フィンランドでの日常生活を綴っています。

日曜日, 1月 25, 2015

庭に来ていた野鳥たち

庭に、どんな野鳥がやってくるか、この週末、一時間ほど観察してみました。


バードライフ・インターナショナル(←Wikipediaへ)のフィンランドのパートナー団体である、バードライフ・スオミのキャンペーンに乗っかったんです。

この週末の土日のどちらかの日に、一時間バードウォッチングをして、その時、目にした鳥の種類と数を、バードライフ・スオミに報告する、という内容。だれでも自由に参加できます。(詳しくはここ。フィンランド語ですが…)

別に、めずらしい鳥を見つけるとか、たくさん見なきゃいけないとかいう競争ではなくて、野鳥に親しんでもらおうというのが目的らしい。同時に、野鳥の生息状態についての資料集めにもなるということで、一石二鳥のキャンペーン。


庭を1時間も眺めていれば、日頃あまり目にしない野鳥も見れるかもしれないと、ちょっと楽しみにしていたのですが、目に入ったのは常連さんばかり。

Talitiainen (Parus major)――シジュウカラの近縁種とか


Viherpeippo(Carduelis chloris)――アオカワラヒワ。


これらの他には

  • harakka(Pica pica)――カササギ
  • närhi (Garrulus glandarius)――カケス
  • mustarastas (Turdus merula)――クロウタドリ
  • sinitiainen (Parus caeruleus)――アオガラ
  • pikkuvarpunen (Passer montanus)――スズメ
  • keltasirkku (Emberiza citrinella)――キアオジ

を見ることが出来ました。いずれも、このあたりでは、ごく普通に見られる鳥たちです。


1時間観察している中で目に留まったのが、オスのクロウタドリの行動。とある一羽のクロウタドリは、近くに同種の鳥がやってくるのをとにかく嫌い、近くに来たクロウタドリをとにかく追い払っていました。「ここは俺の縄張りだ!!」とばかりに。それでいて、異種の鳥は近くにいても平気らしい。

…たまにじっくり観察するのも、ちょっとした発見があって面白いものですな。

2 comments:

herb39michiko さんのコメント...
オモさんは鳥に対して威嚇したりしないですか?もう大人だからやらないかな、、、

スズメって日本で見る茶色の地味な色と同じですか? お庭に給餌台(?)とか置いてるの?
Kuukkeli (くうっけり) さんのコメント...
そもそもオモは、あんまり視覚がよくないみたいで、庭に何かがいても、気が付かないことも多いみたい。でも、気が付いたときには、威嚇することもあります。だから、給餌台は、オモからは見えないところにおいてます。

このあたりでは、日本の普通のスズメとはちょっと違う種類のスズメ(日本のよりちょっと大きいけど、色合いはもっと地味かも…)が多いはずなのだけれど、この日に庭に来たのは、日本のと同じスズメでした。
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