首都ヘルシンキは比較的新しい街ですし( 設立したのは16世紀の話ですが、街らしい大きな建築などが建てられ始めたのは、19世紀)、フィンランドの古都トゥルクは、19世紀のはじめの大火事のあと、街並みがすっかり変わってしまっています。
そのトゥルクに、ちょっとだけ中世時代の面影を残している一角があります。
よそのヨーロッパの古い都市に行けば、古い町並みも結構残っているんでしょうけどねえ。
*****
今夜のTVニュースで最初に取り上げられていたのは、 地雷の代わりに装備する武器に関する話題でした。フィンランドでは、対人地雷全面禁止条約に批准したことに基づいて、今年7月に地雷廃棄となるとか。で、その代替になる武器をあらたに装備することになるわけです。
ところで、フィンランドがこの条約を批准したのは、他国よりもかなり遅かったように記憶しています。陸続きの国境線が長いのと、小国ですから、軍事費の規模は大国とは桁違いです。そんな中で、地雷を放棄するのはなかなか難しいということだったようです。条約をなかなか批准しなかったので、国際的には多少顰蹙を買っていた感もありました。早く批准した国は単に、早く代替武器を整備できる経済的な余力があっただけなのかも、と当時ふと思ったりもしましたが、真相はどうなのでしょう???