夏至祭は、国全体が休暇ムードになります。サウナ入ったり、飲んだり食べたり…と、明るい夜を楽しみます。でも、そうやって盛り上がるのは、夏至祭当日じゃなくてその前夜、金曜日。そういえば、クリスマスも当日よりもイブのほうが盛り上がる?! 同じようなものでしょうか。
いずれにしてもこの時期は、ほんとにほんとに夜が明るい!! くうっけりの住んでいる地域は北極圏よりもずっと南だけれど、それでも夜は遅くまで明るいです。
昨夜の写真。撮った時刻は21時59分…ほぼ夜の10時だけれど、向こうの畑にはまだ日が当たってる!
そして夕焼け。時刻は23時7分…夜11時過ぎでやっとこれです!
いいなあ…と思われるかもしれないけれど、その分、冬は暗いですからねえ。せめて夏にはこれぐらい日が長くなってくれないとやってけない…
ところで、夏至祭前夜には大きな焚き火をたく風習があります。でも、このあたりでは今年はそれが禁止。というのも…
庭の一角、日当たりのいい小高い場所に自生しているワイルドストロベリーがこれだけ萎れている…それだけ地面が乾燥しているんです。
ここら一体、山火事注意報(日本では「乾燥注意報」かな?)出ていたために、お祭りといえど、焚き火は全面禁止だったのでした。
それでも、今年は、少なくともフィンランド南部では、夏至祭前夜は天気もよく暖かかったので、十分楽しめたんじゃないかなあ。
最後に、夏至祭の焚き火に関わる、フィンランドでよく知られた会話⁉をご紹介しましょう。いくつかバリエーションがあるみたいだけれど、くうっけりにとって一番おなじみのやつ。普通にローマ字読みだけど、読み方も書いておきますね。
A: Kokko, kokoo kokko! コッコ、ココーコッコ
B: Koko kokkoko? コココッココ
A: Koko kokko! コココッコ
A: コッコさん、焚き火(用の薪)を集めて!
B: 全部?(焚き火全体分?)
A: そう、全部!
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