このあたりにはマダニがそれなりにいます。すごく多いというほどでもないけれど珍しくもない。少し暖かくなり始めると、モコもたびたびマダニを連れ帰ってきます。
薬を使うことになんとなく抵抗があって、以前は特別なマダニ対策というのをしてきませんでした。してきたことといえば、マダニが食いついていることに気づいたらなるべく早く取り去る…それぐらい。でも今年はマダニ駆除薬をひと月に一回モコに飲んでもらっています。
フィンランドでもスポットタイプや首輪タイプの駆除薬はあるけれど、いっぱいナデナデしたりシャンプーすることを考えてスポットタイプはなんとなく敬遠。首輪タイプは先住犬オモに使ったとき副作用が出たことがあったので、使う気は最初から無し。かといって、ハーブとかなんとかいかにも自然派（？！）って感じの予防薬には十分な効き目はないと聞く。それで結局、獣医さんとも相談して飲み薬を与えることにしたわけです。（そもそもフィンランドでは、獣医さんに処方箋を出してもらわないと経口のマダニ駆除薬は買えません）
これまでにマダニ取りにモコを慣らすことができなかったし、私自身もサッとマダニを取ってあげることができなくて…😢 特にマダニが顔についていたりすると、モコがすごく嫌がってなかなか取らせてもらえない。それでもはやいところ取らなきゃいけないことには変わりないので、取れるまで頑張るしかなく… 。ときにはながい根気比べとなり、最後にはモコが根負けしてくれてどうにかこうにか取り除くという状況でした。でもそれってお互いにいい気持がしない。薬を飲んでもらうことでその根気比べの必要がなくなったのは良かったことなのだと自分に言い聞かせています。
ただ、飲み薬はあくまで駆除薬。マダニがつくのを防いでくれるわけではありません。薬を飲ませたあとでもマダニは平気でモコにたかってきます。毛の間に入り込む前だったら白い毛の上を歩くマダニはそれなりに目立つのでいいのですが、食いついてしまったものにはなかなか気づかない💦
今のところ、モコに食いついているマダニを見つけたのは今シーズン2回。道具↓は使ったものの取るのはすごく楽でした。薬が効いていたのはあきらかでマダニはすでに死んでおり、それほど皮膚にのめり込んでいなかったので。
でももしかして、あれって放っておけば自然に落ちるものだったのかな？そうじゃなきゃ薬を飲ませる意味ないか…🤔
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