フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 4月 07, 2019

室内はクリスマス、屋外は春

ポインセチアのことを、フィンランド語では joulutähti っていいます。直訳すると「クリスマススター」。フィンランドでは、クリスマスの少し前になるとこの植物が店頭に並びます。赤くきれいに色づいた状態で。

店頭に並んでいるものは、クリスマスの頃きれいに色づくように短日処理がされているのだとか。日が短くなってくると葉も色づいて花も咲くのだそう。

さて、うちのポインセチアです。クリスマスの頃はあまり色づいていなかったのに、今はこんなです。ちなみにこれは、去年の春に挿し木で増やしたもの。


全部で3鉢あるのですが、それぞれにこういうのも付いてるんですけど…花ですよね、きっと。


冬至のあとになってから色づきが進んで、色は今が最盛期。今がクリスマスだと思っているんじゃなかろうか???

そして、シャコバサボテン。フィンランド語では joulukaktus です。「クリスマスサボテン」という意味。その名の通り、クリスマスのころに花をつけるわけですが…


もっとも、シャコバサボテンが今頃咲くのは、うちではめずらしくないんですけどね。年末にも花が咲くけれど、ほぼ毎年この時期に再び花をつけます。クリスマスの時期より花の数は少ないけれど。

そんなこんなで、うちの室内の植物たちはクリスマス気分?!で過ごしているもよう。でも、屋外はもちろん春!

これはセイヨウハシバミの花。雌花がすごく小さいんですよね。赤っぽいふさふさ?したのがそれ。雌花に比べると、その下にぶら下がっている雄花が、すごく巨大に見えます。


この雄花、花粉症がある人にはぜんぜんありがたくない。フィンランドには杉はないけれど、このハシバミや白樺、ハンノキなどが花粉症を引き起こします。

最後に…

春を感じさせるのは植物だけではありません。今日は今年初めて、蛇(ヨーロッパクサリヘビ)が日向ぼっこしているのを見つけました。
(注:この下に蛇の写真を貼っています。苦手な方はご注意ください)



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2 comments:

karamatsu さんのコメント...
シャコバサボテンは、クリスマスカクタスとも言いますよね。
どこかの地域でクリスマスを彩ったものが、他の地域の人たちも喜ぶので、l短日処理などを施して販売してる、という状況なのでしょうかね。
いつ咲いても可愛いんだから、その地域での自然な成り行きで咲くのが、植物にとって一番健康的だと思います。

いや、北海道にも、札幌にも、稚内にも蛇はいるらしいけど、フィンランドにもいるんですねー。
想像してなかっただけに新鮮にびっくりしてます😅
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
ポインセチアにせよシャコバサボテンにせよ、日が短くなると咲く植物のはずなのに、日が長くなってきた頃に咲くというのが不思議…
でもほんと、いつ咲いてくれても問題なし! うちのシャコバサボテンは年に2回咲いてくれるわけで、ほんとにいい子です。

あれ、北海道ってもしかしてヘビはめずらしいんですか? 昔北海道に住んでた時、窓の水切り版でヘビが日向ぼっこしていたことがあったのだけれど、あの状況って、北海道じゃめずらしいことだったのかな…

フィンランドには2種類のヘビがいるんですよ。写真のヘビは保護の対象にはなっていないけれど、もう一種は保護の対象になっています。保護の対象になっていてもいなくても、ヘビは殺しちゃダメ…のはずなんだけど、退治しちゃう人もいるみたい。
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