フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 11月 22, 2015

うっすらと雪景色

event_note11月 22, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forumNo comments
この週末は、雪で停電に見舞われた地域もあるようです。電車も一部で不通だというニュースも聞きました。

重い湿った雪が木々に積もって、木が電線の上に倒れたりするのが原因らしいです。


でも、フィンランドも広いですからね、地域差も大きい。

くうっけりが住んでいる地方でも夜のうちに雪が降ったようですが、量としてはこんなもんです。


畑がうっすらと白くなっている程度。


森林の中にはもうちょっと雪が残っていましたが、「積雪」と言えるほどの量ではありません。


それでも地面が少しでも白くなると、世の中が明るく見えるのはうれしいです。何しろこの時期は、日がどんどん短くなってきているうえに、どんよりとした天気の日が多いので。
でも今回の雪、すぐとけちゃうだろうなあ。

…この辺りの本格的な冬の訪れは、まだ先になりそうです。

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一か月弱前に作ったパンプキンのピクルス(関連記事:パンプキンピクルスを作ってみた)は、ちゃんとそれなりの味に仕上がりました。

どんな味かと問われれば…お酢の味?
フィンランドではパンプキンピクルスは出来合いのものも市販されているのですが、ほぼそれと同じように出来上がりました。甘いもの好きの夫は、「もうちょっと砂糖を入れたほうがよかったんじゃない?」なんて言ってましたけどね。

水曜日, 11月 04, 2015

パイクパーチと魚卵

event_note11月 04, 2015 editBy Kuukkeli (くうっけり) forum2 comments
夫が、パイクパーチを持ち帰ってきました。知り合いの漁師さんから、獲りたてのものを手に入れたのだそう。

袋に入った状態でうちにやってきたので、体が弓上になってしまっていますが、なかなか立派なパイクパーチです。重さ約3.5㎏。



このお魚の産卵の時期は6月ごろだそう。でもおなかの中には、すでに立派な卵巣がありました。



フィンランド人の夫は、この魚の卵には見向きもしません。というか、食用だと思ってないらしい。サーモン系の魚の卵は喜んで食べるんですけどね。

でも、くうっけりにはこれがおいしそうに見えました。そして、急に煮つけが食べたくなったのでした。

夫とくうっけりとでは、それだけ育ってきた食文化の違いが大きいってことですね。


ということで、あきれている夫を無視して、魚卵の煮付けを作ってみました。みりんもお酒もないので、砂糖と醤油だけで味をつけた素朴なものです。

で、それができたら、今度はなんだか日本酒で晩酌がしたくなりましてねえ…


でも、日本酒はないので、ウォッカでちびちびやりましたよ。

煮付けなんて食べたのは、すご~~~く久しぶりです。幸せ~!!!

夫はあきれてましたけどね。

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魚卵と言えば、今年はヨーロピアンパーチの魚卵も手に入れたのでした(関連記事:ヨーロピアンパーチ)。

その後、それを食べた時のことについては書いていなかったので、魚卵ついでにそっちのほうも書いておきます。


いくつかの方法で食べてみました。生でも食べてみたし、火を通して…たとえばスパゲティにまぶして食べる、なんてこともしてみました。

意外だったのは、生であろうが火を通した場合であろうが、魚卵のプチプチ感がなかったこと。もともとそんな魚卵なのか、処理法のせいなのか???


あれこれ作った中で一番気に入ったのは、魚卵入りのおにぎりです。

ごま油でぱらぱらになるまで炒めた魚卵をご飯に混ぜて、それでおにぎりをつくるというもの。魚卵の味が海苔の味にマッチしてなかなかおいしかったのですよ。で、この夏は、この魚卵おにぎりをたびたび作ってました。

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どの魚の卵が食用とされていて、どの魚の卵が食用とされていないか…そのへんのことはよくわかりませんが、日本人だったら食べちゃいそうなものも、フィンランドでは捨てられてしまうことが多い気がします。

そういえば、バルト海ニシンの魚卵も、たいがいは魚をさばいた時に出る廃棄物でしかなく、ミンクのえさかなんかになるらしい。ニシンの魚卵といえば数の子じゃないですか!! もったいない…