フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 4月 30, 2019

国営放送のトップニュース 〜2019年第17週〜

event_note4月 30, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
この時期は、いろんな花が次々と咲きだすのがなんともうれしい限り。先週は、庭の片隅にある野生のキバナノクリンザクラ(フィンランド語では kevätesikko)も咲き始めていました。



さて、国営放送トップニュース集。今回は2019年第17週(4月22日〜28日)のニュースです。

なお、【日】は、NHKの夜7時のラジオニュースでのトップニュース、【芬】のほうは、フィンランド国営放送 Yle の夜8時半のテレビニュース番組でのトップニュースです。

ちなみに、NHKのラジオニュースは、いつもこのページ→ NHK ラジオニュース でチェックしています。一時期ポッドキャストを使っていたのですが、すべての時間帯のラジオニュースが入ってくるのが邪魔でやめました。

Yle の夜8時半のニュースのチェックはこのページ→ Yle Uutiset 20.30 | TV | Areena | yle.fi

ところで、国外から視聴できるNHKのニュースはラジオだけ、それも放送から24時間以内しか聴けません。

一方、Yle の方は、テレビニュースも国外から視聴可能!そして、見ることのできる期間は、放映から30日間!!!

フィンランド国営放送、懐広いですよねえ。それとも、日本の国営放送が懐狭すぎ?!

2019年4月22日(月)


【芬】スリランカの警察 今日も教会の近くに爆弾を発見

前日に引き続き、この日も、日本・フィンランドともにスリランカの爆破テロに関するニュースがトップでした。

日本人の被害者はいるけれどフィンランド人はいない…そのへんがニュースの内容に影響しているのだとは思います。それでも、被害者個人についてあまりにも具体的に報道する日本のニュースに、違和感をおぼえました。

2019年4月23日(火)


【芬】新国会議員 仕事開始・ユハ・シピラ元首相は普通の国会議員に

4月14日の国会議員選挙で当選した今期の国会議員たちの初出勤日。ユハ・シピラ元首相も今期の国会議員として当選しています。今期は大臣ではなく一般の国会議員として務めを果たす所存。

2019年4月24日(水)


運転に、テロ対処施設が条件だとは知りませんでした。フィンランドではどうなんだろ? 

【芬】財政政策をどう融和させるかが新政府づくりの課題

うまく表現できなくて、かなり意訳してますが…

第一党である社会民主党の財政政策に、他の党が納得しかねているらしい。新内閣樹立交渉では、その辺の交渉・駆け引きがいろいろ表面に出てくるのではないかと…

2019年4月25日(木)


【芬】国会開会式: ニーニスト大統領の開会演説

演説には、国会議員や政府に対する苦言も含まれていたそうで…

任期を全うしない議員・内閣、政府・国会ですでに同意・可決されたことについて、国会の外でごたごたいう議員…そのあたりが苦言の対象だったもよう。

2019年4月26日(金)


【芬】メッツァ・グループ(Metsä Group)ケミに新大型パルプ工場の建設を計画

かなり大きな工場を建設する計画。最終的な決定は来年だそうですが。

こういう事業は、職をうみ国の財源・経済にも貢献するということでは必要ではある。一方、環境保全の視点からみると…なんて議論も、今後出てくるのかもしれません。

2019年4月27日(土)


【芬】国会議員選挙で大敗した中央党 大敗の理由を思議

今回の選挙で議席数を大幅に減らした中央党の党会議。ユハ・シピラ党首が、大敗の理由について言及しておりました。

2019年4月28日(日)


【芬】スペインの極右政党が国会の議席を確保する見込み: フランコの独裁政権終焉以降初

この日は、スペイン総選挙の投票日でした。そんなニュースがトップになるって、やっぱりヨーロッパ。あ、でも選挙そのものよりも、極右政党の台頭がトップニュースになった理由なのかも?!

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2 comments:

Takemomo さんのコメント...
キバナノクリンザクラ、おひたしにしたら美味しそうだな…。
と思って検索かけたら食用可だそうですね♪

日本の国営放送の懐が狭いのだと思います。
ワンセグにも受信料が発生するという最高裁判所のお墨付きを得て、法案化にかかろうとする具体的な動きがあるようです…。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
へえ、キバナノクリンザクラって食べられるんですか!
でも残念ながら、食べるほどにはたくさん生えていない…
目で楽しむだけにしておきます ^^

テレビの視聴の仕方も時代とともに変わってきましたよね。
携帯で見たりPCで見たり。
テレビ受信料のシステムも、それに合わせて変えていく必要はあるのかも。
わざわざ裁判で判定を出してもらって…というのはどうかと思うけど。

ちなみにフィンランドでは、数年前に「TV受信料」が「国営放送税」にかわりました。TVの有無にかかわらず、未成年者と低所得者を除いて、誰でも支払うスタイルです。
この形に決定するまでは賛否両論いろいろあったけれど、今はもう、すっかり定着してます。

NHKももしかすると、そんな方向に持っていきたいのかもしれませんね。
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