雪に覆われた冬景色がこのまま続くかと思いきや、再び気温はプラスに。最近は、雪ではなくて雨が降り、銀世界は、再び晩秋の典型的なくら~い景色に変わりはてました。
暗い季節の必需品、歩行者用の反射鏡です。
この時期、フィンランドでは、反射鏡/反射材を身に着けることを歩行者にも義務付けています。とはいっても、実際にそれを守っているのは、歩行者の約半分ということなんですが。
いろいろなタイプの反射鏡/反射材がある中で、上の写真にあるタイプのものはよく使われているものの一つでしょう。なにかのイベントで、無料配布されていたりもしますしね。
さて、このタイプの反射鏡の取り付け方です。
「反射鏡が膝のあたりにぶら下がるように、糸の端を上着の右ポケットの口付近に安全ピンで取りつける」 …その昔、フィンランド人の友人にそう教えられました。
「膝のあたり」というのは、反射鏡の位置が低いほうが車から見えやすいから。右側に取り付けるのは、歩行者の右側を車が走るから(フィンランドでは車は右側通行。ということは人は左側を歩くことになる)。ポケットの口の近くに取り付けるのは、反射鏡が必要ないときに安全ピンを外さなくともポケットにすぐしまえるように。
このタイプの反射鏡は手軽だし、この時期に使う全部の上着に最初からつけておけば忘れることもありません。そういうわけで、くうっけりが愛用しているのはこのタイプ。ただ、ちょっと困っていたのが、オモとの散歩のときです。
反射鏡をぶら下げている糸が結構長いので、オモとの散歩の時に糸とリードがからまるんですよ。それで、散歩のときだけは反射鏡を別な位置にぶら下げたりもしていたのです。
でもこの秋、いいものが手に入りました。オモの餌を買った時に、こんな景品をもらったのですよ。
反射材付きの帽子とベスト、そしてリード用の筒状の布です。なかなかのアイデア景品です。
こんなのを着るなんてちょっと恥ずかしいかな?とも思いましたけど、この時期、車から見えやすいというのは大事なこと。で、オモとの散歩のときにはこれらを使うことにしています。
反射材を身に着けているかいないかで、車からの見え方って全然違うんですよ。( 例えばどういう風に違うのかというのを、このページ → Liikenneturva | Heijastin で見ることができます。フィンランド語のページなのですが)
…ということで、夜道を歩くときには反射材を身につけましょう!! 日本の警視庁だってそういってますよ → 光が命を守る~暗くなったら必ず付けよう反射材~|警察庁
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ところで、この間のスーパームーン。昇ったばかりの月を見たかったのだけれど、雲に隠れていて見えませんでした。
このあたりは、一晩中雲が多かったようです。それでも時折、月が雲の間から顔を出してくれました。こんな写真も撮れましたよ。ラッキー!