フィンランドでの日常生活を綴っています。

火曜日, 10月 08, 2019

オモ(ボロニーズ犬♂13歳)は癌かもしれない

event_note10月 08, 2019 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum4 comments
昨日、オモを動物クリニックへ連れていきました。このところ、ゲホゲホと咳をすることが多かったから。

検診では…

触っての点検では異状なし。呼吸も正常。心拍も正常。体温も正常。…でも、レントゲン検査の結果が異常でした。胸のところのリンパ節が2〜3cmに肥大していたのです。獣医さんには「単なる炎症かもしれないけれどリンパ腫の可能性が高い」と言われました。

昨日は血液検査の可能性を全く考慮せずに、絶食させずにクリニックに行ってしまいました。だから今日、朝食抜きで血液検査のために出直し。

血液を採る前も採っているときもぶるぶる震えているオモでした。でも、クリニックの看護師たちはさすがプロ!! 無事に採血終了。


そして…

今日の午後、血液検査の結果について獣医さんから電話が。血液には炎症の様子はみられないということです。つまり、炎症ではなくてあれだけ大きくなっているのだから癌だろうと。もっと検査をしないと確実なことは言えないらしいけれど。

とはいうもののオモはもう13歳。これ以上の検査をせずにこのまま様子を見るのがいいのではないか、というのが獣医さんの意見。

とりあえずプレドニゾロンが処方されました。肥大しているリンパ節が気管をやや圧迫しているようなので、それを抑えるためとのこと。

もちろん、しっかりと検査して最善の治療をするという選択もあるでしょう。でも、オモの年齢を考えると思いとどまってしまう。昨日のレントゲン撮影ではおしっこをもらしてしまったし、今日の採血ではあんなに震えてた…検査自体もオモにはストレスなんですよね。それに、検査して積極的な治療を取り入れて余命がどれだけ延びるものなのか…。だからくうっけりにも、獣医さんの意見はごもっとだと思えます。

幸い今のところは、時折咳き込む以外、特に気になる症状はありません。食欲だってあるし、散歩でだって元気に歩くんですよ。

今は、とにかくできるだけ長く、今までと同じような毎日を送ってほしいと思う願うのみです。

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4 comments:

ちゅん子 さんのコメント...
こんにちは。
コメントさせていただくのは少しお久しぶりです。お元気ですか?

今回の記事、タイトルを読んだとき、本当に背筋がぞっとしました。
くうっけりさんの愛するオモが・・。癌かもしれないなんて。
本当につらいですよね。オモの年齢を思うと、ますます心配がつのります。
でも、あえて言わせていただくと、くうっけりさんが日ごろからオモを注意深く見ていらしたから
すぐに動物クリニックで検査してもらって
きっと早めに発見することができたのではないでしょうか。
今はオモは食欲もあるということですし、大丈夫ですよ。きっと、くうっけりさんのほうが食欲が落ちてしまっているのでは??

こんな時に、自分の話をさせていたいてすみませんが、私はマメルリハというインコを飼っています。
セキセイインコの親戚のような小鳥です。
今年の12月で10歳になります。マメルリハとしてはわりと高齢なほうだと思います。
少し前、ほう膿腫(ほうのうしゅ)というものが体にできてしまいました。
シロウトから見たら、おできのような感じで、ぷつっと皮膚にふくらみができた感じです。
定期的にかよっている小鳥の病院の先生からしたら、とってしまいたいようです。
でも、小鳥って、どんな手術でも全身麻酔なんです!
31gくらいの体重なので、それはしょうがないとは思うのですが、
なにしろ高齢な小鳥なので、全身麻酔が心配なんです。
私は手術はしたくないのですが、、悩むところです。
ちなみにルンルンという名前です。
ルンルンが元気で、できれば幸せでいてくれることが私の最大の悩みなんですけど・・
きっと、くうっけりさんも似たお気持ちだろうと思いまして。

すみません、こんな時に自分の話を長々としてしまいまして。
私も、オモが元気で幸せでいてくれることを心よりお祈りしております。
くうっけりさんも、本当におつらいことと思いますが、まだまだ楽しい日々を過ごしてください!!たーくさん!!
遠くから応援しております!!

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
ちゅん子さん、ご心配ありがとうございます。

以前目のことで安楽死の提案をされてからは特に、いつかはオモと別れる日が来るのが現実なんだということは心してきているつもりです。

検査をこれ以上させないという選択は、積極的な治療もしないということ。この先、容態が悪くなってオモが苦しむ状態になれば安楽死も考えたほうがいい、という話も獣医さんからされています。以前かかっていた獣医さんの目のことでの安楽死はいただけなかったけれど、今回のことについては私も獣医さんの言うとおりだと思っています。

とはいうものの、その時になっても私には、安楽死の決断ができそうにありません。だからオモには、その時が来たら苦しむことなく眠るようにぽっくり逝ってほしい。身勝手で変な話だけれど、それが今の一番の願いです。

でも、先のことを考えても仕方ない。今はとにかく、オモと一緒の生活を十分楽しむつもり。オモと生活できるいち日いち日が貴重ですもん。

ルンルンのこと、心配ですね。
手術をするかしないか…一つの命を預かっているのですから、悩んで当然です。
全身麻酔の心配も含めて、病院の先生とよく話し合って判断する形になるのでしょうか。
納得できなければ、別のところでセカンドオピニオンを聞いてみるという手もありますね。
いずれにしても、ちゅん子さんの納得する形でことが進むことを願っています。

ルンルンとの毎日、ちゅん子さんも存分に楽しんでくださいね^^
karamatsu さんのコメント...
うん、対処療法で今の暮らしを少しでも快適に、がベストチョイスと思います。

ヒト以外は病気への不安がほぼ無いように思います。

犬も猫も牛や馬と言った家畜も野生の動物たちも、体が辛い、苦しい、という実感があり、死ぬ日が近いかもしれないと感じても、それでも日々せいいっぱい生きてると思います。
だから、病院へ連れて行くこと自体が大きなストレスでしょうし、体をいじられること自体が恐怖だと思います。

安全安心だと思っている場所から遠ざけないように、弱って行くなら弱って行くなりに寄り添うのが、飼い主の唯一正しいスタンスじゃ無いでしょうか。
一緒に暮らしているものにとっては、まだしてやることがあるかもしれないといういたたまれなさを堪える苦しさはあっても、そのいたたまれなさに負けると、弱っている生き物により強い負担を強いることになると思います。

私は、もう動けなくなり尿の上で横たわっている飼い猫を、自分のいたたまれなさが主な理由で、安楽死させました。
後悔はしていませんが、いつまでも痛みとして気持ちに残っています。

少しでも長く快適に一緒に暮らしていけますように。

自分自身が納得できる状況であれば、安楽死も治療の選択肢の一つと思っています。

Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
落葉松さん、ありがとうございます。
少し気持ちが楽になりました。

そうですよね。この選択は間違ってない!
…そう信じて、オモに寄り添っていこうと思います。

幸い、今回診察をしてくださった獣医さんは通院も安楽死も強制しないスタンス。
何かあったらまず電話で…と言ってくれているので、よっぽどのことがない限りはもう、病院に行く必要はなさそうです。

ただ、よっぽどのことがあったら…そのときにはおそらく安楽死を勧められるだけだとは思う。だから、行くかどうかはオモの様子次第。あまりに苦しんでいるようだったら連れて行くかもしれないけれど…こればかりはそのときにならないとわかりません。

とにかく今は、オモの今の安定した状態ができるだけ長く続くことを願うのみです。
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