バードライフ・インターナショナル(←Wikipediaへ)のフィンランドのパートナー団体である、バードライフ・スオミのキャンペーンに乗っかったんです。
この週末の土日のどちらかの日に、一時間バードウォッチングをして、その時、目にした鳥の種類と数を、バードライフ・スオミに報告する、という内容。だれでも自由に参加できます。(詳しくはここ。フィンランド語ですが…)
別に、めずらしい鳥を見つけるとか、たくさん見なきゃいけないとかいう競争ではなくて、野鳥に親しんでもらおうというのが目的らしい。同時に、野鳥の生息状態についての資料集めにもなるということで、一石二鳥のキャンペーン。
庭を1時間も眺めていれば、日頃あまり目にしない野鳥も見れるかもしれないと、ちょっと楽しみにしていたのですが、目に入ったのは常連さんばかり。
Talitiainen (Parus major)――シジュウカラの近縁種とか
Viherpeippo(Carduelis chloris)――アオカワラヒワ。
これらの他には
- harakka(Pica pica)――カササギ
- närhi (Garrulus glandarius)――カケス
- mustarastas (Turdus merula)――クロウタドリ
- sinitiainen (Parus caeruleus)――アオガラ
- pikkuvarpunen (Passer montanus)――スズメ
- keltasirkku (Emberiza citrinella)――キアオジ
を見ることが出来ました。いずれも、このあたりでは、ごく普通に見られる鳥たちです。
1時間観察している中で目に留まったのが、オスのクロウタドリの行動。とある一羽のクロウタドリは、近くに同種の鳥がやってくるのをとにかく嫌い、近くに来たクロウタドリをとにかく追い払っていました。「ここは俺の縄張りだ!!」とばかりに。それでいて、異種の鳥は近くにいても平気らしい。
…たまにじっくり観察するのも、ちょっとした発見があって面白いものですな。