フィンランドでの日常生活を綴っています。

月曜日, 7月 20, 2015

ヤネバンダイソウの花

event_note7月 20, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランド語で mehitähti と呼ばれている植物群があります。無理して日本語にすれば「多肉星」?? 星状をした多肉植物…Sempervivum属…の植物を一般に mehitähti と呼ぶようです。

その中でもフィンランドでよく目にする…うちの庭にも生えている(といっても野生じゃなくて、種から育てて植えたもの)…のは kattomehitäti(Sempervivum tectorum ヤネバンダイソウ)という種類らしい。


そのヤネバンダイソウの、特に大きく育った2つの株の中央がこんもり盛り上がってきたことに気づいたのは、先月末のことでした。




その後、このこんもり部分はさらに成長して、


蕾がたくさんつきました。



そして昨日、ついに一つが開花。




花をつけてくれる株が毎年あるわけではないので、すごくうれしいです。

日曜日, 7月 19, 2015

クマコケモモの移植

event_note7月 19, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
クマコケモモを、近くの森林の所有者から許可を得ていただいてきました。

(フィンランドでは、ベリーを摘んだりキノコ狩りをするのには、森林所有者の許可は必要ありませんが、今回みたいに植物を根っこごと取る時には、その森林の所有者の許可が必須です)


この植物、フィンランド語では sianpuolukka…「ブタのコケモモ」です。

コケモモに似た赤い実は、毒はないけれど粉っぽくておいしくないそうです。そんなまずいのはブタぐらいしか食べないよ…ってことでつけられた名前でしょうかね?


うちの庭には野草は多いのだけれど、クマコケモモは生えていません。クマコケモモって珍しい植物ではないはずなんですけど。単に、生育に適切な土地ではないからなのかな。


でも、庭の一角がクマコケモモで覆われたら素敵かも…

そう思うようになったのは、しばらく前近くの小山を散歩中に、こんなクマコケモモを見たからです。


ちょっと見にくい写真ですが、岩の上から写真のほぼ中央に渡って見える緑が、全部クマコケモモなんです。


クマコケモモは根っこごと掘り出せば、簡単に移植できるだろうと思ったのですが…

根っこごと掘り出すってことが、実はとっても困難な植物でした。

地面に這いつくばったように生えているということは知っていましたが、あんなにも長く茎(根?)が伸びているとは。

この写真にもその一部は写っていますが


茎(根?)はずっとずっと長く、1m以上何っていうのがざら。そして結局、根っこの先端までは取れずに、全部途中で切れてしまったのでした。

そんなわけで、ちゃんと根付くかどうか分かりませんが、とりあえず植えました。

土曜日, 7月 18, 2015

カササギの鐘

event_note7月 18, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
以前紹介した「鶴の鐘」や「猫の鐘」の他にも、フィンランド語で「○の鐘」という名がつけられている植物がいくつかあります。

これもその中の一つ。


Harakankello(Campanula patula ホタルブクロの仲間)…「カササギの鐘」です。

この「鐘」は、「鶴の鐘」や「猫の鐘」よりも細長い形。


フィンランドの野草の名前には、これらのように動物名がついているのがいろいろあるので、すごく親しみやすいし覚えやすい。

親しみやすい名前だから野草が身近に感じられるのか、野草が身近だから親しみやすい名前が付けられているのか…どちらなのでしょう?

金曜日, 7月 17, 2015

猫の鐘

event_note7月 17, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この植物、あまり生えてほしくないところに生えているので雑草といえば雑草なのだけれど、毎年きれいな花をつけてくれるので、取るに取られず…


それだから、うちの庭には野草がはびこっているのでしょうな。


Kurjenkello(関連記事:鶴の鐘)によく似ていますが、ずっと小さい花です。


フィンランドでは kissankello(Campanula rotundifolia…ホタルブクロの仲間 イトシャジン?)と呼ばれている植物です。そのまま訳せば「猫の鐘」という名前。

鶴より猫は小さいですからね、使う鐘も鶴よりも小さいのでしょう。

木曜日, 7月 16, 2015

ワイルドストロベリーの収穫

event_note7月 16, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭に、他の野草とともに勝手に生えてくれているワイルドストロベリーです。


水はけがよく比較的乾燥した場所に生えているので、雨の少ない夏だと集め甲斐のないぐらいに小さい実しかなりません。

でも今年は雨が多く、それなりに大きい実(とはいっても大きいものでも1㎝ちょいといったところ)をつけています。

熟している実がたくさん目についたので、収穫してみました。イチゴ畑のイチゴを収穫するようなわけにはいきませんが、それでもこれだけ集まりました。


だいたい3dlぐらいありそう。焼き菓子の材料にちょうどよさそうです。

水曜日, 7月 15, 2015

今年最初のアンズタケ

event_note7月 15, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
夏といえど、涼しい(時に肌寒い)日々が続いているフィンランドです。

*****

場所によってはもうキノコ狩りが楽しめる…そんなニュース記事を目にしました。
そんなことを知ってしまったら、もうキノコ狩りに行くしかありません!

