フィンランドでの日常生活を綴っています。

金曜日, 3月 26, 2021

モコ(ボロニーズ犬♀)がうちにやって来るまでの話(後編)

event_note3月 26, 2021 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments

モコ(ボロニーズ犬♀)がうちにやって来るまでの話(前編)の続きです…

オモの本名というのは、いわゆる「登録犬名」、フィンランドのケンネルクラブに登録してある名前です。それをそのまま書き込んで検索してみたというわけ。   

その結果パソコン画面に表示されたのは、ボロニーズ犬らしき何枚かの写真でした。でも、オモの写真ではありません。写真のリンクをたどっていくと、そこにいたのは、オモと同じ名字(犬舎名)のボロニーズ犬の女の子。そしてなんと、その子の生年月日もオモと同じ!つまり、そのボロニーズ犬は、オモと一緒に生まれた子だったのです。

その子の写真があったウェブサイトは、とあるボロニーズ犬ブリーダーさんのもの。オモと一緒に生まれた子が健在だというのがとってもとっても嬉しくて、サイトにあった連絡先にメールをしました。

ところで、オモの兄弟姉妹(同胎犬)は、オモを含めて7匹です(上の写真の子+下の写真の子)。オモを迎えに行った時「来年、犬たちの兄弟会やりましょうね〜」と言ってくれていたオモのブリーダーさんは、その後あまり月日が経たないうちに、ブリーダーをやめてしまいました。だから、兄弟会が開かれることは一度もなかった…😢

うちの場合は、特に犬に関する趣味(たとえばドッグショーとか)があったわけでもないし、犬関係の団体とかにも全く繋がりがありません。そんなことも相まって、オモの兄弟がどうしているかなんて、全く知る由もありませんでした。

だからなおさら、オモの妹( or お姉さん?)を見つけたときには、嬉しくて嬉しくて…。性別はちがうけれど、面影がオモとなんとなく似ていて、オモの一部がまだ元気でいてくれているような気持ちにもなって。

大喜びでしたためたメールへの返信が、これまた嬉しいものでした。同胎犬がどこでどうしているのかは、そのブリーダーさん(このあとは「Aさん」と呼ぶことにします)も全然知らなかったのだそう。だから、こちらからのメールにとても喜んでくれました。

最初の返信ではまだ定かではないということだったのだけれど、その後、Aさんとこの5歳になるワンちゃんの妊娠が確認できたとのメール。そして、その後もやり取りしながら、最終的にモコがうちにやってくることになったのでした。

それもこれも、オモのおかげです。オモの名前での検索がきっかけでAさんに連絡をとることがなかったら、そこで子犬が生まれる予定だなんて知ることがなかったわけですし。

オモのおかげなのは、それだけではありません。オモがいてくれたからこそ、Aさんは、我が家を子犬の受け入れ先として認めてくれたのです。

ステイ・ホームのこのご時世、Aさんのところへも問い合わせのメールが増えたそうです。Aさんのホームページには、きたる出産予定や子犬の有無に関しての記載はありません。ソーシャルメディアにも積極的に投稿などしていない。にもかかわらず、子犬に関する問い合わせが多くなったのだとか。ただ、メールを読んで相手の本気度を判断するのはとても難しいと言っていました。ボロニーズがどんな犬なのか、どの程度知った上でこの犬種を希望しているのかも、行間から読み取るのはかなり困難だとも。

私達はオモと13年余り生活してきた。それが、子犬の受け入れ先として認めてもらえた最大の理由だと思われます。ついでに、オモのサイズを気にしなかったことでも好感を持ってもらえたっぽい。

というのも…

ボロニーズ犬の体重は 2.5kg〜4kg とされています。が、オモの体重は8〜9kgでした😅 太っていたというわけではなく、全体にサイズが大きかったのです。(ちなみに、オモと同胎犬であるAさんとこの子は、女の子にも関わらず7kgまで大きくなったそうで…さすがは兄弟)

ボロニーズ犬って実際には個体差が大きいそう。でも、2.5kg〜4kg という知識でボロニーズ犬を飼い始めた人たちの中には、飼い犬が大きくなりすぎたと不満をいう人もいるのだとか。


モコを迎えることができたのは、オモが空の上から取り計らってくれたからじゃないかと、よく夫と話しています。そう考えるとなんだかほっこり嬉しくなるし。

だから、モコという名はオモにちなんでつけました。オモの「モ」をとって「モコ」なのです😊

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4 comments:

ちゅん子 さんのコメント...
こんにちは♪ ちゅん子です。

わーっ♪ すごいですね!
モコちゃんは、オモと血縁関係があるんですね!!
すごいですね。そんな子と出会えてよかった♪
やっぱり、オモが導いてくれたように思えますね。
オモの姉妹犬の飼い主さんもよい方で、いい出会いで、こちらも本当によかったです。

でも・・ほんとすごいです。こういう出会いがあるんですね~。
何だか胸が熱くなりますね。
なんとなくモコちゃんがオモに似ているような気がして、同じ犬種だからそうなのかと思っていましたが、こういう理由だったんですね♪
モコちゃんはきっと、くうっけりさんとだんなさまに、出会うべくして出会ったんですね^^
オモ、ありがとう。よく導いてくれました♪
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
ちゅん子さん、こんにちは😊

モコのお母さんもAさんのところで生まれた子だけれど、そのお母さん、つまりモコのおばあちゃんはイタリア生まれ。モコとオモは直接の血縁関係はないんです。
言葉足らずでごめんなさい。

オモの姉妹犬には子孫がいません。
理由は聞いていません。その子を迎えた頃、Aさんがまだブリーダーをするつもりではなかったのかもしれないし、もしかすると、標準から並外れた大きさだったから、ボロニーズ犬としての繁殖ができなかったのかも。

血の繋がりがないとはいえ、ひとつ屋根の下で暮らしていたわけだから、義理の親戚🙂
そして、我が家に来たモコは、オモの義理の妹💕

それに、遠いところではオモと繋がっているかもです。
比較的数の少ない犬種だし、オモのおばあちゃんも確かイタリア🇮🇹生まれだったはず。


そういえば、生まれてくる子犬についてのAさんからの連絡がなかなかなくてやきもきしていた頃、たまたまオモのお墓の手入れをしたその直後、Aさんからメールが届いたことがありました。単なる偶然だと理解しつつも、オモが導いてくれている気がしてとても嬉しかった…

私達と一緒に長い年月を過ごしてくれたことも含めて、オモにはとっても感謝しています。
ちゅん子 さんのコメント...
こんにちは♪

すみません~~!!私の読解力不足です!!
オモの血縁さんなのかと思いこんで舞い上がってしまってしまいました。
今読んだら、よくわかりました、、あはは、すみません!!早とちりで。

でも、オモのきょうだいと一緒に暮らしていたんですものね~~。
そういうのが嬉しいんですよね♪
やっぱり、そういう子とよく出会えたものだと思います。

これから春になってあたたかくなって、お散歩も楽しみですね♪
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
いえいえ、私もちゃんとはっきり書けていなくて…💦

ほんとにうれしい出会いです💕
Aさんとこを訪ねたときに、オモの妹(お姉さん?)にも会えたし。

もっと暖かくなったら、オモとよく行った近くの小山に連れていきたいと思っています。モコには距離がありすぎるので、半分ぐらい抱っこすることになるかもですが😅

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