フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 12月 02, 2014

クリスマスパイは何に見える?

event_note12月 02, 2014 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
師走ですね。

フィンランドも北の方では、太陽が地平線上に昇らない時期。北極圏以南では、もちろん昇るのですが、この時期は、空が厚い雲に覆われていることがほとんどで、とにかく暗い!!

さらに、日が昇るといっても、冬至を間近に控えたこの時期の、この地域の日の出は午前9時すぎ、そして日の入りは午後3時半ごろですから、太陽が顔を出してくれたにしても、日はとても短いのですよ。


さて、そんな暗い日々の中、夫が再びおやつを焼いてくれました。フィンランド語で joulutorttu と言われるものです。日本語では、クリスマスパイ…かな?

夫作、ということで、形はいまいちですが…


もっとも、くうっけりが作ったとしても、そんなにきれいにできません。「joulutorttu」 とか「クリスマスパイ フィンランド」などで、画像検索すると、もっとず~っと素敵な joulutorttu の写真を見ることができますので、興味のある方は検索してみてください。


夫が焼いてくれた、といっても、それほど手間暇をかけてというわけではありません。店頭には、クリスマスパイのための冷凍生地、そしてプラムのジャムが並んでおりまして、それらを使えば、実は、あっという間にできる一品です。


この形は多分、フィンランドでは星に見立てられているのだと思います。だからクリスマスパイとして、クリスマスの時期にコーヒーのおともとして、テーブルにのるんじゃないかと。

でも、日本人のくうっけりは、風車を連想してしまいます。


そういえば、去年話題になったことなのですが…


スウェーデン人が何を連想したかというと、ナチス・ドイツの紋章。

「フィンランドの伝統菓子にむかって失礼な!!」と、文句を言ったフィンランド人勢もいたようですが、多くは、「あいつらはスウェーデン人だからね。また変なこと言ってるよ。スウェーデン人って変な奴らだから…」と、スウェーデン人たちをコケにできることを喜んでいるように見受けられたのでした。何しろフィンランド人、何かしらコケにできることを見つけては、スウェーデン人たちを笑うのが大好きらしいですから。

2 comments:

aka さんのコメント...
私は手裏剣を想像してしまいました^^

ドイツ語使用のpcで検索してみたら、やっぱり万字がたくさん出てきてしまって、、
あらら、と思っていたら、そういう経緯があったんですね。
スカンジナビアの国同士のせめぎ合いってなんだか新鮮。こちらにはあまり入ってこない情報なので。
こちらではもっぱら、Samu Haberが人気ですー。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
手裏剣…確かに見えます。

フィンランド人がスウェーデン人を笑いものにするたねはいろいろあって、なかなか面白いです。でも、全然悪意はなくて、どちらかというと、親しみが込められている感じ。いい隣国関係だなとほほえましくなります。

Samu Haber って、フィンランドのTVなんかではあまり見かけない気がしますが、ドイツでは人気なんですね。へ~
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