オモも暑かろうと、少しは涼しそうな外の木陰に連れ出したりしています。昨日は、自分でくぼみを掘って、そこにはまって長い時間寝ておりました。
とはいうものの所詮は北欧の暑さ。いまのところは、どんなに暑くてもせいぜい30℃をちょっと超えるぐらいなものです。日本の夏とか、数日前の中央ヨーロッパから比べれば、まだまだ天国レベルでしょうか。
それでもやっぱり、慣れない暑さはしんどいのです。
まあ人間様はそんなとき、風通しのいい日陰で涼んだり、冷たいものを飲んだり、冷房のきいた部屋にこもることもできるのだから、しんどいと言ってはバチが当たるかな…。
動物たちはどんなに暑くたってそうはいきませんものね。
3日前に新聞社のサイトで目にしたニュースです。
フィンランド南西地方では、シカとの事故が一週間で140件も警察に報告されたそうです。
そのあたりに生息するシカっていうと、ヘラジカとかオジロジカとかノロジカでしょう。
暑いしこのところ雨も降っていないから、いつもの水飲み場が干上がって、別の水飲み場に水を飲みに行くことになるシカも多い。シカたちはいつもと違う場所を動き回ることになり、道路を横断することも多くなる。それで、事故もおきやすいということらしい。それで、警察も注意を促しています。
それから、シカって泳ぐんですよね。でも、泳いでるシカには近づかないように、というのも警察からの注意。近づきすぎてシカを驚かせてしまうと、最悪な場合、シカが溺れてしまうこともあるそう。
ところ変わって、ラップランドでは…
Helleraja on ylitetty Ivalossakin.☀️
— Kela Fpa (@KelaFpa) 23. heinäkuuta 2019
Varaamalla ajan etukäteen vältät jonot.😎 #lappi #helle https://t.co/Ulz89TL5RM
トナカイが、日陰を求めて街なかの建物の陰でたむろっている!気温が30℃ぐらいまで上がったら、トナカイだって暑いですよねえ。
そういえば、去年の夏はトナカイさんたちが川岸の水浴場に出没して話題になっていましたわ。暑ければ暑いなりに、トナカイさんたちもいろいろと過ごし方を工夫⁉するのでしょう。
追記(7月28日):今年も、ビーチで涼んでいるトナカイさんたちが目撃されたそうです😊
でも、この暑さももう少しの辛抱。来週は、暑い夏が恋しくなるかもしれません。
フィンランド公共放送の気象予報士さんのツイート。フィンランドの今週金曜日から来週水曜日までの最高気温の変遷がすごいので、どうぞ画像をご覧くださいませ。
Viikonlopun jälkeen karttojen värisävy muuttuu aika nopeasti... #sää #helle pic.twitter.com/hjlcR0OYSQ— Matti Huutonen ⛅ (@MattiHuu_YLE) July 26, 2019
でも、動物たちの生活はちょっと楽になるかも。お湿りが当分なさそうなのが気がかりですが。
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