2016年8月24日水曜日

フィンランドの森林散策で意外に便利な無料アプリ

世の中がスマホ時代に移行していくのを横目に、昔ながらのノキア携帯をずっと使い続けていました。

でもとうとうこの夏、スマホに移行。ずっと使っていた通信キャリアの料金プランが変わってしまったので、それにつられた形です。キャリアの意向にまんまとはまったともいえますな。

…そう考えるとちょっとくやしいけれど、スマホって確かに便利ですねえ。

スマホを使い始めてから、森林散策になかなか便利なアプリがある、ということにも気付きましたので、今回はその話です。もっともこれ、フィンランド国内限定の話になります。ごめんなさい。

普通の地図アプリだと周囲の様子がよく分からない

地図アプリってありますよね。街なかを散策するときとか、目的地にたどり着きたいときにはとっても便利。

ただ一般の地図(ここではGoogleマップを例として使ってみました)は、道路も建物もないような森林のど真ん中だと、自分のいる場所の周りの様子がよく分かりません。極端な例だと、こんな風にしか見えない。


地図を縮小すれば、近くの道路がどこにあり、自分が大体どの位置にいるのかわかりますし、どの方向に歩いているかも分かるので、これはこれで便利なんですけどね。

RainManというアプリ

フィンランドの気象庁 Ilmatieteen laitos (ホームページ:Etusivu - Ilmatieteen laitos)から、RainMan (アプリのウェブページ:RainMan - Ilmatieteen laitos)という無料アプリが提供されています。

おそらく本来は、降水量だとか風だとか雲の様子だとか…を見るためのアプリです。


このアプリが土台に使っているのは、Maanmittauslaitos(日本の国土地理院みたいなもの?)の5万分の1の地形図らしい。

実際、地図をどんどん拡大していくと、こののっぺりとした地図が、ある時点で地形図へと変わるんです。そしてそれが、このアプリを紹介したかった最大の理由です。

さらに、アプリ画面上の一番左のボタンをタッチすると、現在地も表示してくれます。


例えばこれは、先週末にくうっけりがうろうろしていたあたり。青い小さな丸い点が、その時くうっけりがいた場所です。


自分の位置を地形図と合わせて確認できると、より土地勘がつかみやすくて、助かります。キノコ狩りの時には、どの辺を歩いたほうがいいのかの目安にもなり、とても便利なんですよ。


あ、このアプリ、時折クラッシュします。でも、そんなものだと思っておけば、たいして気にはなりません。

それと、くうっけりが使っているのは iPhoneです。他の機種でこのアプリを使ったことはありません。

ダウンロードは

最後に、RainManのダウンロードができるページをリンクしておきますね。

RainMan – Windows-sovellukset Microsoft Storessa

地図アプリは他にもいろいろあります

RainManアプリの地図が使えると気付いてから、くうっけりはもっぱらこのアプリを使っています。もともと地図アプリではないので、単純で余分な機能がない、というのがこのアプリを愛用している理由です。

くうっけりには不親切なアプリのほうがいいのですよ。方向音痴を少しでも矯正したいと思っているので。コンパスやナビゲーションの機能がなければ、まわりの様子と地形図をてらしあわせて、どちらの方向に歩いてくべきか自分で判断することになりますからね。くうっけりにはいい訓練です。


でも、どういう機能が必要かというのは人それぞれ。

もっと大きい縮尺の地形図がいいとか、歩く速度を知りたいとか、ナビゲーション機能がほしいとか、自分が歩いたコースを知りたいだとか…

App Storeだったら、例えば maastokartta で検索すると、地形図を利用した地図アプリが見つかります。そんな中から、自分の必要に応じたアプリを選ぶのがいいのかな、と思います。

2016年8月22日月曜日

たくさんのアンズタケ

今年のフィンランド、キノコが豊作だそうです。

キノコが生え始めたのが例年よりも早く、量も多い…そんなニュースは、6~7月にもすでに何度も耳にしていました。

でもそれは、全国で見ると、という話。

このあたりでは、キノコが顔を出しても干からびちゃうぐらいに雨が少なかったこともあって(関連記事 再びポルチーニを求めて)、キノコ豊作という話とは縁がありませんでした。


でもそれから数週間がたって…

8月に入ってからの不安定な天候が幸いしたのでしょうか。今、このあたりの森林にも、アンズタケがたくさん顔を出しています。

アンズタケ


そして、ポルチーニも1つだけ見つけることができました。

表面はナメクジさんに少し食べられてしまっていますが、キノコの中には虫がいない! なかなか見つからないんですよ、こんなきれいなポルチーニ。

ポルチーニ


そして、こちらが↓この週末の収穫量です。

収穫したアンズタケ


これだけ採れたので、やっと保存にもまわすことができます。

ちなみに、熱を加えて水分を飛ばし冷凍保存、というのが、我が家のアンズタケの保存法。(関連記事 保存用アンズタケ

キノコ狩りは楽しいのだけれど、そのあとの処理が手間なんですよねえ。

2016年8月15日月曜日

オモは何をいいたかったんだろう??