まだ時期的には早いので、このあたりではどんなもんかと思いましたが、ありました!!
黄色い頭がたくさん出ているのわかりますか?アンズタケです。


今回は、アンズタケがこんなふうに群生している場所を、いくつか見つけることができました。…が、ほとんどがまだとっても小さい。

それでも誘惑には勝てず、群生しているそれぞれの場所から、大きめのものを1~3個ぐらいずつ頂いてきたのでした。いっぱい生えているから許されるよね。

そんなわけで、収穫量は少なかったのですが


アンズタケの初物を味わうことができました。

*****

散歩がてらのキノコ狩りではなく、キノコ狩り自体が目的で出かける時は、オモはお留守番です。歩道どころか獣道さえないような場所を歩くのが、オモは苦手なので。

留守番中はきっと、こんな姿で寝ているんでしょうな。




鶴の鐘

event_note7月 15, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この時期に開花する野草の中で、特にお気に入りの花です。


フィンランド語名は kurjenkello(Campanula persicifolia ホタルブクロの仲間)。「鶴の鐘」という意味。


今年は庭の一角だけじゃなく、庭のお隣さんである長年休耕地となっている畑にも広がって、たくさん咲いてくれているのがうれしい。


野草といえど、花はなかなか立派です。直径4㎝ぐらいあるんじゃないかな。


日曜日, 7月 12, 2015

牡牛の目?!

event_note7月 12, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
雑草といえば雑草なのですが、夫がこの野草をいたく気に入っていて


我が家ではこの草の刈取りはご法度。

花の大きさや色は、タンポポに似ていますが、


背丈が60㎝ぐらいはあるでしょうか。


つぼみはこんなで


これが葉っぱ。


フィンランドでは、häränsilmä と呼ばれています。「牡牛の目」というような意味。

正確には harjuhäränsilmä(Hypochaeris maculata エゾコウゾリナの仲間)というらしい。

別に珍しい植物ではありませんが、かといって、どこででもよく見る、という植物でもないみたいです。

この野草の名前を知って、牛の目がどれぐらいの大きさだったか思い出そうとしたのですが、いまいち思い出せません。しばらく牛をみていないしなあ…

そうそう、目玉焼きのことも häränsilmä というんだそう。辞書をひいて知りました。

土曜日, 7月 11, 2015

モミの木の移植

event_note7月 11, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭に勝手に生えてくれたモミの木(関連記事:モミの木)の生育があまりにもよく、この調子だと数年後には、隣に生えている木の邪魔になるんじゃないかと心配になりました。

そこで、少し離れた別の場所に移植しました。大きくなってからじゃ大変ですから。


この場所でも元気に育ってくれるかな…

金曜日, 7月 10, 2015

ナラの木の赤ちゃん

event_note7月 10, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭の丘の上に、小さい tammi (Quercus robur ヨーロッパナラ)が生えてきていることに気づきました。これもきっと、野鳥からのプレゼントでしょう。

まだとっても小さいです。今年芽を出したばかり?


この場所の土壌はとてもうすいので、別な場所に移し替えることも考えましたが、適当な場所が思いつかない…

結局移植はせずに、この場所でこのまま見守っていくことにしました。ちゃんと育つのかな。

木曜日, 7月 09, 2015

野草の花

event_note7月 09, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
野草を眺めるのが好きです。

きちんとした花壇もいいけれど、様々な植物が雑然と生えているのもすごくいいなあって思うんです。


これらの白い花をつけているのは、、


フィンランド語で nuokkukohokki (Silene nutans マンテマの仲間)とよばれている植物だと思います。

このあたりでは在来種で、そこここに生えている植物のようですが、もう少し北に行くとそうでもないらしい。


花を近くで見ると…


野草の花って一般に小さいし派手さもないけれど、花壇の花にも劣らないぐらいきれいだと思っています。

月曜日, 7月 06, 2015

オウシュウマンネングサが満開

event_note7月 06, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランド語で keltamaksaruoho (日本語名:オウシュウマンネングサ)と呼ばれる植物の花がほぼ満開です。


庭に勝手に生えてくれるこの植物は、このあたりでは在来種だそう。

高さが1㎝ぐらいしかない小さな植物です。そんな小さな植物でも、花が一面に咲くととってもきれいだろうと思います。

残念ながら庭には、ここそこにマンネングサの小さな塊があるだけ。もっと繁殖してほしいところです。

それでも写真に撮れば、たくさんに生えているように見えるかな?


庶民の間で使われてきた様々な名称の中には、ketunsilmä というのもあるのだそう。「キツネの目」という意味です。キツネの目に見える?

