フィンランドでの日常生活を綴っています。

木曜日, 4月 26, 2012

中世時代の面影

event_note4月 26, 2012 editBy Kuukkeli forumNo comments
フィンランドには、中世時代の街並みというのがほとんど残っていません。。

首都ヘルシンキは比較的新しい街ですし( 設立したのは16世紀の話ですが、街らしい大きな建築などが建てられ始めたのは、19世紀)、フィンランドの古都トゥルクは、19世紀のはじめの大火事のあと、街並みがすっかり変わってしまっています。

そのトゥルクに、ちょっとだけ中世時代の面影を残している一角があります。

 

よそのヨーロッパの古い都市に行けば、古い町並みも結構残っているんでしょうけどねえ。

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今夜のTVニュースで最初に取り上げられていたのは、 地雷の代わりに装備する武器に関する話題でした。フィンランドでは、対人地雷全面禁止条約に批准したことに基づいて、今年7月に地雷廃棄となるとか。で、その代替になる武器をあらたに装備することになるわけです。

ところで、フィンランドがこの条約を批准したのは、他国よりもかなり遅かったように記憶しています。陸続きの国境線が長いのと、小国ですから、軍事費の規模は大国とは桁違いです。そんな中で、地雷を放棄するのはなかなか難しいということだったようです。条約をなかなか批准しなかったので、国際的には多少顰蹙を買っていた感もありました。早く批准した国は単に、早く代替武器を整備できる経済的な余力があっただけなのかも、と当時ふと思ったりもしましたが、真相はどうなのでしょう???

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