昨日12月8日はシベリウスの日でした。
今年から正式に旗日になりまして、この日は旗がひらひらとはためいていたのでした。
シベリウスの日を記念して、こちらはシベリウス博物館 (ホームページにここからとびます)。
シベリウスといえば、日本でも比較的よく知られている作曲家ですが、世界的にはそれほどでもないようです。で、シベリウスというとついつい連想してしまうのが、フィンランドの知人が話してくれた体験談です。
シベリウス公園といえば、ヘルシンキにある公園が有名ですが、シベリウスの生まれた街、ハメーンリンナ市にもシベリウス公園があります。小さな公園です。そして公園には、シベリウスの銅像が立っています。
知人が公園をたまたま通りかかると、銅像の前にドイツ人の観光客がいました。そのドイツ人は、銅像を見て、さらにシベリウスの名前を見ても、いったいそれが何をした人かというのがピンとこなかったようで、そこを通りがかった知人に尋ねてきたそうです。
その知人、昔とった杵柄とばかりに、さっそうとドイツ語で話を始めたのですが、 はて? 作曲家ってドイツ語で何だったかな? 確か komで始まったよな? で 「kom...」 と口から出たものの、その先の言葉(...ponist)がなかなか出てこない…でも、ドイツ人、すぐひらめいたようで、「お~、Kommunist!! (共産主義者)」とひどく納得していたそうな…
なんか、すご~い勘違い…でもまあ、世の中ってそんなもん…!?