鉄器時代の名残

event_note7月 06, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
庭に生えている野草の名前ぐらいは、少しずつ覚えたいものだと思っています。

すでに覚えたものもあるけれど、まだ知らない植物もたくさんあります。


そんな中で、ずっと気になっていながらなかなか名前を見つけることが出来なかった植物がこれ。


豪勢な花の付き具合です。一つひとつの花は小さいのですが。



でも、全部が全部豪勢なのではなくて、こんな可愛いのも。



そして、白いのだけでなく、ピンク印の付いたつぼみもある。



葉っぱはこんなギザギザです。



この植物の名前がやっとわかりました。フィンランド語で sikoangervo(Filipendula vulgaris…シモツケソウの仲間)というらしい。

フィンランド国内では、生育している地域が限られているみたいです。だから、すべての図鑑にこの植物が載っているわけではなかったのです。


この植物は、フィンランドの鉄器時代(←紀元前5世紀ごろから紀元後12~13世紀ごろ)の村や、バイキングの航路、拠点とかかわりがあるのだとか。だから、この sikoangervo が自生しているのは主に、フィンランドの南部・南西部の沿岸地方…昔の港の周辺らしい。どこにでも生えているというわけではないようです。

庭に生えている sikoangervo が、そういう背景と直接関係あるのかどうかは分かりません。でも、このあたりは昔は群島地域。sikoangervo は、庭にある丘(そのむかしは島だったこともあるらしい)に生えているので、鉄器時代の航路や人々の生活と関係があってもおかしくないはず…

真相は不明でも、鉄器時代には、人々が目の前の丘(島)に行き来していたんだと想像した方が楽しいので、そういうことにしておきましょう。

土曜日, 7月 04, 2015

虫の退治

event_note7月 04, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
(虫の写真有ります。苦手な方はご注意ください)

幾つかのグースベリーの株の中に、とりわけ虫に愛されている株があります。きちんと退治していなかったから、その株にすっかり居ついちゃったんでしょうね、きっと。

油断をしていると、気づかないうちにグースベリーの枝はこの状態になってしまっています。


葉っぱがすっかり食いつかされている…

犯人はこの子たちです。



フィンランド語で karviaispistiäinen…Nematus ribesii ハバチの一種?…とよばれる虫の幼虫。


薬品は使いたくないので、ひたすらつまんで取り除いていますが、問題は集めた虫たちをその後どうするか。

つぶして殺すのはいやだから、水を入れた容器に集めて溺れさせた後コンポスト行き、あるいは紙に包んで燃やしてしまう、さらに最近は、近くのアリの巣の上に集めた虫を落とす、なんていうことをしています。アリの巣の上に落とすと、アリたちはあっという間にこの虫たちを巣の中に運び入れるので。

どうするのが一番いいのかはよくわからないけれど、いずれの方法もむごいことには変わりはないですね。

金曜日, 7月 03, 2015

ちょっと遅めのライラック

event_note7月 03, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
普通のライラックはもう花の時期が終わってしまいました。そして今は、ちょっと別の種類のライラックの花が目を楽しませてくれています。


フィンランド語での名称は unkarinsyreeni…ハンガリーのライラック…。


こうして、咲く時期がちょっとずれているというのはいいものです。だから、ライラックに限らず、庭には木も花も野草も含めて、いろんな種類の植物が生えていてほしいと思うんです。(←雑草をはびこらせていることの言い訳?!)

木曜日, 7月 02, 2015

シャクナゲが咲く

event_note7月 02, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
フィンランド語で alppiruusu…アルペンのバラ…という名の植物の花が、数日前から咲いています。


日本でいうシャクナゲ?

毎年花は咲くのですが、年によってその数が全然違う…。今年開花したのは2房のみ。


去年、ちゃんと花がら摘みをしなかったのがいけなかったのか?

それでもありがたいのは、そんな中でも新しい葉は元気に育っていることです。
この角度で見ると、それがよく分かる?


来年は、たくさんの花をつけてくれればいいのですが。まさか、これより少ないということはないでしょう。多分…

Viili という乳加工品

event_note7月 02, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
フィンランド語で viili(ヴィーリ)という名の、乳加工品があります。

フィンランドではごくごく普通の乳製品。メーカーや脂肪含有量などによって、容器のデザインや色に違いはありますが、一般には200g入りで、こんな容器で売られています。


牛乳を発酵させたものだそうなので、ヨーグルトのようなものともいえます。でも食感が独特で、ビヨ~ンと伸びる??? それにあきれた外国人が、「はさみが無いと食べれない…」と言ったとかなんだとか…

写真ではうまく表せませんが、


この不思議な感じを強いて何かに例えれば、むかし流行った「スライム」ですかね。


ところで、この食品のいいところは、家でも簡単に増産できるということです。

小さじ1杯ぐらいの viili を種として容器に入れて、そこに牛乳を加えてよくかき混ぜ、蓋をして1日ほど放っておく…それだけです。完成した後は冷蔵庫で保存します。

何よりも、ヨーグルトを作る時みたいな保温が必要ないというのが手軽だし、失敗することもまずありません。

いくら viili を種として入れていると言っても、室温に牛乳を置いとくだけって…腐った牛乳ができるんじゃないか?!なんてことが頭をよぎることもありますけど、今までのところはちゃんと毎回 viili になっています。


こちらはその自家製viili。器に入れて、ルバーブとイチゴで作ったジャムをのせてみました。

キクイモの災難

event_note7月 02, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
こうして見ると、青々と元気なキクイモです。



でも、近くで見ると…


まわりに2メートル以上の柵を張り巡らしたので、今年は大丈夫だろうと思ったのですが、この足跡の持ち主のジャンプ力には、やっぱりかなわなかったようです。