…モコ(ボロニーズ犬♀)がうちにやって来るまでの話(前編)の続きです…
オモの本名というのは、いわゆる「登録犬名」、フィンランドのケンネルクラブに登録してある名前です。それをそのまま書き込んで検索してみたというわけ。
その結果パソコン画面に表示されたのは、ボロニーズ犬らしき何枚かの写真でした。でも、オモの写真ではありません。写真のリンクをたどっていくと、そこにいたのは、オモと同じ名字(犬舎名)のボロニーズ犬の女の子。そしてなんと、その子の生年月日もオモと同じ!つまり、そのボロニーズ犬は、オモと一緒に生まれた子だったのです。
その子の写真があったウェブサイトは、とあるボロニーズ犬ブリーダーさんのもの。オモと一緒に生まれた子が健在だというのがとってもとっても嬉しくて、サイトにあった連絡先にメールをしました。
ところで、オモの兄弟姉妹(同胎犬)は、オモを含めて7匹です(上の写真の子+下の写真の子)。オモを迎えに行った時「来年、犬たちの兄弟会やりましょうね〜」と言ってくれていたオモのブリーダーさんは、その後あまり月日が経たないうちに、ブリーダーをやめてしまいました。だから、兄弟会が開かれることは一度もなかった…😢
うちの場合は、特に犬に関する趣味(たとえばドッグショーとか)があったわけでもないし、犬関係の団体とかにも全く繋がりがありません。そんなことも相まって、オモの兄弟がどうしているかなんて、全く知る由もありませんでした。
だからなおさら、オモの妹( or お姉さん?)を見つけたときには、嬉しくて嬉しくて…。性別はちがうけれど、面影がオモとなんとなく似ていて、オモの一部がまだ元気でいてくれているような気持ちにもなって。
大喜びでしたためたメールへの返信が、これまた嬉しいものでした。同胎犬がどこでどうしているのかは、そのブリーダーさん(このあとは「Aさん」と呼ぶことにします)も全然知らなかったのだそう。だから、こちらからのメールにとても喜んでくれました。
最初の返信ではまだ定かではないということだったのだけれど、その後、Aさんとこの5歳になるワンちゃんの妊娠が確認できたとのメール。そして、その後もやり取りしながら、最終的にモコがうちにやってくることになったのでした。
それもこれも、オモのおかげです。オモの名前での検索がきっかけでAさんに連絡をとることがなかったら、そこで子犬が生まれる予定だなんて知ることがなかったわけですし。
オモのおかげなのは、それだけではありません。オモがいてくれたからこそ、Aさんは、我が家を子犬の受け入れ先として認めてくれたのです。
ステイ・ホームのこのご時世、Aさんのところへも問い合わせのメールが増えたそうです。Aさんのホームページには、きたる出産予定や子犬の有無に関しての記載はありません。ソーシャルメディアにも積極的に投稿などしていない。にもかかわらず、子犬に関する問い合わせが多くなったのだとか。ただ、メールを読んで相手の本気度を判断するのはとても難しいと言っていました。ボロニーズがどんな犬なのか、どの程度知った上でこの犬種を希望しているのかも、行間から読み取るのはかなり困難だとも。
私達はオモと13年余り生活してきた。それが、子犬の受け入れ先として認めてもらえた最大の理由だと思われます。ついでに、オモのサイズを気にしなかったことでも好感を持ってもらえたっぽい。
というのも…
ボロニーズ犬の体重は 2.5kg〜4kg とされています。が、オモの体重は8〜9kgでした😅 太っていたというわけではなく、全体にサイズが大きかったのです。(ちなみに、オモと同胎犬であるAさんとこの子は、女の子にも関わらず7kgまで大きくなったそうで…さすがは兄弟)
ボロニーズ犬って実際には個体差が大きいそう。でも、2.5kg〜4kg という知識でボロニーズ犬を飼い始めた人たちの中には、飼い犬が大きくなりすぎたと不満をいう人もいるのだとか。
モコを迎えることができたのは、オモが空の上から取り計らってくれたからじゃないかと、よく夫と話しています。そう考えるとなんだかほっこり嬉しくなるし。
だから、モコという名はオモにちなんでつけました。オモの「モ」をとって「モコ」なのです😊
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