扱えば冬でも凍結せずに使えるはずのもの。でも、うちではコンポストの中身を凍結させずに冬を越せたことがありません。
まあ、コンポストの凍結自体は問題ではないのですよね。暖かくなればまた分解が進んでいくので。
問題なのは、コンポスト容器が満杯になってしまうこと。凍結すると分解が進まないから生ごみの体積は減りません。そこへ冬の間どんどん生ごみを捨てていくと、晩冬のころまでには容器内がいっぱいになってしまって、それ以上生ごみが入れられなくなってしまう。
今までずっとその現状に甘んじてきました。でもこの冬になってふと、ボカシコンポストなるものを始めてみようと思いたったのです。室内に置くコンポストなら冬でも凍結しないから。
というわけでスターターキット(コンポスト容器2個・ボカシ・計量スコップ・液受け用のコップ)を手に入れ、今月初めに使い始めました。
今は使い始めて2週間ほど。1つ目の容器の3分の2ぐらいまで生ごみが入っています。今のところは生ごみ特有のにおいは発生していないので、とりあえず順調というところなのかな?
1つ目の容器が満杯になるまではまだしばしかかりそうだし、さらに2つ目の容器もあるわけなので、当分は屋外のコンポストをほとんど使わずにすみそうです。最初からにおいそうな生ごみは、今までどおり屋外コンポスト行きだけれど。
ところでフィンランドでは、最近コンポストに関する決まりが新しくなりました。生ごみ用のコンポスト使用について、お役所への届け出が義務化されたとのこと。現在すでにコンポストを設置しているのであれば、年末までににそのことを届出しなければいけません。
義務化といっても届け出ないことでの罰則はないし、通知も届出用紙も送られてきません。だからまだ知らずに、届出してない家庭も多いんじゃないかなあ。
私自身は届出のことをニュースで知りました。そのあと、うちの地域の場合はどこにどう届け出るのかをネットでチェック。ネット上に届出用紙があったので、まず記入項目をざっと見てみました。項目数が意外に多くてめんどくさそうというのが第一印象。
そのあと今度は、ネット上で直接届出しようと当該サイトに行ってログインして…と進んでみたら、記入項目なんて大してなくて容易く届け出ができました。住所などのもろもろの基本情報がすでにデータベースとして把握されているからなんでしょうかね。
届出しなければいけないのは、生ごみ用のコンポストのみでした。それも、小動物などが入り込めないようなものじゃなきゃいけません。また、今回使い始めたようなボカシコンポストも除外。容器内での発酵がすんでも、まだ「生ごみ」と同等の状態だかららしい。結局うちでは、屋外コンポスト1つのみの届出となったのでした。

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