と~っても朝早く、オモに起こされました。

我が家では、オモが寝室に入ることを禁止しています。
ですから、用があるときには、オモは寝室の入り口のところからクンクン言うのです。

今日もそのいつもの場所から、オモが何かクンクン訴えていました。その声に気づいて目を覚まし、時計を見たら午前3時。


夜中や明け方に起こされることは、今までにも時々ありました。そしていつも理由は理解できるものでした。

「用足しに出たい」
「おなかの調子がよくないから、草を食べに外に出たい」

たいがい、そういう理由で起こします。

例外は年初めの手術後しばらくの間。その時に限っては、だれかにそばにいてもらいたかったらしい。夜中に寝室の入り口からクンクンいってくるんですよ。それで、オモの隣に床を敷いて寝るとオモも落ち着く…そんな夜がしばらく続きました。


でも今朝のオモが、いったい何を訴えたかったのかが全く分からない!!

クンクン訴えるものだから、外に出たいのだろうと思ったんです。
外に行く前に、くうっけりも用足しをしましょうと、ちょっとトイレに行っている間に…

オモは自分の寝床に戻って寝てる!! 外に出たがる気配なんかまったくなしです。寝息も聞こえるぐらいにすやすや寝てるんですよ!!! 人を起こしておいてひどいじゃないですか!!!!!

オモがなぜくうっけりを起こしたのか、全く見当が付きません。

10年も一緒に生活しているのに、いまだにオモ語が理解できないくうっけりなのでした。

夫のそばでくつろぐオモ
(緑の網は袋網の材料。
うちには、漁業用の袋網作りが趣味…
という変な夫がいるので。)

2016年8月9日火曜日

オモを病院へ

今年の6月に10歳の誕生日を迎えたオモ(関連記事 タピオの国でのあれこれ暮らし: オモ10歳)。



若い年には医者知らずだった子ですが、やはり年には勝てない?

年初めには会陰ヘルニア(関連記事 タピオの国でのあれこれ暮らし: 会陰ヘルニアらしい)と診断され手術しました。


そして先日は、オモの左目がわずかに濁っていることに気付き、病院に連れて行きました。

診察によると
  • 瞳孔の動きは正常
  • 角膜に傷はない
  • 目(の周辺)の痛みもなさそうだ
ということで、核硬化症であろうと診断されました。
老化によるものだから、特に心配はないということです。


オモの術後に気になっていたことについても(関連記事 タピオの国でのあれこれ暮らし: オモの手術からもうすぐ5か月)診てもらいました。


かなり踏ん張って糞をしていることがあるので、会陰ヘルニアの再発を何よりも心配していましたが、今のところ異常はないとのこと。左側の初期の会陰ヘルニア(関連記事 タピオの国でのあれこれ暮らし: 手術から3週間が経ち…)も、まだ心配する必要はなさそうです。


尿漏れについては治療薬があるって言われました。でも、薬ってなんとなく抵抗あるんですよね…
今のところそれほどひどくはないので、今回薬は断りました。


ところで…

オモがうちに来た時に、オモのための保険に入りました。その保険会社では、犬種によって保険を掛けられる年数が決まっていたんです。で、オモ(ボロニーズ犬)の場合は10年。

オモの会陰ヘルニアはオモが9歳の時、そして10歳になって目の異常に気づき…

若いときには健康だった犬でも、10歳ぐらいからいろんな症状が出始めるのかもしれませんね。

保険会社ってちゃんと計算してるんだなあ…

2016年8月3日水曜日

オモもベリー好き

オモと一緒の森林散策をしばらくしていませんでした。

この時期くうっけりは、森林ではベリー摘みやキノコ狩りがしたい。でも、そういうことができる場所に行くときの足場はあまりよくないわけです。オモが喜んで歩くような場所ではないんです。


