フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 1月 28, 2018

散歩中に目にしたシカ猟

event_note1月 28, 2018 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
日本は冷えているようですね。こちらくうっけり地方のこの2~3日は、日本の関東地方よりもおそらく気温が高かった…

雪もほとんど融けて、昨日もこんな風景を目にしながら、オモと散歩したのでした。


北欧の1月の風景ですよ、これ。写真の右下に申し訳なさそうに写っている雪が、かろうじて、今は冬だと主張しております。

さて、そんな昨日の散歩のときの話です。

オモとの散歩コースは、その日の飼い主やオモの気分、天気、散歩に使える時間の長さなどによっていろいろ。

昨日はオモの希望で、2㎞近く離れた鉄道沿いまで行ってきました。

鉄道沿いの小路で人に会うことなどめったにないのですが、この日は鉄道沿いの一か所に、数台の車と、オレンジ色の上着を来た人たちが何人も集まっていたのです。…ぎょっとしました。鉄道すぐわきですよ。何か事故でもあったんじゃないかと。

その後そこから何台かの車が順に走ってきました。くうっけりたちの近くに止まった車があったので、「何かあったんですか?」とおそるおそる聞いてみたところ…

「シカ猟だよ」


鉄道沿いに集まっていた人たちは、シカ猟の人たちだったんですね。そこに集まって、誰がどこに陣をはってシカを待つか、なんていう相談をしていたのでしょう。

そこは、畑が広がっている場所。ちょっと離れたところに森林があって、そこからシカが顔を出したらすぐに見つかる…そんなところです。

猟をしている人たちを観察しながら、オモと散歩を続けました。彼らは、森林から数十メートル離れた場所に、お互いほぼ一定の間隔で銃を持って立っていました。シカが森林から出てくるのを待っているようでした。

「ふ~ん、こうやって猟をするのねえ」なんて思いながら、邪魔にならないようにおとなしく散歩を続けていたくうっけりとオモなのですが…

ズキューン!

銃声が突然、すぐ近くから聞こえてきたのですよ。近くで聞くと、銃声ってすごく大きい!! 

びっくりして畑と森の境目に目をやると、いました、シカが。倒れていました。でもまだ動いていて、倒れていながらも森の方向へもどろうとしているのです。でもその後まもなくほとんど動かなくなり… その時点でくうっけりはオモと一緒にその場を去りました。そのあと少しして、再び一発の銃声。そして、それが何のための銃声だったのかは、くうっけりにも想像がついたのでした。😢

ど田舎の林道でも散歩していたならともかく、人家も比較的近い、舗装された公道を散歩していたのですよ。まさかそんなところで猟に遭遇するとは思いませんでした。😢😢😢


幸いなことに、オモは銃声が気にならなかったみたい。銃声を聞いても、吠えもしなければ、くうっけりとは違って動揺もしなかったようです。

そういえばオモは、昔から、大みそかから新年にかけて盛大に打ち上げられる花火の音なんかもぜんぜん平気な子なんですよ。銃声・爆音系はこわくないみたい。もしかして、警察犬の素質あり???😁

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