ということで、うちのクリスマスツリーの写真もまだかろうじて時季外れじゃない…💦
クリスマスツリーといっても、うちの場合は写真上だけね。実際の木は飾り付けられることもなく、庭にたたずんでいます。
さて、フィンランドの公共放送で取り上げられていたニュースのまとめです。夜8時半のニュース番組のトップニュースの中から、主なものを挙げています。それぞれの見出しはくうっけりが勝手につけたもの。表現が変なのは大目に見てやってください。なお、それぞれのリンク先は、 memo@tapionokuni。とはいうものの、そのサイトにもたいして詳しいことは書いていません。その代わり、そこにはそれぞれのニュースについて書かれている公共放送のニュースサイトへのリンクを貼っています。自分で書いた文だけじゃ、後から見たときに何のことだか自分でもよく分からなくなるものですから。
国内ニュース
11月のPosti社関連のごたごたが発端で内閣の危機!12月上旬は、その関係のニュースが続きました。順を追ってみてみると、なかなかのドラマ!
月初めにメディアを避けての内閣会議が行われ
与党第二党である中央党は、首相不信任を示し
結局リンネ首相は辞任。
次の首相の候補者は2人。
あらためて新内閣樹立交渉が行われ、
今までと同じ政党が前内閣を引き継ぐことに。
そして、リンネ氏の後任決定。
閣僚らも決定。
マリン内閣が正式に樹立。
マリン首相は34歳の女性。このときの現役の首相の中では、世界で一番若いということでも話題になっていました。その後事情は変わって、今は、オーストリアの首相が一番若いみたいですけど。
12月に大きく取り上げられていたニュースは、もう一つあります。シリアのアルホル難民キャンプのフィンランド人たちに関すること。それ関連で、外務大臣の外務省役人に対する対応に問題があったと思わせるスクープもあり… ごたごたしていました。外務大臣の対応に関しては、今後も調査が続くらしい。
日本ではあまり話題にならないかと思いますが、シリアに、ヨーロッパ人IS戦闘員らの妻子が収容されている難民キャンプがあります。そのうち、アルホルにある難民キャンプには、フィンランド人の母子も収容されているのです。そこに収容されているフィンランド人らの帰国を国が助けるかどうか、それが問題。ISを支持し続ける者が帰国すると、テロリズムなどのリスクも高まる恐れもあるわけで。
とはいうものの、子供たちには責任も罪もありません。子供の権利は守らなければいけない。でも、小さい子供を親から引き離すというのもこれまた問題。でも、親の帰国には反対する人も多い…
母子らを帰国させることについてはすでに具体的に事が進んでおり、近々全員を帰国させる手はずになっているという噂も流れました。でも、外務大臣は…
その後国会でも議論
大統領からのコメントも報道され
政府は、政府としての方針を発表。
その後も野党からの質疑が相次ぎました。
そして、まずは2名の子供たちを、フィンランドに帰国させる運びとなり
その2名は無事にフィンランドに帰国したのでした。
この件に関しては、確かに国民が知るべきことでもあるのかもしれないけれど、なんか必要以上の大騒ぎという気がする。というか、これだけ大きく報道したら、帰国した子供たちの身元もばれそうじゃないですか。ツイッターを見ていたら、子供たちが帰国する便をわざわざ見に行くっていう輩の話も目に入りましてね、なんか情けなくなりました。
国際ニュース
12月のトップニュースは国内のものが大部分を占め、トップニュースとして取り上げられた国際ニュースはこれだけ。
あ、あとは、クリスマスと年末に、国外も含めた各地のセレモニーの様子が紹介されていましたわ。
おまけ ~日本関連ニュース~
日本関連のニュースは2つありました。いずれもトップニュースではなかったけれど。
まず一つ目は、飯能市のムーミンバレーパークからのレポート。
まず一つ目は、飯能市のムーミンバレーパークからのレポート。
その中で面白かったのがこんな言葉。
Suomalaisen silmin japanilaisen teemapuiston Muumit vaikuttavat juoneen pari pannullista liikaa mamman kahvia.訳がへたくそなのでピンと来ないかもしれないけれど、要は日本のムーミンたちがやたら元気だってこと。
フィンランド人の目には、日本のテーマパークのムーミンたちはママのコーヒーを飲みすぎたかのように見える。
2つ目は、日本の父親の育休に関するニュース。
1年間の育休をとった男性とその家族が、特殊な例として紹介されていました。一方、日本の典型的な例として、家事・育児は妻が請け負っているという母子も紹介。
テレビニュースではさらっと放送されていましたが、これに関する公共放送のニュースサイトの記事は、写真の多い、ちょっと特別な形に編集されています。
(Isyyslomahaaveesta on pelottavaa kertoa pomolle – Naoyuki Katsuma uskaltautui, ja nyt Japanissa harvinainen koti-isyys vie kaikki voimat | Yle Uutiset | yle.fi )
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