夫が6月に足の手術をしました。小さな手術だったのですが、全治6週間。その間夫は、散歩にも、もちろん森林の散策にも行くことができませんでした。


一人でオモをつれての小道のついていない森林の散策は大変なので、オモには夫と一緒にお留守番をしてもらっていたんです。


夫が、先週やっと、普通に歩いてもいいっていう、お医者さんからの許可をもらいました。

ああ、長かった… 実はそれまで運転もだめだったので、ペーパードライバーに毛の生えた程度の、運転嫌いのくうっけりが、どこに行くにも運転しなきゃいけなくて、それがちょっと負担だったんですよね。


…と、余分な説明までして長くなりました。

いずれにしても、夫が普通に歩けるようになったということで、先日久しぶりに家族全員(2人と1匹)で、森林の散策をしてきました。


ベリーが熟しているこの時期、久しぶりに森林に入ったオモがしたのはこんなこと。


ビルベリー(野生のブルーベリー)を無心に食べています。


そして、林道ではラズベリーを食べ、

(Googleフォトなるサービスが、連写した写真から勝手に作ってくれたアニメーションです。
コマ数少ないから、オモってば、とっても忙しそう…)

さらに途中で、アンズタケを見つけて食べてしまったのでした。


一人での散策もいいけれど、やっぱり家族で行くのはいいものです。足場の悪いところがたくさんあったので、だいぶオモを抱っこすることになりましたけどね。

2016年7月31日日曜日

キノコとベリーと

この辺りには、相変わらず乾燥注意報がでています。

一週間前にすでに”半乾燥キノコ”状態だったアンズタケはさらに乾燥が進みました。ポルチーニは探しても探しても見つからない…

---関連記事---
タピオの国でのあれこれ暮らし: 再びポルチーニを求めて

それでも、それほど乾燥していないような場所を求めて少し足を延ばしたら、それなりに状態のいいアンズタケもいくつか見つかりました。


これが2時間の森林散策の成果です。


アンズタケのほかに白っぽいキノコが写っています。フィンランド語でlampaankääpäと呼ばれているキノコです。食べられます。日本語ではニンギョウタケモドキ?

虫食いになっていることも多いキノコですが、今回はとてもきれいなのを見つけました。ラッキー!


キノコが見つからなくても手ぶらで帰らずに済むようにと、ベリーの収穫用としてプラスチック容器をカゴに入れておきました。そちらのほうには、ビルベリー(野生のブルーベリー)を1ℓほど収穫しました。


今は乾燥しているけれど、ベリーの実が育つ頃のお湿りがちょうどよかったんでしょうか。今年はビルベリーも野生のラズベリーもたわわに実っています。

コケモモはまだ熟していないけれど、やはりたくさんの実をつけているんですよ。収穫の時期が楽しみ


森林の散策が一年の中で一番楽しいのは、今の時期かも。キノコもベリーも楽しめて。


タピオ様(←フィンランドの森の神様)にあらためて感謝です。

2016年7月25日月曜日

再びポルチーニを求めて

一般に、ポルチーニを探すならトウヒ林、アンズタケを探すなら白樺林といわれます。

でも自然界には雑木林も多い。それに、何回か目的のキノコを見つけたら、そのキノコがどんなところに生えるのかというのが、なんとなくわかってくるものです。


かといって、生えていそうな場所でも見つからないことは多いし、逆に意外な場所で見つかったりもする。

…というのはくうっけりの場合で、ベテランさんはキノコの生えそうな場所、生えそうにない場所を、もっともっと鋭く区別できるのかもしれませんね。


でも、何年も同じ地域にキノコ狩りに行っていると、生えそうな場所云々ではなく、前にここに生えていたから…という記憶でキノコを探せるようになるんです。そうなると、ベテランじゃなくても、少なくともその地域ではより簡単にキノコを見つけることができるようになります。

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先日、やっと今年最初のポルチーニを見つけることが出来ました。ここは、ポルチーニを毎年のように収穫している場所です。



でも、期待ほどではありませんでした。ポルチーニを収穫したことのある場所は他にも幾つかあるのですが、それらの場所からは一つも収穫することができませんでしたから。

このところ雨があんまり降っていないせいかな。この辺りには、乾燥注意報も出ているんです。


ほら、アンズタケも場所によっては乾燥してしまって、この有様。



それでも、1時間半ほどで、これだけのキノコを収穫することができました。

(左から)
アンズタケ
ポルチーニ
ショウゲンジ

ショウゲンジを見つけることができたのはラッキーでした。夫の好物なのですが、去年は一つも収穫できなかったのです。

歩いているときにたまたま見つけて収穫。そしてそのあと、以前生えていた場所を思い出して立ち寄ってみたらありました!! 場所を知っていることの強みですね。

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天気予報を見る限り、まだ何日間かは雨が降りそうにありません。お湿りがほしいところなのですが。