数日前にやっと今年初の夏日を記録したフィンランドです。
この時期の自然の変化はとても大きく、緑があっという間に増えています。緑だけではなく、咲いている花の数も種類もどんどん数を増しています。
花壇の水仙も満開で、それらももちろんきれいなのですが、
Kuukkeli は野の花が好きです。
フィンランドでは母の日の花とされている Valkovuokko (ヤブイチゲ)。春の訪れが早い年だと、母の日には花の盛りが過ぎてしまうこともあるのですが、今年はちょうど母の日の頃、この花が咲き始めました。
たくさん咲いていると、中にはとても個性的な花があるんですよ。なんか変?と思ってよく見たら、花びらの数がほかのと違う… よく見かけるのは6枚花びらですが、こちらはちょっぴり豪華?!
ヤブイチゲと同じように白っぽい小さな花ですが、これはコミヤマカタバミ。フィンランド語で Ketunleipä (「狐のパン」の意)とか Käenkaali (「カッコウのキャベツ」の意)と呼ばれている植物です。こちらも今花盛り。
そして野生のスミレも一部咲き始めています。
目覚めているのは花だけでなく、先日は今年初めてキノコ狩りにも行ってきました。お目当てはこれ。
Korvasieni (「耳キノコ」の意。日本語では「シャグマアミガサタケ」)です。いつ見ても変なキノコです。そしてよく見ると、それぞれが個性的な形をしているんです。
毒キノコですので、良い子は食べてはいけません…というか、きちんと処理をしないとほんとに危ないらしいです。さらに処理も換気のいいところでしないと危ない…蒸気を吸ったりするとやっぱり危ないらしい… で、うちでは野外で処理しています。
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オモは相変わらず元気です。この時期はちょっとオモには暑すぎるようですが。
どんな姿になるのかちょっと心配なんですけどね。