収穫量は3~4㎗程…さほど多くはありません。
フィンランドのスナジグミ
スナジグミってこんな植物です。日本ではあまり見かることがないかもしれませんね。
フィンランド語名は tyrni。フィンランドの西海岸地域には自生しているようですよ。
くうっけりが住んでいる界隈だと、庭に植えられているものしか見ることはありません。
スナジグミの実
大きさは1㎝ぐらい。すごく酸味が強いので、摘みたてを食べてもおいしいとは思えません。
でも、栄養はあるようなのですよ。ビタミンCが多く、他のビタミンやミネラルなども豊富に含まれているんだそうです。サプリとしても利用されているみたい。
スナジグミの実は摘みにくい
収穫は例年夫に任せています。というのも、スナジグミってすごく摘みにくい。実はしっかり枝にくっついていて、もぎ取りにくく、下手するともぎ取ろうとするときに実がつぶれちゃう。加えて、枝にはたくさんのとげが…秋が深まって、氷点下になった頃に、凍った状態の実を摘むのが一番摘みやすいという話です。自分で摘むんだったら、きっとそうします。
でも夫は、熟したらすぐに摘みたがる人。どうやら、鳥たちに先取りされるのを恐れているらしい。
うちのスナジグミ
今住んでいる家に越してきた時、園芸用として品種改良されたスナジグミを夫が数本植えました。スナジグミには、雄株と雌株があります。その両方がないと実がつかない、ということで、3~4本植えたんじゃないかと記憶しています。
でも場所が悪かったのか、数年後には枯れてしまったんです。
そのあと、知人からオーランド島の野生種をいただきました。今実をつけてくれているのは、それらの株です。野生種は強いですね。株自体はなかなか大きくなってくれなくて、収穫量も毎年多くはないのですが。
うちのスナジグミ利用法
果実酒にしています。スナジグミを使ったおいしいデザートとかケーキを食べたことはあります。でも作ったことはありません。
何しろ収穫量が少ない。
いつの日か食べきれないぐらいに実をつけてくれたら、いろんなことを試してみますわ。