フィンランドでの日常生活を綴っています。

木曜日, 3月 14, 2019

久しぶりの日本 ~ショッピング編~

event_note3月 14, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
タピオの国界隈でタンポポの花を目にするのは、例年5月ごろですが…


日本って南国だわ。

ちょと間が開いたけれど、再び日本滞在中に感じたこと等。今回はショッピング編。

物がいっぱい!

お店に並んでいる品々の種類や数が半端ない!! 今回だけでなく、久しぶりに日本に行くたびに毎度感じてきたことです。

フィンランドだっていわゆる先進国ですからね、お店に行けばもちろんいろんなものが所狭しと並んでいます。なのになぜか、帰国のたびに日本のお店のものの豊富さに驚いてしまう。フィンランドでは探してもなかなか見つからないのに、日本には普通にあるっていうものが目に入ってしまうからなのかなあ。

いずれにしても、お店に並んでいる品々を見る限り、日本ってほんとに豊かな国ですよ。毎日そこで生活していると気付かないかもしれないけれど。


百円ショップ

何でもあるって噂には聞いてたし、まあ、ずっと前にも行ったことはありました。でもやっぱりすごいですね、あの品揃え。くうっけりが行ったのは、それほど大きいところではなかったけれど。

100円っていうと1€にもならない。そのお値段であれらのものが購入できるって、フィンランドだったら絶対ありえない!!

くうっけりもいくつか物を買いこんでしまいました。

とはいうものの、あれだけの品々が100円って、なんかおそろしくないですか?
100円ショップが最初にできたころ(30年ぐらい前?)よりも、人件費とか原料代とかはきっと上がっているはず。それでもいまだに「100円」ショップ。…商品を作っている労働者や下請け業者にしわ寄せがいっていないことを祈ります。


音の洪水

ショッピングセンターのスピーカから流れてくるコマーシャル(というのかな、あれ)がうるさい!! と感じたけれど…

慣れましたね、何度か目には気にならなくはなりました。

とはいうものの、所用で市役所に行ったとき、そこのロビーでもコマーシャルが立て続けに流れていたのにはちょっとうんざり。このごろのお役所って、ああでもしないとお金が足りないのかしら…


レジ前の列

日本に着いてすぐ、ちょっとした小物を買いに立ち寄った成田空港のセブンイレブン。買うものを手にしてレジで支払っている人のうしろに立っていたくうっけり。…すぐに注意されました。

すっかり忘れていたのですよ、日本でのレジ前での並び方。きっとくうっけりは、列に割り込んだずうずうしい中年おばんに見えただろうなあ。

でもおかげでそのあとの日本での買い物では、レジ前に正しく並ぶことができました。


現金自動支払機

セルフサービスのレジはフィンランドでも目にしたことはあります。で、そういうレジではカード支払い。

日本で立ち寄ったとあるショップでは、商品を読み込むのはレジにいる従業員でしたが、支払いは現金自動支払機に。そんな自動支払機を使うのは、くうっけりにとっては初めての経験でした。あれなら、レジをしまうときにお金が合わない…なんてこともなくて、レジの方も気楽かも。

現金自動支払機が導入されているということは、現金を使う人のほうがカードを使う人よりもまだまだ多いということなのでしょうね。

フィンランドではあまり現金を使わなくなってきているので、おそらくあのタイプの自動支払機を目にすることはこの先もないだろうなあ。


レジ袋

日本でちょっとした買い物をすると、レジ袋がやけに溜まりますね。必要がなければ、その都度断ればよかったんでしょうね、きっと。

フィンランドの場合は、スーパーだとレジ袋が有料。その他の小売店でも、店によっては有料なので、いつでもかならずレジ袋が付いてくるというわけではありません。

近年、プラスチックごみが問題になっていますよね。一部、その影響もあるのだと思います。

日本でも最近は同じような流れなのかな。もしまた日本に行くとしたら、その頃は「レジ袋がたまったころが懐かしい」ってことになるのかも。


ペットショップ

ペットショップにいる子犬も子猫もかわいいけれど、とても小さなスペースに入れられて商品として並べられていることに違和感を覚えました。フィンランドではあり得ないことです。

日本って色んな面で先進国だと思うけど、ペットショップを見ると、なんかがっかりです。近々変わってくれることを願うばかり。

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4 comments:

karamatsu さんのコメント...
家畜の生産性を換金して売買するというのとは、だいぶ遠い話ですものね。

私も豊かな自分の国に住んでいて、不快に思うことの一つです。
言葉の綾ではなく、本当に、そういう店があり、そういう商品を作り出す人がいるという連鎖を思うだけで、やるせなく不快です。

と、人様のところへ来て、不穏当なコメントですね、これは。
でも、投稿します、ごめんなさい。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
日本って、そういうところでは本当に後進国だと思います。
せめて、ショップでの生体販売はやめてほしい。
子犬や子猫を、早いうちに親兄弟から離して、あんな狭い空間に閉じ込めて、落ち着きのない店舗で何日も過ごさせるなんて、とんでもないです。
ペットブームといわれる割には、動物に対する考え方が進歩してないのかな…
Takemomo さんのコメント...
100円ショップはからくりが気になると、とても怖いと思います。
どう考えたって、おかしいよね? と…。
と言いながら、先日ディスクスタイラスペンを探しに行きました。
ここで売れ残ったものは、別のところで10円・1円とかで売られているそうです。
先日激安の裏側を扱った番組で知りました。

ペットショップもそうなのですが、巡業?で子猫や子犬を販売している業者(←あえてこの表現にします)ってどうなんでしょうね?
怖いと思ったのが、ワンコやウサギが死んだあと「また飼えばいいじゃない」とケロッとして言う人が多いことです。
「ペットロスって、大げさだね」と言われたときには立ち直れないかと思いました。
秋田犬が騒がれていますが、品評会のあとには必ず捨て犬が見つかります。

と、リアルではなかなか話せないことを書きました。
ごめんなさい。
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
ゴミに出すより、ただ同然で譲った方が安く済むっていうこともあるのかも。
100均に限らず、お店を見回すとあれだけ物があるのだから、ゴミ、あるいは投げ売りに回るものは、きっとたくさんあるでしょうね。あんまり公にされないだけで。

ペットを大事にしている人が大部分なのだろうけれど、心ない人もいるんですね。
捨て犬なんて悲しい。だったら最初から飼わなきゃいいのに。

人の意識がなかなか変わらないのなら、せめて法律で取り締まれるようにしてほしいです。
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