フィンランド語で viili(ヴィーリ)という名の、乳加工品があります。
フィンランドではごくごく普通の乳製品。メーカーや脂肪含有量などによって、容器のデザインや色に違いはありますが、一般には200g入りで、こんな容器で売られています。
牛乳を発酵させたものだそうなので、ヨーグルトのようなものともいえます。でも食感が独特で、ビヨ~ンと伸びる??? それにあきれた外国人が、「はさみが無いと食べれない…」と言ったとかなんだとか…
写真ではうまく表せませんが、
この不思議な感じを強いて何かに例えれば、むかし流行った「スライム」ですかね。
ところで、この食品のいいところは、家でも簡単に増産できるということです。
小さじ1杯ぐらいの viili を種として容器に入れて、そこに牛乳を加えてよくかき混ぜ、蓋をして1日ほど放っておく…それだけです。完成した後は冷蔵庫で保存します。
何よりも、ヨーグルトを作る時みたいな保温が必要ないというのが手軽だし、失敗することもまずありません。
いくら viili を種として入れていると言っても、室温に牛乳を置いとくだけって…腐った牛乳ができるんじゃないか?!なんてことが頭をよぎることもありますけど、今までのところはちゃんと毎回 viili になっています。
こちらはその自家製viili。器に入れて、ルバーブとイチゴで作ったジャムをのせてみました。
散歩にて
2 時間前