もうちょっとアップすると、こんな白いふわふわです。
毛の塊!?
フィンランド語で niittyvilla ( 野原のウール)という名前を聞いたことがあったので、それだろうと思って図鑑を見たら、そんな名前の植物はありませんでした。それって正式名称じゃなかったのね… 図鑑に Tupasvilla (Eriophorum vaginatum) というのが載っていまして、これは多分それだと思います。フィンランド全国で普通に見られる植物のようです。日本語では「ワタスゲ」でしょうか?
そして散歩から戻る途中に林道から見えたのは…
葉っぱと木の幹に隠れてしまってわかりにくいかもしれませんが、鹿がじっとこちらを見ているんです。Kuukkeli たちに気づいて走って逃げたのですが、少し距離が離れたところで、こうしてじっと立ち止まってこっちをうかがっているのです。習性なのでしょうか? 今までも何度か鹿に出会いましたが、毎回このパターンです。猟師に出会ったときもこのパターンだと、かなり危ないと思うのですが。
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今日は別なニュース(国民連合党の党大会)がトップになっていましたが、このところ大きな話題に上っていたのは、ノキアの大幅な人員削減と、フィンランドのサロ市にあるノキア工場の閉鎖です。
ノキアは世界的に従業員を削減するようですが、フィンランド国内では約3700人があらたな削減の対象となります。フィンランドの人口は決して多くありませんから、それを考えるとこれはかなりの数です。割合的には、日本の9万人弱の解雇に相当します。
このところ、テレビで報道されたニュースをここに記録していましたが、ニュースの話題って、なんで明るく楽しいことがないのでしょう? そんなこともあって、ニュースの話は少しお休みしようと思ってます。