上の写真で白っぽく見えるのは、全部ナナカマドの花。あ、白い雲はもちろん除いてですけど。
白い塊を近くで見るとこんなです。
今は、満開をちょっとこしたところかな。日当たりのいいところでは、花の一部がもう茶色っぽく見えていますから。
このあたりでごくごく普通に見られるのは、セイヨウナナカマドという種類のもの。上の写真のナナカマドは、全部それです。
この花の数を見る限り、今年はナナカマドの実がいっぱい付きそう。フィンランドでは
Pihlaja ei kahta taakkaa kannaってよく言われます。ナナカマドの実が鈴なりの年には雪は少なく、ナナカマドの実がほとんど実らなかった年には雪が降る。そういうことを言っているらしい。だとすると、次の冬は雪が少ないはず。真相はいかに!?
(ナナカマドは2度の重荷を背負わない)
ところで、ナナカマドっていろいろ種類があるんですよね。
これは、フィンランド語名 makeapihlaja("甘いナナカマド")。
セイヨウナナカマドより、一足遅れて花が咲き始めました。今はまだ、蕾と花が混ざった状態。葉っぱに注目してみると、セイヨウナナカマドではないというのがよく分かります。
庭にはもう一種、別のナナカマドがあります。ほら、葉っぱの形がまた違う。
フィンランド語名 ruotsinpihlaja(スウェーデンのナナカマド)。何年か前に植えたものですが、今年も花が付きませんでした。😭
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