オモは両目ともに慢性角膜炎。現在、後から症状が出始めた右目の角膜の表面に傷があります。2か月以上目薬を与え続けているのだけれど、傷が治りません。
痛いはずだよ、と医者は言います。オモが時に目をしょぼしょぼさせているのはそのせいだとも。動物は痛みを隠す習性があるので、そんなに痛がっているようには見えなくても、実際には痛いはずなんだって。
オモにそういう思いをさせてまで生かせておきたいの?…かなり強く言われました。
でも、くうっけりはまだ安楽死をさせたくない。毎日元気に散歩してるし、食欲だってある。人間たちがおいしそうなものを食べていると気付けば、おねだりにだってきます。
両目ともに濁っているけれど、まだ完全に見えなくなっているわけでもありません。昨日は、ご近所の庭にあった雪だるまに気づいて、それに向かって吠えていましたから。
ただ、医者の言葉はかなりきつくて、オモが痛がっているのに安楽死を認めないというのは、動物虐待なのだといわんばかり。
医者としては、痛い思いをさせながら生かしておくなんて、そんなかわいそうなことはできないというのです。
「とりあえず、緩和ケアとしての痛みどめを出すので、2か月以内に再診に来てください。」
そういわれて帰ってきました。
ここフィンランドでは、動物につらい余生を送らせない、というのが動物愛護の形の一つなのでしょう。映画などでよく、けがをした馬を殺すシーンがありますよね。きっとそれと同じなんです。
そうはいっても、やっぱりくうっけりにはオモの安楽死なんてまだ考えられません。
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