今日は風の強い一日でした。
こんな日は、電線の上に大きな枝が落ちたり木が倒れたりして、地域によっては、停電しやすいんですよね。
そんな停電を防ぐ意味合いもあるのでしょう。市街地から離れた地域でも徐々に、電線地中化が進められています。そして、我が家界隈でもつい最近、地中化されました。
これは、古い一軒家につながれた電線。
電線地中化完了、でも、電信柱と電線はまだ顕在しているという、中途半端な状態。今までの電線(矢印のところ)はぽっきり切られて、ワイヤーだけが壁のフックにかかっています。
ところで、電線が地中化され、電信柱が消えると、当然ながら電話線もなくなります。
うちはもともと固定電話はないので(こちらでは、そういう家は多いです)、電話の問題はないのですが、現在のインターネット通信が、電話回線を使ったADSL。これが使えなくなります。
電線地中化の工事を始める前には、もちろん、電気会社の担当の方はいらして、いろいろ説明していったのですが、通信会社からは何のお話もありませんでした。そして、先月初めになって、「12月31日で解約します」というお達し。
素人の考えだと、電線のためにどうせ穴を掘ったんだから、ついでに光ファイバーとかいれてくれてもいいんじゃない?って思いますが、うちの地域では、割に合わないらしいです。
解約はこっちの事情ではありませんから、代替えとして、「お得な特別プラン」みたいなのを提供してくれないかと期待もしていたのですが、残念ながらそんなのもありませんでした。身勝手だと思いながらも、ちょっと不満…
昔の携帯電話のことを、ふと思い出しました。
くうっけりが最初に使った携帯電話はNMT通信のものでした。現在のフィンランドの電話通信で使われているGSMが当時ありましたが、NMTの電話料が安かったのでそっちを選んだんです。
その後どれぐらいたったころでしょうか。NMTのサービスが終了することになり、電信会社からその旨通知がありました。その通知に同封してあったのは、返信用の封筒と雑誌のリスト。「サービスを提供できなくなるお詫びに、このリストの中からあなたの選んだ雑誌を、半年間無料で提供いたします」ということだったと記憶しています。
今回のこととは、事情が違う話ですが、昔はよかった…なんて、ばばくさく考えてしまいます。これらの対応の違いは、会社が違うからじゃなくて、時代が違うからだと思うのですよ。
いずれにしても、新年を迎える前に、来年からのインターネット通信をどうするのか決めないと…
☁️ 6℃
13 時間前