そもそもの発端は、嵐の活動休止がNHKでトップニュースとして扱われていたのを知ったこと。びっくりしたんですよ、そういうのが公共放送のトップニュースになるということに。でも考えてみればそういうのってお国柄?そう思って、最初はNHKとYleの両方のトップニュースをチェック・比較してみることにしたのです。(関連:国営放送のトップニュース)
でもそのうち、NHKのニュースを聴くのはしんどくなってしまった。聴く手間もさることながら、内容の方もなんだか聴く気にならないものが多くて。(関連:公共放送のトップニュース ~2019年第24週(6月10日~16日)~)
NHKニュースのチェックはやめたものの、フィンランドの公共放送で報道されたニュースについては、その後も週に一回、このブログにあげていました。でも、8月末からはmemo@tapionokuniのサイトの方にメモ的に記録していくことに。
そんなこんなで、今年の9月以降は、ひと月に一回、このブログでニュースを振り返ることに。9月分は「2019年9月を振り返る」の中に書きました。でも長くなるので10月分からは別記事にすることにしました。
ということで、10月を振り返る…今回はニュース編です。
10月には、複数回に渡ってトップニュースになっていたトピックが3つ。それらをあげておきます。
なお、それぞれのリンク先は memo@tapionokuni のページ。見出しは内容に合うようにくうっけりが勝手につけています。拙くてごめんなさい。
国内ニュース
10月のはじめに世間を騒がせたのは、クオピオの専門学校で起きた襲撃事件。
日本のニュース番組だったら、容疑者のこととか被害者のこととか、当事者を知っている人たちをインタビューして報道しそうな気がするけれど、フィンランドのニュース番組ではそれがないのがありがたい。
ただ、今回の事件の容疑者の名前は公表されました。名前が公表されるって、フィンランドではめずらしいことです。
たびたび感じる日本との違いはもうひとつ。あくまでくうっけりの感覚なのですが…
このような事件が起きたとき、日本ではどちらかというと報道は個人に集中する気がするのですよ。容疑者はどういう生活をしていた人で…とか。でもフィンランドでは、少なくても公共メディアのニュースの場合、社会的な原因、あるいは今後の予防策の方に注目する。たとえば、メンタルヘルスケアサービスの供給は十分なのか、などという話になる。…個人的には、日本のニュースもそうであってほしいと思う。
国際ニュース
10月に一番多くトップニュースとして報道されていたのは、ブレグジット関係のニュース。英国は、10月31日にEUを脱退予定でしたからね。ブレグジット関係のニュースは、今後しばらくは小休止でしょう。少なくとも英国の国政選挙までは。
ブレグジット関係ニュースほどではないけれど、複数回トップニュースになっていたのが、トルコ軍のシリア侵入に関すること。
…このあとはトップニュースにはなっていないけれど、民間をとりまく情勢は相変わらずなんだろうなあ😢
おまけ 〜日本関連ニュース〜
10月の日本関連のトップニュースはありません。でも、テレビニュースで放映されたものは、ごくごく簡単に報道されたものも含めるといくつかあります。
こうしてみると、それなりに報道されているものですね。
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