フィンランドでの日常生活を綴っています。

木曜日, 7月 04, 2019

2019年6月を振り返る

event_note7月 04, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
今年もまた、一年の半分が過ぎてしまった! ほんとにあっという間ですね。

さて、今年の6月はどんなだったかというと…

6月の気候 


今年の6月のフィンランドは、全国的に平年より暖かでした。月の平均気温は、北部では約10℃、南部では約18℃。フィンランドって南北に長いというのが、気温からも読み取れますね。

フィンランド全国で見ると、夏日(最高気温が25℃以上の日)は全部で11日。その中での最高気温は32.3℃。クルーヌピューというところとオウルで、6月7日に観測された気温です。

ヨーロッパの上空を覆っていた猛暑のかたまり?!の影響は、フィンランドにはほとんどありませんでした。月末にフィンランドの端っこに達したか達しなかったかという程度。その影響で夏日になった日もあるけれど猛暑には程遠いものでした。30℃にも達しませんでしたから。

全国での最低気温は、-4.5℃。ラップランドのキルピスヤルヴィで、6月11日に記録されたものです。

そこまで気温は下がらなかったものの、ラップランドでは月末も寒かったらしい。中央ヨーロッパを猛暑が襲っているころ、キルピスヤルヴィではみぞれが降っていましたとさ。


我が家界隈の6月は…

うちの寒暖計での最高は31.2℃、最低は4℃。どちらも月の前半の記録です。一日の最高気温が十度台という日は、月に3日のみ。一方で夏日は8日ほどありました。

最寄りの観測地点の記録をみても、やはり今年の6月は全体的に暖かだったというのがわかります。6月の平均気温は、平年よりも2度以上高い18℃弱でしたから。

暖かいのはよかったけれど、降水量が少なかったのが心配。去年の夏も雨が少なかったけれど、今年の6月はもっと少なかったのですよ。平年の3分の1未満!

場所によっては野草でさえもしおれてしまっています。雨が降らないと、ベリーの実も熟す前に落ちちゃうかもしれないし、キノコも生えてくれない…😢 適度なお湿りがほしいところです。

6月のオモ


オモは6月11日に13歳になりました( オモ(ボロニーズ犬♂)は今13歳)。

カリカリ(ドライフード)への食いつきが悪いので別のカリカリも与えてみたけれど、食いつきは相変わらず。仕方ないから、毎回カリカリになにかを混ぜて食べさせています。

目の様子は相変わらず。上の写真でも、白濁しているのが見えるかと思います。オモの視力はかなり衰えていると思うけれど、今のところ生活には支障ありません。

最近の普段の散歩では、朝夕ともにそれぞれ1㎞ほどしか歩きません。でも家族みんな(くうっけり+夫+オモ)で散歩に出たときは、2~3㎞ぐらいはまだまだ元気に歩きます。

今年の6月は天候もよく暖かい日が多かったので、オモもたくさん外で過ごしました。

6月の写真集

6月に撮った写真を集めました。

庭の花々です。バラの仲間たちがたくさん咲いてくれました。あとはライラックとかシャクナゲとか。

そして野草の花や実。あ、でもコケモモ(上段中央・中段左)は草じゃなくて木?

こちらはキノコ。6月はまだシーズンじゃないし自然界が乾燥していたこともあって、出会ったキノコはこれだけ。

最後に生き物たちです。上段2枚はすでにブログに載せたことありましたね。キタリスとアオハダトンボです。下段は、クロウタドリのヒナたちです。
にほんブログ村 ライフスタイルブログ スローライフへ
にほんブログ村

4 comments:

karamatsu さんのコメント...
ちょっとお尋ね。

アイスランドへ旅行に行きたい知人が、アイスランドに移住当時、野菜がなくて苔を調理して食べたという記録があるそうだけど、もうそのレシピは100年も前に失われたらしいと言ってます。

再現できるなら食べてみたいと言ってるので、フィンランドも北は北極圏だから、そういう野菜?の調理方法ってあるのかなと思いました。
もし何かご存じでしたら教えてください。

ちなみに私は、川の石に生えてる緑の苔をかじったことがあります( ̄▽ ̄;)
苦くもえぐくもなく、草の匂いもしない、ただ、繊維が固い植物だという事しか伝わってこない、味と食感だったのを覚えています。

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
へ~、アイスランドにはそんな記録があるんですか。
確かに野菜とかなさそうですもんね。

苔を食べたという記録はフィンランドにもあるようですが、かなり特別な状況でのことです。
1860年代、フィンランドで大飢饉がありました。
その時、パンを作るのに一部苔が使われることもあったそうなんです。
野菜の代わりというよりも、とにかくお腹を満たすために、当時は食べられるものは何でも食べたのだと思います。
その時代は穀類なども全部(つまり藁の部分も)食べたという話です。

フィンランドも北国とはいえ、通常は苔を食べることはなかったんじゃないかなあ。
だからおそらく、昔から伝わる苔の料理法なんていうのも、フィンランドには特にないと思います。

検索したら、苔じゃなくて地衣類を使った料理?が一つだけ見つかりました。
伝統料理じゃなくて、コックさんが紹介していたもの。
地衣類を油で揚げて塩で適度に味付けして食べると、さくさくしておいしいって。
karamatsu さんのコメント...
ありがとうです😊、コピペしてメールします。

地衣類を揚げるねー!
へーー、面白いかも。
日本は植物の多い土地だから、多分調理した記録はないだろうけど😅

苔を野菜の代わりに食べる、というのは、なかなか新鮮な驚きでした。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
苔を食べるって、私にとっても驚き!
このコメントがなかったら、全く知らずにいました。

私のイメージの中では、苔っていうと人間じゃなくてトナカイの食べ物。
(あ、でも調べてみたら、トナカイの餌は苔じゃなくて地衣類でした)

私自身は、苔や地衣類より、それらを食べて大きくなったトナカイの方を食べたい… ^^;
コメントを投稿